おやぢの部屋2
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ノリントン/シュトゥットガルト放送交響楽団
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 きのうは、久しぶりのちゃんとしたオーケストラのコンサートに行ってきました。この場合の「ちゃんとした」というのは、ファースト・ヴァイオリンが16人という、いわゆる「16型」という大きな編成で演奏しているオーケストラということです。その上に、例えばCDなどが「おやぢの部屋」で紹介されたことがある、なども大きなポイントになるでしょうね。最近はなぜかこの手のオケが仙台に来ることはめったになくなってしまいました。ですから、きのうのノリントン指揮のシュトゥットガルト放送交響楽団などというものは、まさに待ちに待ったものだったのです。こんなメジャーなオケですから、売り切れは必至、発売日の朝にプレイガイドに行って、一番安い席を買っておきました。もちろん、安い席というのは、必ずしも悪い席とは限りません。それどころか、私のようなきちんとオーケストラの響きを全体として聴きたいと思っているものにとっては、大体は後ろの方に設けてある安い席の方が前の方の「高い」席よりずっと良いのですよ。特に、きのうの会場のイズミティは、ニューフィルでも何度も使っていますから、リハーサルの時にホール内のいろいろな場所で聞こえ方を比べることが容易に出来ていたところなのです。その結果、このホールは真ん中の通路よりも前で聴くと後ろの管楽器が聞こえてこなくなってしまうことが分かっています。ですから、きちんとしたバランスで聴こうと思ったら、出来るだけ後ろに座る必要があるのです。
 私の買った席は、一番安い席の一番前の列です。もちろん真ん中なわけはなく、上手寄りのブロック、入り口のすぐ上になります。しかし、このホールの椅子の間が狭いのには、毎回閉口します。特に冬場はコートなどを持っている人が多いから大変、私の席は通路から3番目なのですが、その入り口をそんな大荷物を持った人が占めていたものですから、なおさら大変。しかも、その人は、私の席に堂々と荷物を置いていたのですからいやになります。
 とにかく席に座って開演を待っていると、なんだか客の入りが芳しくありません。そのうちに気がつくと、もう開演だというのに私の前の席は、中央通路まで誰も座っていないという状態だったのですよ。前に邪魔者がいないので、見やすいのは有り難いのですが、この、今最も注目を集めている指揮者とオーケストラのコンサートにこんなに人が集まらないなんて、ちょっと信じられない思いでした。この会場でやったニューフィルのコンサートの方が、よっぽどお客さんが入っていました。
 しかし、集客ではノリントンに勝った、などと喜んでいてはいられません。本当にめったにないとても価値のあるコンサートなのにこんなにお客さんが少ないなんて、いったい仙台市のクラシックファンは何をやっているのでしょう。こんな意識の低い人たちしかいないのであれば、コンサートホールなどなくて当たり前、とは思いたくなってしまいます。
 もちろん、コンサートはとても興奮に満ちた素晴らしいものでした。詳細はこちらでどうぞ。
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by jurassic_oyaji | 2008-02-06 00:24 | 禁断 | Comments(0)
スティーヴン・ソンドハイム
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 評判の「スウィーニー・トッド」を見てきました。予告編の段階できっと劇場で見ることにしようと、固く心に誓った作品ですが、それだけ気合いを入れて見に行っても、決して裏切られることはない、素晴らしい映画でした。
 ストーリーの断片はいろいろ聞いていましたから、この映画にはすんなり入っていくことが出来ました。かなりどぎつい表現も有るということでしたが、それはこの監督でしたらいかにもあり得ることです。「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」のどぎつさを知っていれば、それは難なくクリアできることでしょう。
 実際、この映画でのそのどぎつさは群を抜くものでした。はっきり言ってこれは嫌いな人は大勢いるだろうな、というほどの趣味に悪さです。しかし、私はそういうものは大好き、というか、これはそもそもそういうものが話の中核なのですから、なんの苦にもなりません。それどころか、この主人公二人(デップとボナム・カーター)が「材料」の品定めをしているシーンなどは、とてもレベルの高いジョークに思えるほどでした。いや、そもそもこの作品自体が、極めつけのブラック・ユーモアなのではないのでしょうか。愛するものを失った男の復讐劇と見るのは極めて安直なアプローチに過ぎません。そういった、人の情けのようなものを描くかに見せて、その実最高のニヒルなジョークを仕掛けたもの、少なくとのこの映画に関してはそのようなものに見えてしょうがありません。
 つまり、復讐が成就するかに見えて、実際には主人公は死んでしまうのですから(あっ、ネタバレだ!)そもそもそんなハッピーなものではあり得ないのは明らかです。ですから、彼らの哀しみはひとまずどこかに置いておいて、このエンディングのとびっきりのユーモアを、心から楽しもうではありませんか。
 原作のミュージカルは、実は日本でも宮本亜門の演出でつい最近上演されていたほどの有名なものだったのですね。これの作詞、作曲をしたスティーヴン・ソンドハイムという人のことも、今やブロードウェイ随一のミュージカル作曲家であるというのも、今回初めて知りました。しかし、この人の名前は実は「ウェスト・サイド・ストーリー」の作詞家として、私の中にはインプットされているものでした。つまり、彼の詞にあのバーンスタインが曲を付けて、あれだけの大ヒット・ミュージカルが誕生したということになるのです。あのころはまだ20代だったソンドハイム、ここで出会ったバーンスタインの薫陶こそが、今のこの名声のルーツなのでしょうか。
 しかし、それとは全く逆の可能性も有るということを考えてみるのも、面白いことなのかもしれません。つまり、ソンドハイムは作詞だけではなく、作曲面でもあの名曲の誕生に関与していたのではないか、という可能性です。その傍証はいくらでも挙げることは出来るでしょう。最近リリースされた「WSS」のスペシャル・ボックスには、貴重な写真がおさめられた分厚いブックレットが付いていますが、その中にソンドハイムがピアノに座って歌手のリハーサルを行っている写真があるのですよ。ですから、少なくともバーンスタインのアシスタントとしての仕事は行っていたことになります。あるいは、「君が作った曲なんだから、リハーサル、やってみてよ」みたいなことがあったのかも。さらに、バーンスタインの作品はミュージカルに限らず夥しいものが発表されていますが、その中では「WSS」だけが群を抜いて心を打つ名曲が集まっているように、私には感じられるのです。同じミュージカルでも「キャンディード」などは、日本人によるステージを見た限りでは、とても同じ作曲家の作品とは思えないようなつまらない音楽でした。
 「スウィーニー・トッド」には、初めて聴いたものなのに素晴らしい感銘を与えられる曲が盛り沢山でした。それは、「WSS」を初めて見たときに味わったものと同じ種類の感銘、そして、けっして「キャンディード」では味わうことの出来ないものでした。映画の中で何度も聞こえてきた「ジョアンナ」という美しいバラードが、私には「マリア」のように聞こえてなりません。
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by jurassic_oyaji | 2008-02-03 21:59 | 禁断 | Comments(0)
バイロイト音楽祭のチケット
 私のサイトには一応BBSが設置されているのですが、最近は殆ど書き込みもされないで完全に忘れ去られた状態になっています。かつてひどい「アラシ」にあって、閉鎖したりとかの大騒ぎが、まるで嘘のよう、ネットを巡る環境が大分変わってきた、ということなのでしょうか。10年も続けていればいろいろなことが起きるものです。
 その、閑古鳥が鳴いているBBSに、昨日久しぶりに書き込みがありました。こんなものです。
今夏のバイロイト音楽祭の全演目チケットを確保することができました。
つきましては、下記の実施要項の内容で鑑賞申し込みを受け付けていますので是非ご一読いただき、参加をご検討いただければ幸いです。尚、受付は先着順とさせていただき満席になり次第、終了いたしますので予めご了承下さい。ご参加をご検討いただける場合は詳細を送らせていただきますのでお電話又はEメールでまずはお問い合わせ下さい。

 最初、この書き込みはいたずらではないかと思いました。バイロイト音楽祭といえば、チケットが取りにくいことにかけては他の追随を許さないことでつとに有名です。正規のチケット入手法は主催者に手紙を出すことなのですが、毎年毎年出し続けても、チケットが手に入るのは10年後とも15年後とも言われています。さらに、それぞれのチケットには名前が記入され、不正な経路で入手することは厳に取り締まられるそうです。旅行代理店などにも、そうそう回るようなものでもありません。そんな状況下で「全演目」のチケットが10枚も出回るなんて、とても信じられることではありません。しかも、そんな誰も見ていないような掲示板への投稿ですよ。
 ですから、まずあり得ないでしょうが、もしこれを見て、申し込むためにお金を振り込むような人が出てきてもまずいので、その書き込みは即刻削除させて頂きました。ただ、一応ログだけは残しておいたので、どんな人がよこしたのか、ちょっと調べてみました。ところが、意外なことに、その差出人「学習会」という団体は、しっかり実存していたのです。ちゃんと公式サイトもあって、そこを見ると海外での音楽講習会などへの斡旋などをやっているところのようですね。その中には、確かに「バイロイトで音楽祭を鑑賞」というようなプログラムもあったのです。この書き込み、そのあとには公演の日程や宿泊先、さらに座席番号までと、かなり具体的な要項が続いています。もしかしたら、これは本物かもしれませんね。
 そこで、念のため、この書き込み先にメールを出してみることにしました。そうしたら返事はすぐ届き、それから続けてこちらから出した質問にも、逐一答えてもらうことが出来ました。その結果、この「学習会」には毎年割り当てとしてバイロイトからチケットが届いているそうなのです。例年だとそれは「顧客」に渡ってしまうのですが、今年に限ってキャンセルが10枚出たので、たまたまオペラのあらすじで検索して引っかかった私のサイトなら、オペラ好きが集まるだろうということでBBSに投稿したというのです。
 まあ、そこまで聞いても一抹の疑惑は残りますが、もしかしたらこれはかなりおいしい情報なのかもしれませんね。あのバイロイトが航空券、10泊分の宿泊費、そして7日分のチケット代全て込みで「57万円」というのも、まあリーズナブルなのでは。なんでも、まだ申込みは1人しか居ないそうです。興味がある方はこちらにメールを出されてみてはいかがでしょうか。ただし、これが何らかの詐欺まがいのものであったとしても、私は一切の責任を負うことはないことを、ご承知おき下さい。
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by jurassic_oyaji | 2008-02-01 21:20 | 禁断 | Comments(1)
TOTO
 さる友人が、お正月の初売りで42型の液晶テレビを買ったのだそうです。それで見たのが「のだめ」ヨーロッパ編。それで初めて「のだめ」を知ったというのですから、今どき、ですね。そこで、こんなに面白いのだからと、前の連続ドラマも見たくなり、自他共に認める「のだめ」マニアの私に目を付けました。「録画してますか」と聞いてきたので、「もちろん、DVDになってます」と教えてあげました。ただ、私の場合地デジで見ていたのでこのDVDにはCPRMがかかっています。この略語、たしかContent Protection for Recordable Mediaというものだったと思いますが、要するに不正コピーを防止する仕組み、これに対応したプレーヤーでないと再生できないようになっています。さらに、コピーできるのは1回だけ、それに伴って元のデータはなくなってしまうという、厳しいものです。まあデジタルでコピーしたときには全く同じものが出来るということになっていますから、むやみにコピーされたらたまらないという猿知恵なのでしょうね。ともかく、友人のプレーヤーがそれに対応しているかどうかはしっかり確認しなければなりません。以前、普通のDVDプレーヤーしか持っていない人に貸してあげたら、「かからなくて、悲しかった」といわれてしまったこともありましたし。さいわい、友人はテレビと一緒に最新のHDDレコーダーを購入したということで、まずは大丈夫のはず。
 すぐにでも見たいような感じだったので、北中山の自宅まで届けてあげました。すぐに見てみたようで、「ちゃんとかかります」というメールが返ってきましたよ。
 ところが、です。毎晩毎晩楽しみにそのDVDを見て、大いに「のだめ」を楽しんでいたところ、6話目になったら全くディスクが認識されなくなったというのです。そんなわけはないと思いつつも、ちょっと思い当たることもあったので、とりあえずそのディスクを送り返してもらいました。おそらくファイナライズをしていなかったために、他のプレーヤーではかからないのだろうと思ったのです。たまに忘れることがありますから。
 しかし、そのディスクを私のプレーヤーに入れてみると、やはり全く認識されません。なんということでしょう。おそらく生ディスクが不良だったのでしょうね。なんでも、CPRMのディスクには1枚1枚コードが振ってあるのだとか、そんな精密なものですから、それは十分にあり得ます。ということは、もはやここにコピーしたドラマは、なくなってしまったということになりますよ。なんと恐ろしい。コピーした結果、その先が不良品だったためにかけがえのない映像が消えてしまうということが、現実に起こっているのですよ。ブルーレイとかの技術競争も結構ですが、こういう基本的な性能を確実なものにしてからやって欲しいものだった、と切に願うところです。
 唐突ですが、「ウォッシュレット」は十分に家庭でも使用できるほどに性能も価格も安定してきたと判断し、我が家でも導入しました。最近ではスーパーなどでも完備してますしね。ただ、どんなメーカーの便器にも装着できるように、配管のパイプは長めになっています。ですから工事の人はこんな風に曲げていきました。これって、「テルミン」に似てません?
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by jurassic_oyaji | 2008-01-16 21:06 | 禁断 | Comments(0)
Tropical Half
 篠崎靖男さんと共演したのは、いったい何年前になるのでしょう。ちょうどリハーサルをしている時に、フィンランドでの指揮者コンクールで入賞されたと思ったら、その時の審査委員長サロネンの推薦で、ロス・フィルのアシスタント・コンダクターに就任したのでしたね。しかも、そのロス・フィルでは、定期演奏会に客演予定のハンス・フォンクが急病のため、急遽代役でその定期を指揮するという、まるでかつてのバーンスタインのようなシンデレラ・ボーイを演じることになってしまうわけです(当のフォンクは、その後まもなく亡くなってしまいました)。
 その篠崎さん、最近ではロンドンを本拠地にして世界中で活躍されていますが、毎年欠かさず私宛、と言うか、ニューフィル宛に年賀メールを送ってきて下さいます。今年は身内にご不幸があったということで、年賀ではなくクリスマス前に届きました。
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 昨年の年賀メールにあったように、篠崎さんは現在フィンランドの「キュミ・シンフォニエッタ」というオーケストラの芸術監督をなさっています。そのコンサートのポスターの前での写真ですね。これに返事を出したら、個人的に返信が来たのにも、いつもながら感激です。フィンランドでのコンサートの帰り、ロンドンへ向かう機上でのメールだということです。その中で「いつの日か、再び音楽をご一緒できればと願っております」と、今でもニューフィルのことを気にかけて下さっているのが素晴らしいことですね。実際、大学のオケなどは今でも指揮されているようなので、本当に機会があればまたぜひご一緒したいものです。同じメールで、私が吹いたブラームスの4番の第4楽章のソロを「とても印象深く覚えております」とおっしゃって下さっているのは、もはや私にとっては生きる支えです。
 そんな、かけがえのないニューフィルの、今日は団員総会でした。確か、去年は「コール青葉」の練習があったので休んでしまったのですよね。やはり、年に一度の大切な総会ですから、きちんと出ておかないと。普通は1時間足らずで終わるものが、今回はちょっと面倒くさい議案もあったので2時間ほどかかってしまいました。でも、そのあとに控えている新年会(実は、こちらの方がメインだったりして)が始まるまで無駄に時間をつぶす必要もなくなって、かえって都合が良かったりします。
 ちょっと怪しげなビルの中にあるそのお店は、ちょっと小振りのダイニング、全くの貸し切り状態で、ゆったり座りながら料理や飲み物を楽しめます。そこで、いつものように飲めない私がソフトドリンクを物色してみると・・・
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 なんと、いまだかつてなかったような、ノンアルコール類の充実ぶりではありませんか。すっかり嬉しくなって、となりに座ったやはり飲めないしできさんと一緒に全種類制覇に挑戦です。
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 これが「シャーリー・テンプル」。ジンジャー(神社)で割っているのにテンプル(寺院)なんですね、などという話で盛り上がります。しかし、このノンアルコール・カクテル、なんだか適当にその辺にあったものを混ぜただけ、という、正直甘ったるすぎて付いていけないものでした。「トマトミルク」は最悪でしたし。
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by jurassic_oyaji | 2008-01-12 22:07 | 禁断 | Comments(0)
人名表記
 おとといの「のだめ」第1話の最後のあたりで聞こえてきた「私のお父さん」、えらくヒーリングっぽい歌い方でしたが、なんか声の感じがサラ・ブライトマンに良く似ていましたね。本当はどうだったんでしょう。ヘイリーだったりして。
 というわけで、第2話です。原作とは微妙に設定や順序が違っていて戸惑いますが、基本的に「ドラマ的」な展開を重視した結果なのでしょう。「上海デビュー」が「東京デビュー」となっていましたが、実はあそこは「東京」ではなく「川崎」でしたね。ホールの入り口の映像がでてきた時点で分かりました。と言っても、私が行ったことがあるのはそこまで(その向かいのリハーサル室で練習をしました)、実際にホールの中に入ったことはありませんが。
 もう一つ、どうでもいい突っ込みは、のだめの教会での初リサイタルのシーン、いくらなんでもあのピアノはないでしょう。あんな、お城を1軒持っているような人が用意した楽器がコンパクトグランドだなんて。原作ではしっかりフルコンが使われていましたし、フレームの感じからおそらくスタインウェイ、ヤマハではなかったような(これは、諸般の事情で仕方がありませんが)。教会と言えば、「アヴェ・ヴェルム・コルプス」は「ミサ曲」ではありません。
 実は、だいぶ前から「ヴィエラ」とか「シュトレーゼマン」という人の名前は、アルファベットではどのように表記されるのか気になっていました。なんせ第2巻の巻頭にある紹介では「Sebasutiano Viera」と「Franz Fon Shutorezeman」ですからね。なぜかFranzだけがちゃんとしたスペルなのが笑えます(最近の巻では日本語しか書いてありません)。そこで、例の「英語版」と「バイリンガル版」を見ることになります。その結果、ミルヒの場合はめでたく「Franz von Stresemann」だと分かりましたが、問題はヴィエラ先生。
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 左が原作、右の上が「バイリンガル」、右の下が「英語」です。微妙に異なっていますね。おそらく、日本で監修した「バイリンガル」の方が正しい表記なのでしょうね。それが証明されるのが、第2話で千秋が携帯番号のメモを渡されるシーン。そこにはしっかりジャンの字で「Sebastiano Vieira」と書かれていましたからね。
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ところが、です。第1話の最初に出てくるその先生の指揮するコンサートでホールの前に掲げられていたポスターを見ると、そこには「Sebastiano Viella」とありますよ。いいのかなあ、こんなんで。
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by jurassic_oyaji | 2008-01-06 11:55 | 禁断 | Comments(4)
永谷園
 1年以上の間をおいて、ドラマ版「のだめ」の登場です。2時間20分枠で2日連続ということですから、内容的にも充実したものが期待できることでしょう。例によって、民放のドラマですからCMにはイライラさせられるはずです。そこで、リアルタイムで見たいのはやまやまですが、敢えてスタートを20分遅らせて、ハードディスクでの時間差鑑賞ということになります。CMだけで20分はあると踏んで、ドラマの正味の尺は」2時間、これだと、CMをとばしとばし見ていれば、終わりはほぼ同じ時間になるはずです。
 いやあ、ほんとに仕方のないこととは言え、地上波民放のCMの無神経さ、いや、そもそもそういう状況でドラマを作っているという放送局の無神経さには今さらながら嫌気がさします。もはや彼らの常識とすらなった特に後半での細切れなCMの挿入、こういうものには慣れていない私としては、つくづくハードディスクレコーダーのありがたさを噛みしめることになります。なんで、今指揮をしていた人が出演しているお茶漬けのCMが、そこで流れなければならないのでしょうか。
 ドラマの方は、なんともすごいことになっていましたね。ほぼ全編海外ロケ、コンクールでは現地のオケ(プラハ放送交響楽団)を使っての収録ですからね。でも、そのオケのメンバーまでにもきちんと芝居をさせてしまうのですから、実はそちらの方にとても感心してしまいました。そもそも、前のドラマの冒頭でヴィエラ先生役のマカルにしっかり演技をさせたというところで、そういうノウハウは出来上がっていたのでしょう。そのマカルはもはやすっかりドラマのキャストと化していましたね。エンドロールでマカルの前後のなんだかチェコ人っぽい名前の人がクレジットされていましたが、おそらくあのあたりがコンマスとか、ホルンの首席、あるいは2番フルートだったのでしょう。「ジリ」なんとかとありましたが、おそらくチェコ読みで「イルジー」でしょうから。
 そのコンクールの本選では、なんとスメタナホールを使っての収録でしたね。素晴らしいのは、その演奏の模様を録音するためのマイクなどは、全く立てずに、あたかも本当のコンクールのような雰囲気を出していたことです。ただ、実際はそれだけ有名なコンクールでしたら必ず録音は行うはずですから、かえってなにもない方が不自然に見えてしまいますがね。その代わり、前もって録音したものにきちんと合わせて演奏するためのモニタースピーカーが見えてしまったことの方が、残念でした。まさか見つける人はいないと思ったのかもしれませんが、ここまでやるのならもっと上手に隠して欲しかったものです。
 それと、原作でもちょっと不思議だったのですが、こういう指揮者コンクールで予選の段階から燕尾服を着るというのはどうなのでしょう。以前篠崎靖男さんが入賞されたフィンランドの指揮者コンクールのレポートを見ると、ファイナル以外に燕尾を着ることはないようなのですがね。
 しかし、サン・サーンスって、あんなにくらいイメージの曲なのでしょうかね。ともかく、今回は千秋のコンクールでしたから、あしたはのだめの話が中心になるのでしょうね。楽しみです。
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by jurassic_oyaji | 2008-01-05 00:06 | 禁断 | Comments(2)
謹賀新年
 あけましておめでとうございます。今年最初の「禁断」ということで、昨年から恒例(?)となった年賀状公開です。
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 毎年毎年、相も変わらずのお正月ですが、今年は年末に作った自家製の白菜漬けが、ちょっと新鮮な味を付け加えてくれました。でも、かつてはおせち料理もきちんと作っていたのですがね。その中でも「栗きんとん」は私の担当、ゆでたさつまいもを裏ごししてとろとろになるまで練り上げるという、根気の要る仕事です。しかし、最近ではそんな面倒くさいことをする時間もなくなり、あえなく優先順位の最下位に貶められ、いつしか作ることはなくなってしまいました。ですから、毎年年末に出来合いのものを買ってくるということになります。
 いつもはスーパーのパック品などで済ましてしまいますが、今年はなぜかブランド品、しっかり紙の箱に入っています。その箱の上を見ると、こんな文字が印刷されていますよ。
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 そこには、「栗金団」という漢字に、「くりきんとん」というルビが振ってあるではありませんか。へ~。きんとんって、こんな漢字だったんですね。普通に読めば「きんだん」、なんか、他人とは思えません。
 年末年始といえば、テレビは特別番組一色に変わります。今年はなぜかクラシック関係の番組が殆どなくなっていると思われるのは、私の錯覚でしょうか。今までは民放BSでも外国のオーケストラの映像などが見られたのに、今年は全然見当たりませんし(あ、BSフジでのコバケンは除外とさせて頂きます)。特に、BSハイは悲惨そのもの、これは、いずれNHKの1波がなくなって、BS2に吸収されてしまう布石なのでしょうか。
 そんなものですから、ウィーン・フィルの「ニューイヤーコンサート」も、最初に地上波で生放送が流れるというシフトになってからは、今ひとつ真剣に見る気が失せてきてしまっています。なんせ、休憩時間に出てくるゲストとの場つなぎが悲しくなるほどお粗末なのですからね。今年のゲストはなんと黒柳徹子と堀内修、年頭からこんな人たちの与太話を聴くなんてとても耐えられませんから、他のことをしながら完全に横目で見るというスタンスです。しかし、演奏の方はちょっとすごいものじゃなかったでしょうかね。プレートルはとてもウィンナ・ワルツにはあるまじきしっかりとした「表現」を施しているではありませんか。何年か前にアーノンクールが同じようなことをやって顰蹙を買いましたが、プレートルの場合はなんだか本物のように聞こえてきます。あしたBSでやったものを、一旦日本での映像をすべてカットした上で、じっくり聴き直してみようと思っているところです。
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 年末にたまたま民放でやっていたドラマで、観月ありさと一緒に出演していた女優さんの顔になんか見覚えがあったので調べてみたら、WOWOWで少し前にやった「結婚詐欺師」というドラマに出ていた人でした。これも正月編成できのう再放送をやっていたので、しっかり見直してしまいましたよ。実はこの人、もう忘れたでしょうが仙台を舞台にした「天花」というしょうもないドラマにも「しずか」という役で出ていたのですね。
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by jurassic_oyaji | 2008-01-02 21:19 | 禁断 | Comments(0)
Haas vs Novak
 「ジュラシック・ページ」のひとつの目玉が、ブルックナーの交響曲第4番の版についてのコンテンツでした。実は、この内容そのものは私がサイトを立ち上げる前からすでに出来上がっていたものでした。1996年にこの曲を演奏することになったので、それに関する蘊蓄をニューフィルの会報である「かいほうげん」に掲載したものが、その2年後に発足することになるこのサイトのコンテンツの元になっています。
 その時に行ったのは、主に初稿と、ハース版、ノヴァーク版との間の相違点を検証するということでした。その時にハース版として手元にあったのがドーヴァー版だったのですが、それは4番と7番が1冊にまとまっているものでした。その時に発表したのは4番についてだけだったのですが、7番についても、ノヴァーク版のスコアは持っていたので、ついでに異なっている部分などをチェックしておきました。
 それから12年近く経って、たまたま「おやぢの部屋」で7番のCDのレビューを書く機会がありました。そこで版の問題についてちょっと考えさせられることがあったもので、その12年前のメモを元にもう一度しっかり版の違いを確認してみました。そして出来上がったのが、この新しいコンテンツです。まさに、このサイトの原点に立ち返ったような内容に仕上がっているのではないでしょうか。ほんと、こんな重箱の隅を突っついているようなことをやっていて、どこが面白いのでしょうね。でも、こんなことが好きでたまらない人もいるのですから楽しいものです。ここを見て、お手持ちのCDではどうなっているのか、ご一報下さればサイトに掲載させて頂きますよ。
 話変わって、前回のエントリーによると私の本番の半数以上を占めていたという合唱についてです。毎年のことですが、その中での最大のイベント、3月に行われるオペラシティでのコンサートのチケットとチラシが出来上がってきました。
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 なんせ、200人近い大所帯ですから、チケットは早くも厳しい争奪戦が繰り広げられているようです。ただ、仙台に回ってきた分に関してはいくらか余裕がありそうなので(去年はかなりの枚数を東京に返しました)東京近郊にお住まいの方でご希望があればお申し出下さい。
 今回最も楽しみにしているのは、武満徹の「小さな空」。あの色彩的なハーモニーの中に実際に身を置ける合唱団に参加できる喜びを、噛みしめられたら、と思います。
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by jurassic_oyaji | 2007-12-27 22:13 | 禁断 | Comments(0)
Silent Night
 おととい、後輩の男声合唱団の定期演奏会に賛助出演して、今年の私の本番はすべて終了しました。合唱関係がとんでもないスケジュールになっていたため、今まで参加していた演奏会をすべてクリアした上にその演奏会を加えた結果、なんと13回の本番というおそらく私の生涯の中で最も多い出演回数となってしまいました。そんな1年の音楽活動を振り返ってみます。

 ●1月21日(日)男の合唱祭り(仙台市青年文化センターコンサートホール)
演奏曲は2曲だけ。10分にも満たないステージですが、まずは肩慣らし。

 ●3月11日(日)コール青葉コンサート(東京オペラシティコンサートホール)
4ステージ、2時間半というハードなコンサート。拍子木のソロも担当しました。実はギックリ腰をこらえての綱渡り。東京への往復は大変でした。

 ●3月17日(土)安野光雅美術館コンサート(津和野)
島根県の津和野まで行ってきました。1週間前のコンサートの半分をそのまま演奏。

 ●4月15日(日)仙台フルートの会フェスティバル(青年文化センターコンサートホール)
「ジュピター」と、チャイコフスキーの「弦セレ」。本来のヴィオラのパートを担当するアルトフルートの吹き詰めは、まさに苦行でした。殆ど練習に出られなかったので、ほぼ初見で本番。

 ●4月21日(土)仙台ニューフィル定期(イズミティ21)
工藤さんの指揮で「牧神」、「高雅で感傷的なワルツ」、「幻想」。「ワルツ」ではトライアングル・デビューです。「幻想」では久しぶりにピッコロ・モード。

 ●6月3日(日)恵日会総会(フルートの会/ホテル江陽)
職場のコンサートです。名曲半分、愛唱曲のカラオケを半分という構成。

 ●7月29日(日)森ミドリコンサート(トッパンホール)
コール青葉が賛助出演。森さんが作曲した「津和野」の3度目の本番です。その他に、やはり安野さんの歌詞の曲を数曲。

 ●8月26日(日)100周年記念市民コンサート(宮城県民会館)
母校が100周年を迎えるというので、現役、OBが一緒になってのステージです。祝典曲(委嘱初演)と「第九」の、昼夜二回公演。とても疲れました。

 ●8月27日(月)東北大学100周年記念式典(仙台国際センター)
式典の最後にアトラクションとして祝典曲を演奏。正直プライドを傷つけられた演出でした。

 ●10月27日(土)仙台ニューフィル定期(宮城県民会館)
茂木さんの指揮。「スコットランド」でトップ。

 ●11月16日(金)東北大学法学部同窓会(仙台法華クラブ)
OB合唱団による30分のステージ。練習は本番前だけでした。

 ●12月9日(日)角田「第九」(えずこホール)
歌伴、「第九」ともトップ。これで、一年間に合唱とオケで「第九」を制しました。

 ●12月22日(土)男声定期(若林区文化センター)
「富士山」を現役と演奏。完全暗譜。


 それぞれのコンサートでの詳細な記事は、「禁断」のバックナンバーでご覧いただけます(要パスワード)。
 もちろん、それぞれの演奏会に臨むには、半年や一年前からの練習が欠かせません。特に合唱関係で、週末は殆どスケジュールがつまっていたというハードなものでした。そんな超多忙な生活、しかし、そんな時でも忙しいからと言って必要な連絡まで怠ってしまうというような、ある意味人間として許されない行動は、決して取ることはありませんでした。それを1年間貫けたのが、私の「誇り」です。
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by jurassic_oyaji | 2007-12-25 21:46 | 禁断 | Comments(1)