おやぢの部屋2
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The Cruel War
 夕べのクロアチア戦、私は当然NHKのハイビジョンで見てました。地上波の民放でも放送していたようですが、私はあの中継のアナウンサーの絶叫がとことん苦手、というか、憎しみすらも抱きたくなるような不快な物だと常々思っていますから、少しでもおとなしい(もちろん、本質は変わりませんが)公共放送を選びました。しかし、あのクロアチアのユニフォーム、「お茶の井ヶ田」のパッケージに似てません? といわれて頷ける人は殆どいないでしょうが、あそこのあまり高くないお茶の袋とそっくりのデザインなのですね。お茶の袋がたくさん走り回っているという、何だか「アリス」みたいなシュールな光景を、私のような「サッカー音痴」はとことん楽しむ事になるのです。
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 そんな「サッカー音痴」というか、ほとんど「スポーツ音痴」の山下達郎が毎週やっているFMの番組は欠かさず聞いているのですが、ここ2週間はこのところのイベントに合わせて、サッカーとかスポーツに関連した曲を流すという特集を組んでいました。もちろん、この番組は全て達郎の趣味で作られている物なのですから、スポーツに関心のない彼が進んでそんな企画を立てるはずはありません。放送局の上層部が、局全体でこの国民的行事を盛り上げるために、各番組の担当者に「ご無体な(達郎)」制作方針を強要したという事なのです。そこで、達郎が作った番組のプランが、サッカーに限らずスポーツに関係のある曲で構成するという物でした。先週は洋楽編、これは、普段かからないようなラテン系の曲がたくさんかかっていましたね。そして、今週(つまりきのう)は邦楽編というわけです。
 いつも、リアルタイムでは聴けませんから、職場のMDでの留守録を月曜に仕事をしながら聴くというのが、毎週の恒例行事、今日も早速プレイバックを聴き始めました。そこで最初に流れたのが、灰田勝彦の「野球小僧」ですから、いきなりのフェイントです。まさか、こんな曲で始めるとは。達郎は、「スポーツネタ」というノルマを逆手にとって、何だか面白い番組を作ったな、という感触がここでまずありました。そのあとバスケット、テニスと続いて、最後の曲が「相撲」という事になりました。確かに相撲も立派なスポーツです。「相撲といえば、この曲しかありません」と言った時、私には予感がありました。「なぎらけんいち(健壱)の」で、その予感は的中、あの名曲「悲惨な戦い」をフルバージョン、カットなしでかけてくれたのです。この曲をきちんと聴いたなんて、それこそ何十年ぶり、しかも、デジタルリミックスで「いい音」になっていますから、昔、それこそアナログのシングル盤で聴いたのよりもっと生々しい音でしたから、鳥肌が立つほどのものがありましたよ。
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 しかし、日本全国がワールドカップで異常なほどの盛り上がり、それを更に盛り上げようというラジオ局の思惑を見事に逆手にとって、こんな、かつては「放送禁止」だった、それこそ力が抜けてしまうような曲を放送してくれた達郎の見事な手腕には、感服です。そういえば、「シビレ節」のオリジナルバージョン、そして、あの「金太の大冒険」を初めて聴いたのも、この番組ででしたっけ。
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by jurassic_oyaji | 2006-06-19 21:09 | 禁断 | Comments(0)