おやぢの部屋2
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のだめ21巻
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 「のだめ」の第21巻、発売されたのはおとといのことでした。あいにく本屋さんに行く時間がなかったので、やっときのうゲット、きのうは「おやぢ」のローテーションだったため、2日遅れでご紹介です。
 毎回ちょっと不思議なデッサンによるオーケストラの中の楽器を演奏するのだめの姿をあしらった表紙、もう殆どの楽器が出てしまったので、次はなにを出してくるのか期待している人も多かったのではないでしょうか。しかし、これはそんな期待を見事に裏切ってくれた「楽器」でした。つまり、これは「歌」というか、クラシカルには「声楽」という楽器の登場です。おそらく、本編の中で千秋が、共演者の希望を聞かれて「歌とやりたいです」と言うのに呼応しているのでしょうね。
 そう、千秋が目指しているのはオペラなどの指揮というのがここで明らかになるのです。もちろん、それはまだまだ先の話になるのでしょうが、実際にビエラ先生の「ファウスト」のリハーサルに立ち会ったりしているのですから、ピットの中の千秋も姿も、いずれ見ることが出来るのかもしれませんね。
 しかし、そんなのは、別に本筋のプロットではありません。ここでは、ちょっと今までとはテイストが変わった、かなりシビアな展開となって、それぞれのキャラクターの深いところでの心理が描かれます。ただ、それを書いてしまうと、前巻でのラヴェルのように楽しみがなくなってしまう人が出てくるかもしれませんから、やめておきましょうね。でも、正直こんなのはのだめらしくないような。
 表紙がなんの楽器もないので突っ込みようがないと思っていたら、中には結構面白いカットがあったので、嬉しくなってしまいました。こうでなくっちゃ。
 まず92ページにあるピアノのカット。これは、実は前の巻でいちゃもんを付けたターニャがコンクールで弾いていたのと同じ楽器なのですよ。何よりの共通点は、スタインウェイのDタイプでありながら、フレームの鉄骨が1本足らないということです。つまり、前にあったターニャの姿を消して(というか、これは楽器と人物が別のレイヤーになっているのでしょうね)、そこに譜面台を書き足したのが、このカットということになるのです。このぐらい大きくすると、ピアノ本体と譜面台のタッチの違いも分かりますね。
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 次が、このチケットです。「Piano Concerto」ではなく「Piano Concert」、これは、ピアノのおさらい会なのでしょうか。しかも、この「コンサート」は、メインが「展覧会の絵」というのですから、「コンチェルト」だけの「コンサート」ではないはずなのに。他の文字は全てフランス語なのに、これだけ英語というのも気になります。それと、前プロの曲名はこれを読んでいる人は正しくルビを振ることは出来たのでしょうか。
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 もう一つ、これはフルートを吹く人でないと分かりづらいかもしれませんが、この女性が使っている楽器はかなり変なところにGisキーが付いていますね。しかも、彼女はそれを右手の親指で押さえてるし。
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by jurassic_oyaji | 2008-08-13 21:14 | 禁断 | Comments(0)