おやぢの部屋2
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2016年 11月 13日 ( 1 )
マトリョーシカは登場しません
 最近の「禁断」の流れからお分かりのように、さる事情があって、印鑑証明(正式には印鑑登録証明書)が必要になりました。となると、普通は平日に区役所に行ってもらってくることになるのでしょうが、この間「マイナンバーカード」を入手したときに、「これで、コンビニで住民票や印鑑証明が取れますよ」と言われたことを憶えていた私は、だったら実際にそれをやってみようと思いました。最初は、やはり市役所が開いている平日でないと取れないのでは、と思っていたのですが、ネットで調べると土日や祝日でも取れるんですって。だったら、今日でも取れるじゃないですか。
 そこで、セブンイレブンのマルチコピー機でやってみました。まず、ディスプレイの中から「行政サービス」というのにタッチして、あとは画面の指示に従ってマイナンバーカードをホルダーに置いたり、パスワードを入力していけば、プリントアウトしてくれます。ちょっとすごいのは、使い終えたカードを一旦どかさないと、次の段階に進めないようになっていること。これだったら、カードを置き忘れることは絶対にありませんね。気になる料金は1枚300円。これは、区役所でも同じ。休日に行けて、交通費もかからないんですから、これからはこれでしょう。
 その前に見てたのが、「オケ老人!」です。封切り2日目ですからさぞや混んでいるのでは、と思ったのですが、TOHOシネマズ仙台の134人収容のスクリーン4には、たったの30人(目測)しかいませんでしたよ。やはり今日はお天気も良くとてもあったかでしたから、みんな定義山に三角油揚げでも食べに行ってしまったのでしょう。それと、お客さんの年齢層が、明らかに他の作品とは違います。どう見ても普段はこんなところには来ないだろうという「ご老人」が、たぶん半数以上を占めているようでした。そういう期待感がこの映画にはあったのでしょうね。そんな中では、私のような若者は逆に目立ってしまいます。
 原作は前もって読んでいたのですが、主人公が男性から女性に変わっていた以外は設定も同じ、まずはお決まりの勘違いから始まったドタバタ劇が始まります。でも、「威風堂々」なんて、出てこなかったような。その後も、多くの試練を乗り越えて、主人公はこのオーケストラの演奏会を成功させる、というところで話は終わります。それだけです。つまり、原作にあった「もう一つのお話」は完全にカットされているんですね。たしかに、あれは小説だからできるトリックですので、そもそも「映像化は不可能」だったのでしょう。いや、別にあの話はなくても、これだけで十分に成立する物語ですから、こちらに特化してまとめたというのは、正解だったのではないでしょうか。あれこれ悩みながら見るより、ストレートに笑い転げながら見た方がいいに決まってます。これだったら、普段映画なんか見ないようなお客さんでも楽しめたことでしょう。
 でも、やはりこういう客層ですから、まだ終わっていないのに途中で席を立って、またしばらくしたら戻ってくる、という人が2人ほどいましたね。なんせ、予告編まで入れると2時間以上拘束されることになるのですから、普通のお年寄りだったらトイレに行きたくなることもあるでしょうね。ですから、将来この作品のようにそういうお客さんも来ることが予想できそうな時には、間に休憩をとってみたらいかがでしょうか。いや、この間「ウェスト・サイド・ストーリー」を見に行った時でも、1時間ちょっとで休憩時間は長蛇の列でしたから普通の人でも休憩は必要なのでは(最後尾を案内して手を上げている係員は知り合いです)。
 なにしろ、演奏会のど頭が「新世界」の第2楽章から始まったり、メインがそれこそ「威風堂々」という、最低限のお約束さえ守られていない脚本ですから、これは下手にオケや音楽のことを知っている人が見て楽しめる映画ではありません。ですから、せっかく見るのであれば、ひとまずそんなちょっとした「教養」は全く意識の外に置いて、杏さんの熱演ぶりをひたすら楽しむように心がけたらいいのではないでしょうか。それと、エンドロールが一旦終わったあとでも、まだオチがありますから、トイレはそれを見終わるまでお待ちください。
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by jurassic_oyaji | 2016-11-13 22:10 | 禁断 | Comments(0)