おやぢの部屋2
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Blue Rondo a la Turk
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 「ブラスト」、行ってきました。正確には、「ブラスト2なんたらミックス」というもの、今までは金管しか入っていなかったものが、今回は木管も入っているのだとか。去年、その本家「ブラスト」が来たときには、発売日に買いに行ってもすでに売り切れていたという苦い経験がありましたから、今年こそはと朝一で買いに行ったものです。しかし、何だかいつまでも売れ残っている感じ、今日も当日券が売られているみたいですし、もはや「ブラスト」熱は冷めたのでしょうか。あるいは「2」だから敬遠されたとか。
 しかし、前もってビデオで見ていたので、ある程度の予想はしてはいたのですが、その「ショー」としての完成度は驚くべきものがありました。なにしろ、開演前の陰アナからしてひねりがきいています。「携帯電話を使用中のお客さんを見つけたら、毛むくじゃらのお兄さんが連れ出しますのでご了承下さい」とかね。実は、これはショーの中身の伏線にもなっていたのですから、念が入ってます。それと、休憩時間と終演後にロビーでなにやらパフォーマンスがあるような事を言っていましたが、それも、「体力に自身のない方は、近づかないで下さい」などと、すごく気になる言い方をするじゃないですか。これでは、ぜひとも休憩時間には真っ先にロビーに出たくなってしまいますよ。
 その「ショー」ですが、普段ミュージカルなどを見慣れていても「凄い」と思わざるを得ないようなものでしたよ。あちらは歌って踊れればいいのですが(それでも十分大変です)、ここでは楽器を演奏しなければいけないのですからね。「春の祭典」をブラスの編曲で演奏する事がどれほど大変な事を知っている私は、その上に一人一人のミュージシャンが完璧なダンスを披露しているのを見て、思わず脱帽するのでした(この曲の頭のリリコーンは、ちょっとお粗末でしたが)。
 私の楽器、フルートも大活躍でしたね。オープニングの次にいきなりフルートアンサンブルで、小気味よい変拍子の曲を演奏したときには、聴き慣れた金管の響きとはちょっと違和感があった気がしたのですが、おそらくここあたりが「2」としての新機軸だったのでしょう。リーダー格の黒人プレーヤーは、ちょっと雑ですが(無理はありませんが)確かなテクニックで、その後にたびたび出てくるしっとりとした場面でも聴かせてくれていました。しかもこの方、フルートでの出番がないときには、チューバも吹いていたのですから驚きです。
 休憩時間には、パフォーマンスが行われるコーナーの前は、すぐ人でいっぱいになってしまいました。係員が必死で「床に座って下さい」とかがなり立てています。しばらくして出てきたのは金管五重奏+ドラムスという編成、MCとして、楽器は吹かないけれど、バトントワリングで思い切り目立っていた日本人のメンバーも参加しています。そこで、間近に楽器を見ると、やはりピンマイクとトランスミッターがくっついています。床の上のマイクでこれだけ拾えるはずはないと思っていましたが、これなら納得です。ただ、フルートは、楽器には何も付けていないように見えました。これは、一番最後、メンバーが全員観客席を通り抜けていくときにたまたま彼がすぐそばを通ったので、首の横にマイクがあるのが分かりました。これでは、遠くからでは見えません。
 そのエンディングは、トロンボーンがソロで気持ちよさそうに吹いていると、客席で携帯の着信音がする、というネタでした。あれだけ「電源を切れ」とやかましく言ってたのは、これだったのですね。本物の携帯が鳴ってしまったのでは、しゃれになりません。
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by jurassic_oyaji | 2006-09-28 22:48 | 禁断 | Comments(0)