おやぢの部屋2
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Jesus Christ Superstar
 私のロイド・ウェッバー初体験となったのは、1973年に公開されたノーマン・ジュイソン監督作品の映画版「ジーザス・クライスト・スーパースター」でした。いったいその映画をどこで見たのか、という記憶は全くなくなっているのですが、その強烈な印象は今でもよくおぼえています。サントラ盤も買いましたし、楽譜までも買って、その音楽には親しみました。ですから、この映画は、字幕なしでも完璧に言葉が分かる(というか、全てが歌詞でセリフは全くありません)という、数少ない私のレパートリーになっています(その他は「ウェスト・サイド物語」と「卒業」でしょうか)。BSなどでも何回か放送されていたので、確かVHSには録画したものがあったはずです。しかし、最近はもっぱらDVDしか見れないような環境になってしまいましたから、それもどこへ行ってしまったのか。と思っていたら、なんとハイビジョンで放送してくれるというではありませんか。早速録画をしてDVDにダビングしました。せっかくのHD画像なのですから、フルスペックで録画しておきたいのはやまやまでしたが、HDの残量も少ないし、ディスプレイを導入する目処も立っていないので、とりあえずNTSCで保存です。ブルーレイを買う頃には、もう1度放送してくれるかもしれませんし。
 確かに、DVDにしてしまうのはもったいないほど、おそらくHD用に新たにテレシネを行った画像は、鮮明そのもの、傷ひとつ見当たらないほどクリアなものでした。最近知ったのですが、あくまでミュージカルの映画化ではなく、その前に出たアルバムを元にして映画を作ったというのが、ジュイソンのやり方だったのだそうです。ですから、砂漠の真ん中にロケ隊が乗り込んでくる、というイントロは、今でも斬新なアイディアとして、引き込まれずにはいられないものとなっています。
 ただ、音声が、新たにマスタリングが行われたのか、今まで聴いていたものとちょっと違うような気がしました。シンガーたちの声が、かなり生々しいのです。つまり、ほとんどリバーブなどがかかっていない、「素」の声が、そのまま聞こえてくるのですよ。ちょっとこれは辛いものがあります。それぞれの歌手、もちろんレベルはかなり高い人たちばかりですが、こんな録られ方をされるとアラが目立って仕方がありません。この音、劇場で聴くとどんな風に聞こえるのか、確かめてみたい気がします。
 そして、これも最近知ったのですが、主役の3人がブロードウェイのオリジナル・メンバーをそのまま起用した、と巷間言われているのは正しくなく、マリア役のイヴォンヌ・エリマンと、カヤパとピラト役がそのままスライドしただけだというのです。これは、オリジナルキャストのCDを注文してみて分かったこと。それによると、映画でイエス役だったテッド・ニーリーは、その時はコーラスの1人でした。
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 そのニーリーの歌と演技が、この映画の最大の魅力なのでしょう。その後、彼は舞台にもイエス役で立つようになります。そして、驚くべきことに、彼は今でもイエスを歌っているというのですよ。こちらでその詳細が分かりますが、いってみれば「ジーザス」の全米ツアー、ここで、もう60歳を超えた彼が、タイトル・ロールを演じ続けているというのですから、これは驚異的なことなのではないでしょうか。
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by jurassic_oyaji | 2008-05-11 19:58 | 禁断 | Comments(2)
Commented by tomokot2 at 2008-05-18 14:55
こんにちは。ペルシャ猫です。
トラックバックありがとうございました。
おっしゃるとおり、劇場で見たいですよねぇ。あの広大な砂漠の感じはどんなにテレビ画面が大きくなっても、劇場にはかなわないと思うのですが。。。
テッドのツアーはまだまだ来年も続くようです^^
なんとか追いかけたいなと思っています。
Commented by jurassic_oyaji at 2008-05-18 22:23
ペルシャ猫さん、コメントありがとうございました。
JCSのファンが集うそちらのブログは素敵ですね。
それにしても、テッド・ニーリーが今でも現役でジーザスを歌っているのはすごいことです。ぜひ、生でご覧になってきて下さいね。