おやぢの部屋2
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Tsuwano Iroha
 「コール青葉」は、メンバーとその周辺の人を含めると200人以上になる大組織です。その人たちの交流の場として、最近掲示板が設置されました。もちろん、そんな大規模なことをやるのは私ではありません。私のように出来合いの掲示板をそのまま使う、などということもなく、最初からプログラムを組んで作り上げたのは、東京でのメンバー。プロのウェブマスターです。設置されるやいなや、沢山のメンバーから投稿が始まって、大いににぎわいを見せるようになりました。その投稿の中で目立つのが、コンサートで歌う曲に関しての蘊蓄です。なにしろ、みんな学生時代には熱い語らいを日々行ってきた人ばかりですから、弁が立つことにかけては他の人に負けていない、という論客揃い、そこで、それぞれの曲に関してのマニアックなデータが、山のように書き込まれることになりました。
 そんなコアな話にはとても付いていけない、と思いつつふと思ったのは、今回の「組曲津和野」に関しての私の思い入れ、作詞の安野光雅さんのことはもう30年以上も「追っかけ」てきたものですから、そのあたりの体験には、他の人より年季が入っているはずです。というより、そもそも「絵本」などに関心を持つような人はそうそういないはずですから、このジャンルでは「負けない」自信があります。そこで、「安野さんのことなら任せなさい」みたいなことを書き込む私でした。
 実は、具体的に書くことなどはなにも決めていなかったのですが、とりあえず手元にあった2001年発行の安野さんの作品のアンソロジーを眺めていたら、その表紙に「TSUWANOの星座」というのがありました。
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 分かりますか?左端、鉄砲を持った男の子は「T」、その隣のおじいさんは「S」、全部合わせると「TSUWANO」となる星座なのです。2001年といえばこの年に津和野にオープンした安野光雅美術館、そう、来月私たちがおじゃまするところにちなんで発行されたものです。この表紙は、実は美術館オープン案内のポスターの原画なのです。
 これを見て、私には「これだ!」ひらめくものがありました。「津和野組曲」の中に「つわのいろは」という曲があります。これは、そのタイトルの通り「命短し/老化は早し/花のさかりは/20まで」といった具合に、「いろは」48文字を全てのフレーズの頭に盛り込んだという手の込んだ作品です。その中の、「れんげの畑/空にはひばり/つらい子守の/合歓の歌」という部分に「つ」を重ねてなぜかローマ字で「TSUWANO」という歌詞が出てくるのが気になっていたのですよ。ですからこれは、その星座の絵に引っかけて、安野さん(もしかしたら作曲家の森ミドリさん)が仕掛けたちょっとした悪戯だったのですね。
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 この曲には、もう一つ「仕掛け」が施されていました。これは、安野さんのファンだったらすぐ分かること。そんなことをさも得意げに書き込む私、長いこと安野さんのファンだったことを、これほど幸せに思ったこともありません。
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by jurassic_oyaji | 2007-02-21 21:42 | 禁断 | Comments(0)