おやぢの部屋2
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Naxos Japan
 しばらくぶりに、HMVに行ってきました。そこで探そうと思ったのは、メンデルスゾーンの弦楽のための交響曲のCDです。演奏会のプログラム用の原稿の途中で、その曲のことについて書いていたら、実際に聴いてみたくなって、調べてみたらNAXOSから出てることが分かりました。そこで、街に来たついでに寄ってみたわけです。あれば買うし、無ければネットで注文しようと。
 確か、この店には、奥の方にNAXOS専用のコーナーがあったはずです。新譜は大体置いてありますし、かなり大きな棚がありましたから、多分こんな昔のアイテムもあるのではないかと思ったのです。ところが、その場所には別の品物がありました。お店のレイアウトを変えたのではないかとあちこち見て回ったのですが、いくら探しても、あのNAXOSだけで固めたコーナーはありませんでした。これは一体どうしたというのでしょう。お向かいにあるタワーレコードにも行ってみたら、こちらでもやはり棚の位置が変わっていました。品物は他の所にあるにはありましたが、ずいぶん少なくなっていました。そういえば、最近このレーベルの代理店が変わるような話を聞きました。それに伴って、価格が変わったようなことも、耳に入ってきています。
 そこで、ネット販売のサイトを見直してみたら、確かにいつの間にか値段が旧譜も含めてすべて上がっていました。以前は1000円前後だったものが、なんと1400円以上と、実に4割以上の「値上げ」となっていたのですよ。NAXOSと言えば、「1枚1000円」という価格がなによりの魅力だったはずです。とりあえず日本語で軽く曲目を紹介したような帯もしっかり付いて、この値段、中にはここだけでしか手に入らないような珍しいものもありましたから、それが1000円で買えるなんて、逆に申し訳ないような思いをずっとしていたものです。ただ、1000円だからこそ、全く聞いたこともないような怪しげなものでもとりあえず買ってみよう、という気になったというのも事実です。それが1400円になってしまっては、そうそう気楽に手を出すことも出来なくなってしまうかもしれません。
 おそらく、これらのお店でコーナーが無くなってしまったのも、そんな事情が反映された結果なのではないでしょうか。やはり、1400円もしたのでは、わざわざ別にしておく必要もないと判断されてしまったのかもしれませんね。
 この、今までの所から代わったナクソス・ジャパンという代理店は、実はだいぶ前からネットでクラシック専門の音楽配信をやっていたところです。自社のレーベルだけではなく、BISとかCHANDOSといった「大手」マイナーレーベルなども含めて、かなり手広く取り揃えています。ただ、この配信はダウンロードは出来ず、ストリーミングで聴くしかないという、私にとってはあまり意味のないやり方をされています。ですから、ここの会員になってみようという気は全く起こりません。そういうところがパッケージとしてのCDも扱うようになったとたん、この値上げです。今月号の「レコ芸」に、この新しい会社の広告が載っていますが、そこには値上げに関してはなんのコメントもありません。そんなことが、この社会で通用するとでも思っているのでしょうか。
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by jurassic_oyaji | 2007-10-01 22:17 | 禁断 | Comments(0)