おやぢの部屋2
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Die Zauberflöte
 「のだめ」の2回目。前回は「第0回」やら、本編も延長版やらで何かとおまけモードでしたが、今回からは普通の進行です。でも、最近は「1クール」というのが段々少なくなってきているようで、確か昔は13回ぐらいはあったはずですが、「のだめ」は11回しかありませんね。この進み具合だと、やはり予想通りSオケの演奏会まででしょうか。ひとつ気になるのは、「月刊クラシックライフ」の担当者は出てきているのですが、「佐久間学」氏は今のところなんの音沙汰もないことです。この人にぜひ登場してもらいたいと願うのは、単なる私の都合なのですがね(これが分かる人は、あまりいないはず)。
 というわけで、今回は峰くんにハイライトがあたりましたね。先週ののだめとの連弾の時もそうでしたが、マンガのセリフの中にある音楽的な状況を、実際に「音」できちんと表現しているのは、ちょっとすごいことですね。峰くんの場合、試験で「春」を弾いたときも、最初はいかにも「デタラメで好き勝手」という弾き方が見事に聞こえてきましたよ。単に1拍目を大げさに弾いたり、ポルタメントを入れたりしているだけなのですが、それが見事に「ダサく」聞こえるという、「ツボ」を心得た弾き方(弾かせ方)ですね。実際には誰が弾いているのかは分かりませんが、ほんとに上手な人は「こう弾けばヘタに聞こえるはず」というあたりをきちんと踏まえているのでしょう。
 それは、確かにクラシックの専門家がチェックに入っているというのが良く分かるところです。決して大げさに「誰でも分かる」ようにやっていないところが、憎いところです。
 テーマ曲以外にも、中で使われる音楽全てが「クラシック」というのも、すごいことですね。ただ、「アメリカンパトロール」はクラシックと言っていいものなのか。この曲、前回も千秋の超手際よい料理のシーンで使われていましたから、担当者のお気に入りなのかも知れませんが、私としては「吹奏楽」はあまりクラシックに入れて欲しくないという気持ちがありますから。というより、これはそれこそ「吹奏楽」のスコアを持っていたという原作の正当性を無理にでっち上げようとしている魂胆・・・いえいえ、そんなことはないと思いたいものです。「美しく青きドナウ」の吹奏楽版が聞こえてこない限り、それは考えすぎというものでしょう。
 ただ、この曲を演奏している人、あるいは使った音源のクレジットが全くないということは、やはりこれらは「のだめオーケストラ」が演奏したこのドラマのためのテイクということなのでしょうか。それにしては、パパゲーノのアリアはちょっと日本人離れした発声と発音のバリトンでしたね。おまけにキーボード・グロッケンシュピールが使われていましたし。もし、これがオリジナル音源だったのなら、このドラマの音楽担当のテンションはとてつもなく高いということになりますね。それは、もうじきリリースされるサントラ盤で確認できることでしょう。もっとも、「ドン・ジョヴァンニ」あたりだと、日本人もありか、みたいな声でしたが。
 「フィガロ」の序曲も出てきましたから、モーツァルトの「3大オペラ」の勢揃い、それと「アメリカンパトロール」を同居させているというのも、スタッフの別のテンションです。
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by jurassic_oyaji | 2006-10-23 22:41 | 禁断 | Comments(2)
Commented by ヨーコ at 2006-10-23 23:15 x
こんばんは。TBありがとうございます。おやじの部屋2さんのエントリー、面白すぎます・・・。私はほとんど意味もわかってないのですが、面白いということだけは伝わってきました! また見させていただきます。
Commented by jurassic_oyaji at 2006-10-23 23:41
ヨーコさん、TBとコメントありがとうございました。
ドラマは原作を忠実になぞっているようなので、音楽面にだけ注目して毎回見て(聴いて)ます。
これからも楽しみですね。