おやぢの部屋2
jurassic.exblog.jp
ブログトップ
TRICK
c0039487_14402588.gif
 「トリック 劇場版2」を見てきました。実は、このところ映画館に行くたびにこのポスターが目に付いていたのですが、なんか私としては触手が動かないものがあったので、当初は全く見るつもりはありませんでした。つまり、このタイトルを見て、てっきり例えば「リング」のようなホラーだと思ってしまったのです。それが完全な誤解であることが、公開に合わせてテレビで放送された「劇場版1」を見ることによって明らかになりました。それは「ホラー」のかけらもない、非常に良くできたお笑いだったのですから。
 「1」を見ておいたおかげで、ストーリーにはすんなり入っていけましたし、脚本のクセもよく分かって、余裕を持って楽しむことが出来ました。とことん脱力感を誘う、エンタテインメントです。仲間由紀恵のキャラは「のだめ」でしょうか。
 もう一つ、楽しめたのは、私にとって最近のベストの作品だった「スウィングガールズ」と「いま、会いにゆきます」に出ていた平岡祐太と、「ALWAYS三丁目の夕日」に出ていた堀北真希が出演していたことです。2人ともまじめな役からお笑いまできちんと演じることの出来るなかなかの才能の持ち主、平岡くんなどは、「いま~」に出てきた時には、前作とのあまりのキャラの違いに、一瞬別の人かと思ってしまいましたからね。もちろん、堀北さんも、「六さん」との落差に、びっくりしてしまいましたし。そもそも阿部寛にしてからが、この前見た「バルト」でのくそ真面目な役どころとは全くの別人、それを言ったら、仲間由紀恵は、なんせ「大河ドラマ」ですからね。
 生瀬勝久の部下ということで、一緒に温泉に入っていた人が、どこかで見た覚えがあるのですが、とうとう最後まで分かりませんでした。それが、今になってなんだったのかが分かりました。「朝ドラ」で宮崎あおいのお姉さんと結婚してすぐ分かれた、あの変態だったのですね。
 もう一つ、とても気に入った出演「車」が、トヨタの「パブリカ」です。車名がそもそも「パブリック・カー」から来ているとおり、「大衆のための車」というコンセプトで1960年代に開発された700ccのコンパクトカーです。後にモデルチェンジを繰り返して、排気量も大きくなっていくのですが、これは初代のモデルのよう、フェンダーミラーがガムテープで押さえられていたりと、細部まで凝った車です。こんな、今では名前すら残っていない車が実際に人を乗せて走っているというだけで、感激ものでした。
 エンドロールで流れた主題歌も、なかなか興味をそそられるものでした。タイトルは「ラッキー・マリア」、「Joelle」という人が歌っていますが、これはマスカーニの「カヴァレリア・ルスティカーナ」の間奏曲そのものです。クラシックではすでに「アヴェ・マリア」として、ボーカル曲としても有名になっているもの、ちょっと前の「ジュピター」の二番煎じでしょうか。
 一つ突っ込みを入れさせてもらいたいのが、片平なぎさの教団の人々の超能力に対するテンションです。大きな岩が移動するのを目の当たりにして信じ切ってしまった人たちはともかくとして、あの「詰め襟」の老人たちの「信仰心」というのは、一体どういうものなのでしょうか。あれだけしっかりマジックのネタ仕込みをやらされておきながら、「超能力者」として彼女を崇めている心情が、私には理解できません。
[PR]
by jurassic_oyaji | 2006-07-09 21:28 | 禁断 | Comments(0)