おやぢの部屋2
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川内萩ホール2
 この間「萩ホール」に行った時にもらってきたチラシを貼り付けてみます。
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 なかなか素晴らしいデザインのチラシなのですが、上の方にはめ込んである文字がちょっと気になっていました。上から「バーガンディ」、「チェリー」、「シュー・ボックス」と書いてあるような気がしませんか?おそらく、これはこのホールのキャラクターをストレートにあらわした単語を並べたものなのでしょう。 
 「シュー・ボックス」はすぐ分かります。これはもちろん、このホールの形をあらわす言葉でしょう。ホールの形には色々あります。この萩ホールは、かつては多目的ホールでしたから、それは「プロセニアム」という呼ばれ方をする形をしていました。これはオペラハウスなどによく見られるように、ステージと客席との間に仕切があって、その一部が窓のように開いているホールのことです。ステージの上は舞台装置などをつり下げるために吹き抜けになっていますから、オーケストラなどが演奏する時には、ここを反響板でふさいで音が逃げないようにする必要があります。今回音楽ホールとして改修する時に採用したのが、「シュー・ボックス」タイプのホールです。その名の通り靴を入れる箱のように直方体、つまり、どの面も長方形になっている箱のような形をしているホールです。それは、「客席」ではなく「ホール全体」がそのような形になるということで、ステージも当然その直方体の中に入り、客席とステージを隔てていたプロセニアムが存在しなくなります。それによって、音は自然にホール全体へ広がり、美しい響きが生まれる、とされています。東京オペラシティのコンサートホールが、その見本。同じようにステージがむき出しになったものでも、サントリーホールやミューザ川崎のようにステージのまわりを階段状に客席が囲んでいるものは、「ワインヤード」と呼ばれていますね。
 「シュー・ボックス」のコンサートホールは別に珍しいものではなく、仙台市内でも青年文化センターのコンサートホールや、「けやきホール」はこのタイプ、毎年「第9」を演奏している「えずこホール」もそうですね。
 チラシの他の2つの単語は、このホールの内部の色をあらわしているのでしょう。「バーガンディ」というのは、実は初めて聞いた言葉なのですが、調べてみるとブルゴーニュワインの色だとか、←こんな色だそうですから、まさにホールの壁面の色ですね。「味噌樽」ではなく「ワイン樽」でした。そうなると、「チェリー」というのは、多分ステージの色なのでしょう。
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 このように、このステージはかなり派手な色遣いになっています。明るい「チェリー」と、渋い「バーガンディ」の対比が、このホールの特色だということなのでしょうか。
 ところで、この「バーガンディ」のスペルは、いくら調べても「burgundy」以外にはありませんでした。このチラシにある「burgandy」という単語自体が、英和辞典には載っていないのですよ。うすうす気にはなっていたのですが、どうやらこれはミスプリントのようですね。こんなチラシやポスターが出回ってしまったら、ちょっと恥ずかしいのでは。

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by jurassic_oyaji | 2008-09-24 22:02 | 禁断 | Comments(1)
Commented at 2008-10-01 23:39 x
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