おやぢの部屋2
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L'isle joyeuse
 最近の「のだめ」の騒がれようは、もう私などの予想をはるかに超えるものになっています。確かに、ドラマが決まった時点で、ある程度のブレイクは考えていましたが、まさか、これほどのものになろうとは。朝日新聞にも特集が載っていましたが、プロのオーケストラの人が真面目に「ドラマでやった曲を演奏するときには、チケットの売れ方が違う」などと言っているのですから、すごいものです。この間那須に合宿に行ったときも、大田原市のホールで練習したときにロビーで見た東京都交響楽団のチラシには「のだめカンタービレで演奏しているオーケストラ」と、しっかり書いてありましたしね。ドラマのタイトルがロゴをそのまま使うのではなく、普通のフォントになっていて、その上で濁音のてんてんに八分音符のフォントを使っているあたりが、何ともせこい印象を与えられるものでした。
 もちろん、今全国のCDショップのクラシック売り場のもっとも目立つところに並んでいるのは、このドラマのサントラが入っているアルバムですからね。久々のヒット商品に、わきかえる業界、これでクラシックファンが「育って」くれればめでたいことなのでしょうが。しかし、間違いなく「今年の音楽界を振り返って」などというところでは、「のだめ」関係が確実にノミネートされることでしょう。
 その「のだめ」も今回を含めてあと3回しか残っていないのですね。ストーリーはもちろん最初から分かっているのですから、ほぼその通りに進んでいるドラマではそれほどの驚きはありません。多少のシチュエーションの入れ替えはあるようですが、基本的なプロットに変わりはないはずですから。
 ですから、もっぱら注目してきたのはバックに使われる音楽だったわけですが、最初の頃のようなサプライズは、もう期待は出来ないのでしょうか。バッハの「トッカータとフーガ」をああいうところで使うなんて、当たり前すぎてなんのインパクトもありませんでしたね。「鼻から牛乳」ですもんね。「木星」だって、別なアプローチであれだけ有名になってしまっては、今さら、という感じもします(「ジュピター」、ですよね)。ひょっとしたら、今回は「別のところで有名になった曲」特集だったのでしょうか。
 もっとも、今回はコンクールへ向けての練習がストーリーの中心なのですから、当然その曲をBGMとしてではなく、それこそ「のだめLIVE」に収録されている音源を鳴らしまくることになるわけです。それにしても、ショパンのエチュードはともかく、ドビュッシーの「喜びの島」がドラマの「主人公」として流れるなんて、それ自体は確かにサプライズではありました。上野樹里も、腕をクロスさせるところなど、きちんとやっていましたね。ところで、コンクール本番でのエチュードの演奏を「いいかげん」と言いきれるだけの、ハリセンほどの耳を、果たしてドラマを見ている人は持っているのでしょうか。
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by jurassic_oyaji | 2006-12-11 23:58 | 禁断 | Comments(1)
Commented by まこっち at 2006-12-17 00:30 x
こんにちわ。のだめのマラドーナコンクール本選の撮影に潜入してきました。TBさせて頂きました。来週月曜の放送が楽しみです。