おやぢの部屋2
jurassic.exblog.jp
ブログトップ
NOKIA Tune
 「ミディアム」というアメリカのドラマにハマっていることは前にも書きました。霊能者アリソン・デュボアが、その力を使って事件を解決するという、分かりやすいお話です。とにかく、脚本に隙がありませんから、最後には必ず納得して満ち足りた気分になれるというものです。もちろん、そんな殺伐とした事件と同時に、ごくふつうの夫婦愛や家族愛もていねいに描かれているというのが、嬉しいところです。
 ところで、そのドラマの中で主人公のアリソンの携帯電話の着信音が必ず登場するのですが、それが色んなところでよく耳にするものなのです。他の映画やドラマでもよく出てくるので、もしかしたらあちらの携帯の標準の着信音なのかな、と思ったりもしてしまいます。日本の場合だと「着うた」とか、ずいぶん凝ったものが使われていますが、これはちょっと陳腐な、そう、昔だったら自分で着信音を作る、という機能が付いていましたが、そんな感じの「音」です。これが、その楽譜とです。
c0039487_23254498.jpg

 実は、今の私の携帯が疲労骨折状態で満身創痍となってしまい、後釜のことも考えなければいけなくなってきたので、ちょっと気に入ったデザインの新しい機種を、最有力候補として検討中なのですよ。そこで、サイトでちょっと調べていたら、全く偶然なのですが、この携帯の着信音が、そのアリソンの着信音と同じものだということが分かりました。その、フィンランド製の携帯には標準装備されている着信音は、「ノキア・チューン」と呼ばれて、著作権の登録もされているそうなのです。なんでも、その「ノキア」は世界最大のシェアを誇っているのだとか。つまり、その製品の着信音が、ほとんど「携帯の着信音」の代名詞のように、使われているのですね。
 さらに調べてみると、この音には元ネタがあるそうで、それはあの「アルハンブラの思い出」という有名なギター曲を作曲したタレガが作った「グランド・ワルツ」という、やはりギターの曲なのだそうです。この安っぽいメロディは、とてもあんな美しい曲を作ったタレガのものとは思えませんから、ちょっと意外な気がしてしまいません?そこで、その元ネタを捜してみました。そんな時に役に立つのがNML、こちらのトラック25、13秒頃に着信音が現れますから、別にログインしなくても聴けますよ。確かに、紛れもなくタレガが書いたメロディではありますが、いくらなんでもここだけ取って「タレガの作品」と言われてしまうのはあまりにもかわいそうな気がしますよね。
 最初にアリソンの着信音を聴いた時に、これは「ジュラシック・パーク」に出てきた音なのでは、と思いました。正確には3作目の「ジュラシック・パーク3」で、「携帯」ではなく、「衛星電話」の着信音として、かなり重要な役割を持ったものでした。そう、この音が遠くから聞こえてきたので、これを持った人が近くにいるのだと安心したら、実は彼は恐竜に食べられてしまっていて、それは恐竜の腹の中で鳴っていた、というものでしたね。結局、その恐竜の糞の中から取り出すことになるのでした。
 しかし、DVDがあったので見直してみたら、これは良く似た感じではありましたが、全く別のメロディでした。こんな楽譜とです。

c0039487_2326054.jpg

 そういえば、映画の中ではウィリアム・H・メイシーが「うちの店のCMソングだ」と言ってましたね。これも、おそらく元歌は立派な曲なのでしょう。
[PR]
by jurassic_oyaji | 2008-09-06 23:15 | 禁断 | Comments(0)