おやぢの部屋2
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キャッチコピーがなかなか
 このところ、必要があってザルツブルク音楽祭の昔の演目を調べています。これが、そこの公式サイトに行くと簡単に分かってしまうんですね。例えば「1985年の演奏曲目」が知りたいのなら、「アーカイヴ」というページに行って、そこにずらりと並んでいる年号のアイコンをクリックするだけで、その年に行われたオペラ、オーケストラのコンサート、さらには演劇まですべて分かってしまうんですよ。知ってました?ここは「音楽祭」って言ってますけど、演劇も上演されるんですよ。オペラの場合は、出演していた歌手の名前まで全部書いてありますからね。プログラムまでダウンロード出来てしまいますよ。大体、オペラハウスのサイトだと、こういうアーカイヴが充実しているようですね。METなどにはこれでだいぶお世話になったことがあります。
 でも、オーケストラではそのような記録をアップしているところはあまり見当たりません。ちょこっと外国のオーケストラのサイトを覗いてみても、これからのコンサートの案内は熱心なのに、過去のものを丁寧に扱っているところはあんまりなかったような気がします。もちろん、日本のオーケストラでも、本格的なアーカイヴを備えているところはほとんどありません。
 そんな中で、某NHK交響楽団では、しっかりした記録がアップされていたので、さすが、と思いました。ただ、それはただ単に膨大な記録をPDFにしてまとめたものにリンクしているだけで、ザルツブルクのようにワンクリックでその年のものが見れるという親切なものでは全然ありません。なにしろ、そのPDFときたら、何年か分が一つのファイルになっているのですが、それは本当にただの「リスト」にすぎないのですからね。一つの演奏会のコマがずいぶん多いと思ったら、それは演奏曲目1曲で一つの行を使っていたりします。確かに、これは「記録」としては完璧なものなのでしょうが、外部の人に対して適切な情報を分かりやすく伝えようという意思が全く感じられません。それにしても、ここには地方公演からオペラの伴奏まで、すべてのこれまでの演奏記録が入っていますから、まあすごいと言えばすごいのですが。
 我が、仙台ニューフィルの場合は、その点ではなかなか親切なのではないか、と、ひそかに自負しています。とりあえず、創設してからのすべての演奏会については、きちんとデータが揃っていますからね。そして、サイトが本格的に運用された1998年以降の演奏会では、その時の写真なども掲載するようになっています。
 ただ、20年もそんなことをやっていると、なかなか面倒くさくなってきます。最初のうちはきちんとページを作っていたのですが、その内容は実際は「かいほうげん」の中身と一緒なのですから、できれば手間を省きたいということで、このところは「かいほうげん」の演奏会の部分のページだけをPDFにして、そこに演奏会一覧のページからリンクするようにしています。たった今も、去年の末に行った角田市での「第9」の演奏会の模様をそのような形でアップしたところです。つまり、そうなると「かいほうげん」が発行されないとサイトの方も作れないので、少しタイムラグが出てきてしまうということになるのですが、まあ、その辺は大目に見てくださいね。
 そんなことをやっているうちに、4月の定期演奏会のチラシの原案がもう出来上がってくる時期になってしまいました。今回も素晴らしいチラシに仕上がっていますから、期待してください。ただ、いつもだとテキストの間違いとか、ちょっとしたレイアウトの手直しだけですぐ印刷に回せるのですが、今回はちょっとしたことで色んな意見が出てきて、それをなかなか一本化できない、というちょっと珍しい事態が起こってしまい、その判断を指揮者の末廣さんに仰ごうということになってしまったので、その返事が来るまでちょっと作業が中断しています。別にそこまでこだわることもないような気がするのですが、納得のいくものを作りたいという関係者の熱意のあらわれだと思って、待っていてくださいね。デザイン自体はこんな感じですけどね(わかんねー!)。
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by jurassic_oyaji | 2018-01-17 22:10 | 禁断 | Comments(0)