おやぢの部屋2
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Castle Ruin Concert
 おとといの東京練習の日は、今回世界初演する合唱組曲を作曲された森ミドリさんの誕生日と偶然重なっていました。その事を知っていた指揮者は、そのお祝いへ向けての仕込みに入ります。森さんが会場へやってくるのは最後の時間帯なので、その前に段取りをみんなと念入りに打ち合わせました。その日はピアノでコンサートに参加される小原孝さんとも初めての合わせですので、小原さんとも打ち合わせです。
 ピアニストを交えての練習が始まると、何というのでしょう、一本緊張の糸が張りつめるようになった感じがあたりに漂います。いつもながらの独特のグルーヴを持った小原さんのピアノに乗せられて、合唱が今まで出したことのないようなまとまりを持ち始めているのが、歌っていても分かるようになるのです。別に、今までやってきて出来なかったところが完璧にクリアできたというわけではないのですが、明らかにワンランク上の仕上がりになっていました。1曲歌い終わったら、指揮者が「こんな体験ができるなんて、今まで練習をやってきて本当に良かった」としんみりと口にした言葉が今でも耳に残っています。そう、こんな、その時でないと味わえないような何とも言えないものを体験したいために、私たちは音楽をやっているのでしょうね。それを一度知ってしまうと、もはやそこからは抜け出せないカラダになってしまうというわけです。
 しばらくして森さんが客席に入ってきたので、さっそくサプライズ・パーティーが始まります。指揮者がテンポの設定など、客席に向かって「これでいいですか?」みたいなことを言っていたのですが、その内に「ちょっとステージまで来て下さい」と、森さんのことを呼び寄せます。ステージに上がった瞬間、小原さんがピアノを弾き始めて、全員で「Happy Birthday」の、まさに「大合唱」となりました。なんせ本職ですから、見事にハモっていましたよ。あいにくピアノの陰に隠れて森さんのリアクションはよく見えなかったのですが、きっとびっくりしたか、ある程度予想はされていてびっくりする振りをなさっていたことでしょう。これが何回目のお誕生日なのかは私の口からは言えませんが、プレゼントは「赤い」マフラーでした。
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 この日、東京でのコンサートの次の週に津和野で行われるコンサートのポスターがみんなに公開されました。それをデジカメで撮っていたら、マネージメントのチーフが「データ送ってあげますよ」と言って、送ってくれたのがこれです。
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 その日の帰りの話の続きです。実は私の妹もこのコンサートに参加することになって、今回も一緒に東京へ行っていました。帰りも青砥から一緒に京成線に乗ってきて、上野で分かれました。私は東京で買い物をしたかったもので。そして、あの騒ぎとなるわけですが、その時妹から電話が入って、「新幹線が止まっているので、今東京にいるけど、どうしよう」というのです。そこで、ホテルの手配などもあるのでこちらから電話をしたら、一向につながりません。仕方がないので、無駄でしょうがその辺を歩き回って探してみようと思いました。最初にいた中央改札にはいないようなので(そんなことは分かりませんが)、南改札へも行ってみました。ものすごい人混みですから、もちろん見つかるわけがありません。と、後から「お兄ちゃん」と呼びかける声がするではありませんか。そこに、妹が立っていたのですよ。ちょっとすごいと思いません。こんな事ってあるんですね。携帯は電池切れだったんですって。
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by jurassic_oyaji | 2007-02-06 23:09 | 禁断 | Comments(0)