おやぢの部屋2
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2016年 06月 10日 ( 1 )
そろそろ泥沼の様相を・・・
 新しいBDプレーヤーを買ったのは、去年の9月のことでした。それから半年以上経って、もはやこのプレーヤーは私にとってかけがえのないものになり切ってしまいました。最初はそれこそBD-Aだけでもちゃんとした音で聴ければ、という感じで導入してみたのですが、実際に音を出してみると他のメディアでももうランクの違う音が出てきます。特に、CDなどでも、こんなにすごい音が本当は入っていたんだな、と思わせられるものがたくさんありましたね。そして、SACDだと、それよりさらにすごい音になるのですから、もうこうなるとプレーヤーに関してはこれ以上のものはないというスタンダードになってしまいましたね。それまで使っていたSACDプレーヤーは、今ではまず使うことはありません。
 そして、もっとすごいのが、USB経由でハイレゾデータをそのまま聴くことができるという機能です。最初のうちは試験的にUSBメモリーにコピーしてちまちま聴いていたのですが、今では専用のHDDに、生録から何から全部放り込んで、その至福のハイレゾを思う存分、何のストレスもなく楽しめるようになっています。そのハイレゾも、PCMだけではなく、SACDに使われているDSDというタイプのデジタル音源までサポートされているんですね。これは、今ではハイレゾ再生には常識となっていて、単品のDACではほぼ標準的な仕様になっていますが、プレーヤーでそこまで対応しているものはなかなかありません。
 ただ、そこまですごい音が聴けるようになっているというのに、これも最近入手した新しいレコードプレーヤーでLPを聴くと、それよりももっとナチュラルで滑らかな音がするのですから、嫌になります。特に、この間聴いた45回転のLPなどになると、もうこれは間違いなくSACDをも超えているな、という気になってしまいますね。ただ、不思議なのは、今のLPは録音自体はデジタルで行われているのですから、それをそのままデータで聴けば、それは間違いなくワンクッション変化されているLPよりもいい音で聴こえるはずなのに、なぜそうはならないか、ということです。あ、もちろん、LPの場合は、残念ながらサーフェス・ノイズが聴こえるのは、どうしようもありません。あと、「プリエコー」という現象も、避けられないもののようです。これは、普通はアナログの録音テープを保存している時に、重なったテープの間で磁気転写が起こって生じるものですが、同じようなことがLPを作る最初の「カッティング」の段階で発生することもあるそうなのです。つまり、柔らかいラッカーの表面をカッターで「掘って」行くときに、すでに溝のあるところにいくらか押し出されていって、それがかすかな音になって聴こえてしまうのですね。さっきの45回転LPでも派手に聴こえてきましたから、技術的には解決は難しいことなのでしょう。まあ、これも我慢するしかありません。そういう、LPの宿命であるもろもろのノイズは、もちろんデジタル録音のデータからはきれいさっぱりなくなっていますが、そこに録音されている「音」自体は、条件さえよければLPの方がずっと素晴らしいのですよ。
 それと、いろいろパッケージのハイレゾを聴いているうちに、SACDよりもBD-Aの方がずっといい音なのも分かってきました。そもそもは例のショルティの「指環」でしょうが、BD-Aを聴いたら、今まで素晴らしいと思っていたSACDが突然色あせて見えた時の驚きは、今でも忘れません。ということは、SACDのフォーマットである2.8MHz/1bitのDSDというのが、まだまだ、例えばPCMの192/24などには及ばないということなのでしょうか。
 そんな中で、最近ではサンプリング周波数が今までの倍の5.6MHZとか、さらに倍の11.2MHzのDSDというのも現れています。そのぐらいだったら、もしかしたらLPにも拮抗できるような音になっているのでしょうか。実は、私は5.6MHzのDSDというのは、まだ聴いたことがありません。でも、今のBDプレーヤーのスペックを見ると、取説にはDSDは2.8MHzと5.6MHzに対応している、としっかり書いてあります。そこで、実際に5.6MHzの音源を2.8MHzのものと一緒にダウンロードして、聴きくらべてみることにしました。
 ところが、いざ再生しようとすると、2.8は何の問題もないのに5.6は全く再生できないのです。そこで、メーカーのサービスに電話で問い合わせてみました。そうしたら、USBで再生できるのは2.8までで、5.6はそのままでは再生できず、PCで専用の再生ソフトを使って再生し、それをUSBケーブルでプレーヤーの「DAC」端子につないで、初めて再生が可能になるのだ、と教えてくれました。確かに、取説には何も書いてなかったことが、メーカーのサイトに行くとちゃんと書いてありましたね。その端子は「USB-B」なので、そのケーブルを用意して、さらにそのサイトの案内に従ってドライバーやら再生ソフトやら、そのプラグインやらをインストールしなければいけません。なんか、サイトの案内が間違っているようなところもあるので、きっとまた電話でサービスの人に教えてもらいながらの作業になるのでしょうね。
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by jurassic_oyaji | 2016-06-10 23:47 | 禁断 | Comments(0)