おやぢの部屋2
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Sicilienne
 2回目の時の心配はなんのその、しっかり「佐久間学」さんの登場です。でも、生佐久間は及川光博?ちょっと私の中のイメージとはギャップがありますね。あくまで、繊細でナイーブなキャラであって欲しかったのですが、どうなることやら。なぜ私がこの役にこだわるかというのは、サイト版の「おやぢ」を見て頂ければ分かることなのですが、一応「2」からは「ペンネーム」を「佐久間學(がく)」としているのですよ。これを始めた頃はまだ原作もそれほどブレイクしてはいなかったので、誰も分からないだろうと思っていたのですが、こんな派手な人が登場では、一気にこちらもブレイク?
 さて、今回の「のだめ」、いきなりフォーレの「ペレアスとメリザンド」ですか。いくら専門でも、これを吹いているのが誰かなどということを詮索したりはしません。とりあえずモントリオール響のティモシー・ハンチンスということにしておきましょう(本当だったりして)。その他に、久しぶりに「新曲」のオンパレード、中でも理事長とミルヒとの再会のシーンでの「タンホイザー」は感動的でしたね。あれで、秋吉久美子のセリフが竹中直人ぐらいドラマティックだったら完璧でしたのに。ほんと、この人は昔から芝居はヘタ、「のだめ」の文脈の中に溶け込んでいない違和感が残ります。
 といっても、その「のだめ」本人の芝居こそが、初回からずっと気になっていたものなのですが。つまり、上野樹里は「演じ」過ぎているのですよ。のだめ本人の魅力はその全く飾らないキャラ、それを出そうとするあまり、それを「演技」で表現しようとしている「苦労」のあとが、ありありと見えてしまって、どうしても馴染めないのですけど。すみません。
 それは、第0回(つまりメーキング)を見たときに感じてしまったことです。そこで見られる「素」の彼女が、えらく賢そうに見えてしまったのですよ。「スイング・ガールズ」で見せてくれた素朴なイメージが、その時には全く見えてきませんでした。どうやら、この違和感は最終回まで続いてしまうのでしょうね。
 千秋の玉木宏は、それに比べると格段のリアリティがあります。最初のうちはただのイケメンだと思っていたのですが、次第に見せるようになってくる三枚目(死語!)的な表情が、それこそ原作を超えた魅力を放っていることにすぐ気付くことになりました。実写版「ちびまるこちゃん」での「若いときのヒロシ」役にも笑えましたが、ああいう、巧まざるおかしさが、好きです。そして、それは原作の千秋にはない魅力です。
 指揮やピアノの「振り」も、ドラマ的にはなんの不安もありません。今回のラフマニノフだって、たまに出てくるスタンド・インではないカットが、見事に(あくまでドラマ的に、ですが)決まっていたじゃありませんか。おまけに、彼はなんとドイツ語まで喋っていましたね。それもあの金髪の「秘書」よりは、ずっとそれっぽいドイツ語でしたからね。そのドイツ語の字幕が、劇場映画用の手書き風フォントだったのも、スタッフのこだわりなのでしょうか。
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by jurassic_oyaji | 2006-11-13 23:03 | 禁断 | Comments(0)