おやぢの部屋2
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2017年 11月 29日 ( 1 )
トヨペットクラウン
 かつて横綱だった某横綱力士が引退しましたね。まあ、暴力沙汰では仕方がありませんね。それにしても、こういうことが起こると決まってメディアが取り上げるのが、「横綱の品格」というやつです。横綱たるものは、相撲が強いだけではなく、人間的にも優れていなければいけない、という常套句ですね。でも、彼らは単に相撲がほかの人よりも格段に強かったから横綱になれただけの話ですよね。それ以外に、人格に関してなにか試されることなんかありましたっけ?面接とか。「国技」とか言ってますが、相撲はプロスポーツの一つにすぎないのですから、そもそも「礼儀」とか「品格」なんて必要ないはずです。塩をまいたりするのも、単なるルーティンですよね。土俵入りは、華やかなアトラクションでしょうし。ですから、別の横綱が取り組みに物言いをつけたと非難されましたが、プロスポーツとして公正な判断を望んでいた彼の姿勢は、賞賛されても、咎められることはないはずですよ。
 いや、そんなことよりあの事件で一番気になったのが、暴力をふるった横綱が属しているチームの監督が乗っていた車です。テレビで被害者のチームに謝りに行くときにその車が出てきたのですが、それが「観音開き」のドアだったのに、びっくりしてしまいました。今の車で、こんな風に開くドアが付いているのなんかありませんからね。まあ、取っ手が真ん中に付いているのはありますが、これは後ろのドアが「開く」のではなく「スライド」しますからね。そういう車は、昔はありました。「トヨペット・クラウン」という、トヨタの最高グレードの車でした。
 確かに、フロントグリルの形なんかも「クラウン」そのものですよ。しっかり、今の車には絶対にない金属製のバンパーも付いてますしね。もちろん、バンパー自体は今でもしっかりありますが、それはポリウレタンで出来ていて、そこに車体と同じ塗装が施されているのでもはや車と一体化していますから。でも、その頃はエンジンも1.5リットルぐらいですから、今だったらほとんど「小型車」ですね。そんな小さな車に、よくあんな大きな体の人たちが乗れたなあとは思いましたね。そもそも、なんでそんな半世紀以上前の車があるのかが不思議でした。
 でも、そのことを相撲と車の両方に詳しい職場の社長に話したら、「確か、ちょっと前にクラウンを復刻した車が出ていたぞ」というのですね。なんか、知り合いの別の社長もその車を買ったのだとか。確かに、それだったら分かります。
 さっそくネットで調べたら、すぐにその「復刻車」のことは分かりました。それはトヨタの「オリジン」という車だったのです。なんでも、2000年にトヨタがそれまで作った車が1億台を超えたので、それを記念して限定発売されたものなんですって。ベースは当時の「プログレ」という、3リッター車、そこに手作りでクラウンそっくりのボディを乗せたのですね。
 価格は700万円なのだとか。20年前の国産車としてはかなりの高額品ですよね。そういう「高級車」に、乗っていたんですね。というか、あの車は東京から九州まで持ってきたのでしょうか。まさか、レンタカーではないですよね。
 まあ、今の車はどのメーカーも同じようなデザインになってしまっていますから、こういうデザインは逆にユニークに感じられます。そう考えると、今のデザインはこれから何十年か経った時に、同じように評価されることはあるのでしょうかね。というのも、最近はLEDを使うようになってデザインの自由度が増したために、とんでもない形のランプが付いていたりしますからね。一番笑えるのが、これです。
 ちいさなLEDを並べれば「線」になりますから、それを使ってこんなまるでネオンサインのようなテールランプを作ることだって出来てしまいます。デザイナーの得意げな顔が浮かんできますが、これに出っくわすと、私にはどうしてもまっとうな車とは思えなくなってしまいます。電飾だらけのトラックみたいな、最悪の装飾にしか見えないのですよね。
 ブレーキランプを点けるとこうですよ。私だったら、絶対こんな派手で悪趣味な車には乗りたくないですね。
 フロントも大嫌い。なんか狡賢い猫が、唇の端を上げてにやついているようには見えるものですから。
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by jurassic_oyaji | 2017-11-29 22:18 | 禁断 | Comments(0)