おやぢの部屋2
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禁煙だともっといいのですが
 定期演奏会の時にお客さんに配るプログラムの校正が、終わりました。「校正」というか、「校閲」ですよね。私は、自分が書いたものでは必ずと言っていいほどタイプミスなどがあって、アップはしたものの次の日に見直してみたらそんなミスをこっそり直す、といったようなことを繰り返しているのですが、他の人が書いたものは間違いを見つけるのが得意なものですから。「自分に厳しく、他人に甘い」というやつです。逆か。
 ゲラはPDFで送られてくるので、まずはそれを紙に印刷します。もちろん、PCや、場合によってはiPhoneででも確認はできるのですが、私の場合はいったん紙にしてみないとよく分からないんですよね。ですから、自分で何か原稿を書く時でも、最終的にはプリントアウトしたものを見て、鉛筆でチェックを入れるようにしています。ブログなどでいまだに間違いが絶えないのは、そういうものの場合はそこまでのチェックはしていないためなんですね。
 でも、そういうやり方は、もはや印刷の現場では使われてはいないだろうと。ずっと思っていました。これだけ、文章を書くツールが電子化されて、おそらく執筆を生業としている人の大半はもはや手書きで原稿を書いたりはしていないようになっている時代ですから、それを校閲する時にも当然電子的な作業が行われているのでは、と思っていたんですよね。
 ところが、あのドラマで「校閲」の今の現場を見た時には、ちょっとしたショックを受けてしまいました。そこでは、いまだに紙の上で印刷の間違いを訂正する作業が粛々と行われていたのですからね。そうですよね。いくら電子書籍が出回っているとはいえ、最終的に読者が目にするのは圧倒的に紙に印刷されたもののはずです。ですから、それをモニターするんだったら、やはり紙の上しかないということになりますよね。
 つまり、私が全くに自己流でやっていた校正の作業は、まさに「王道」のやり方だったのですね。やはり、自分の感覚は間違っていなかったことを、あのドラマは教えてくれました。
 ですから、ニューフィルのプログラムでも、校正のためにはまず印刷する必要があるので、自宅でデータを受け取っても、作業は職場に行ってプリンターで印刷物を作ってからのことになります。それを前にして紙面に目を走らせていると、私はいつの間にか河野悦子になり切っているのです。
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 そんな感じでチェックして行って、校正刷りが出来てくると、確かに指摘したところは直っているのですが、今度は前には気が付かなかったところが気になったりします。もうこうなると重箱の隅をはじくりだすような作業ですね。それは、前回のプログラムにも載っていた定例の案内文なのですが、その時も見ていて何も気にならなかったものが、なんか直したくなってくるんですよ。何事も、「完成」するまでには手間と時間がかかるものなのですね。
 そんな感じで、本番へ向けての作業が着々と進んでいます。来週にはもうチケット代も集金されるような連絡も入っていますから、そういう「準備」も必要ですね。私の場合も、まずはネット経由でチケットをお願いされている人のための置きチケットの用意もしなければいけません。今度は忘れずに受付に置いておかないと。これは、すでにFacebook経由でイベントとしてお知らせしてありますから、まだお申し込みをしていない方は、ぜひお早めに。
 そして、ハタと思い出したのが、本番での写真撮影のことでした。これも、来週中にはきちんと担当を決めてお願いしておく必要がありますからね。おそらく、どのステージでも降り番のメンバーがいるようなので、その人に私のカメラを預けて撮っていただきましょう。コンチェルトでは、たぶん自前のカメラで撮れそうな人もいるはずですから、大丈夫です。
 掲示板を見てみたら、打ち上げの時間と会場も決まったようですね。前回と同じお店のようですが、その前は立食だったのにその時は席が決まっていましたね。また立食になっていたらいいなあ。
by jurassic_oyaji | 2017-10-04 21:55 | Comments(0)