おやぢの部屋2
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かつどんが最高でした
 このところ、差し迫っての必要な仕事(「かいほうげん」の発行とか)はないので、もっぱら先の予定の下調べのようなことに精を出しています。とりあえずは来月行くことになっている渋谷駅周辺の情報収集です。目的地は駅前の「ヒカリエ」ですが、実はここが出来てすぐに行ったことはありました。確か、鎌倉で親戚の結婚式があった時に、前日に鎌倉駅前のホテルにチェックインしたらあとはヒマだったので、渋谷のタワーレコードにでも行こうかと思って、その前に食事に寄ったのでした。その時は、普通にハチ公前の改札から出て、そのまま地上を歩いてヒカリエの1階から入ったのですが、今回調べてみたら、どうやら駅から直通の歩道橋のようなものが出来ているみたいなんですね。渋谷駅から道路をまたいで、直接ヒカリエまで行けるという、仙台駅だったらヨドバシみたいになっているようなのです。それで、どこからその通路に続いているのか、色んな構内図を探して見たら、JRだと「中央改札口」からそのまま行けるようなんですね。その改札は、なんだかずいぶん高いところ、建物の3階あたりにあるようでした。
 昔、東京近辺に住んでいた時には、確かそんなところに改札なんかなかったような気がします。だいたい行ったのはNHKホールでしたから(N響の定期会員でした)普通にホームから階段を下に降りてハチ公前に出て、そのまま公園通りまで歩くというコースです。でも、最近は渋谷駅に行くとそんな単純なことではなく、上の方に行く階段やエスカレーターがあるようになっていましたから、そこを上るとその「中央改札口」に出るのでしょうね。そういえば、前に埼京線で渋谷で降りた時も、ホームからとてもとても長い通路を歩いた末にそんなところに出たような記憶があります。おそらく、埼京線が出来たころにこの改札口が出来たのではないでしょうか。ですから、今度は山手線のホームから上に上って、果たしてそこにたどり着けるか、試してみることにしましょう。
 そんな地図を見ていたら、そのJRの改札口の真向いに、地下鉄銀座線の改札(出口専用)があることが分かりました。銀座線というのは、地下鉄のくせに渋谷のあたりでは高架になっていて、そのままビルに突っ込んでいる、というイメージがあったのですが、こんなところに出口があったんですね。というか、何度かそこまで実際に乗ってきたことがあるはずですし、渋谷駅からも何階分か階段を上って銀座線の乗り場まで行っていたはずなのですが、そんな記憶もあいまいになっていました。もしかしたら、そんな記憶のかなたにあった改札口にまた出会えるかもしれませんね。まあ、お互いだいぶ変わっているはずですから、もう昔の面影はなくなっているのかもしれませんけどね。
 渋谷での目的地は、ヒカリエの中にあるシアターオーブです。そこで、ブロードウェイ・キャストの「ウェストサイド・ストーリー」が上演されるので、見に行くつもりです。これも、いろいろサイトを調べていくと、同じ演目がこの劇場のこけら落としでやってきた時のことを書いたブログがたくさん見つかりましたが、なんだかカットされていたところがあったようですね。確かに、上演時間も劇団四季だと3時間近くかかるものが、2時間半しかかかっていないみたいでした。まあ、私だったらどこがカットされているかはすぐ分かりますから、逆にそんなところを見つけるのも楽しみです。
 今回の上演に関しても特設サイトが出来ていて、さる有名指揮者がこんなインタビューを載せていましたね。実は、プロモーション用の番組(「番宣」ですね)が放送されていたので見ていたのですが、それがそのまんまここに転載されていたのでした。写真もその時のもの、なんだか別人のようにたるんだ顔になっているな、という印象を受けましたね。このインタビューの中で彼はこのミュージカルの音楽的なことを語っているのですが、その中で重要なモティーフとして「ド、ファ、ソ」という音型を述べています。ですから、普通の人が聴いたらそれは「C,F,G」だと思ってしまうでしょうね。でも、そんな単純な音型では、何の面白味もないのでは、とも思うのではないでしょうか。本当は、これは「C,F,G」ではなく、「C,Fis,G」なんですよね。まあ、彼の頭の中では「ファ」にシャープが付いていたのでしょうが、テレビを見る人でそんなことが分かる人なんかいませんって。それよりも、どうせ移調されているんですから「ファ、シ、ド」と言った方が正確に最初の増4度とそのあとの半音がきっちり伝わるはずなのに。
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by jurassic_oyaji | 2017-06-16 22:44 | 禁断 | Comments(0)
まだ続編が作られそうな予感
 おととし公開された「ジュラシック・ワールド」は、映画館に行って見てました。それがやっとWOWOWで放送されたので、その時にどんな感想を持っていたのか、その時の「禁断」で確認しておこうと思いました。バックナンバーを繙いてみると、それが8月17日の書き込みであることが分かりました。封切られたのが8月5日だったのに、そのあたりはちょうど職場が一番忙しい時で、この頃になってやっと見に行けたんでしたね。そのころはまだ駅前には映画館が出来てなかったので、長町のMOVIXまで行ったのでした。その書き込みを読み返してみると、肝心の映画の感想はほとんどありませんでしたね。それよりは、その映画館で本編が上映される前に流されるCM映像についての苦情が書かれていました。いや、あれは本当にお金を出して見に来ている人に対してはとんでもない仕打ちだとマジで思っていましたからね。でも、最近、駅前の新しい映画館に行った時には、たしか予告編以外のものはやっていなかったような気がします。でも、MOVIXではまだ平然と流しているんでしょうね。
 正直、映画館で見終わった時には、数々の疑問点がありましたね。一番の疑問は、最後に「9番ゲート」を開けて出てくる恐竜はなんだったのか、というものでした。でも、それはそのバックナンバーを見ると解決されていたようなので、きっと見た後にネットを調べて、疑問が解けていたのでしょう。
 そんなことはすっかり忘れて、WOWOWで録画したのを見ていたら、やはりあの最後の恐竜はなんだったんだ、と思ってしまいました。というより、自宅で見ていたら途中で睡魔が襲ってきて、そのあたりの細かいところを見落としてしまったんですね。仕方がないので、もう1度、その寝込む前から見直してしまいましたよ。
 なんにしても、やはりあの映画は、辻褄が合わないところとか、登場人物たちの不可解な行動はいっさい気にしないで、ひたすらカタストロフィーを味わうことに徹した見方をしなければ全然面白くない、ということがしっかり確認できました。というか、それ以上のものは何も期待できないのが、最近のこういう大作映画なのではないか、という気さえしてしまいます。
 さっきのバックナンバーでは、「1作目へのオマージュ」なのではないか、ということが書かれていましたが、今回見直してみるとそれは間違いないことのように思えてきました。それどころか、実際に前作から連続しているような物がありましたからね。もちろん、それの最大のものが最後に登場するT-レックスなんでしょうね。実は、そんな単純なことが、最初に映画館で観た時には思いつかなくて、あれは共食いでいなくなってしまった新種の恐竜が、実は生きていたという設定なのかな、と思ってしまっていたことを、今思い出しました。
 CGで作られた生き物たちはとてもリアルでしたが、たまに「本物」のロボットが出てくるというのも、前作と同じこと、技術は進化しているように見えても、実際にやっていることは大して変わってはいないのですね。
 最近、職場の近くに、まるで映画のセットのような建物が出来ました。


 それこそ、中にT-レックスが住んでいそうな建物ですが、これはどうやらアパートのようなのですね。別のアングルで、入り口のドアが何個か付いていましたから。ところが、ご覧のとおり、外側に窓が一つも付いていません。たぶん、このアパートは墓地の真ん中に建っているので、住む人のことを考えて外が見えないようにしたのでしょうが、なんか不気味ですね。洗濯物や布団なんかはどうやって干すのでしょう。
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by jurassic_oyaji | 2017-06-14 23:07 | 禁断 | Comments(0)
まだステレオ放送は始まっていません
 だんだん調子が上がってきて、ギャグもなかなか決まるようになってきた朝ドラですが、このところの展開は同じ脚本家の「ちゅらさん」そっくりになってきたのがちょっと気になりますね。いや、別に設定が同じでも全くちがう話がこれから始まるのでしょうから、そんなのはどうでもいいことです。要は、見て笑えて泣けれさえすれば、上質の朝ドラと認めてもらえるのですからね。
 時代的にも、この頃だと全く同じころに幼少期を過ごしたという世代がたくさんいることでしょうから、考証なども念がいっているようです。その時どきの実際の映像なども流すなど、同時代感をしっかりにじませているのではないでしょうか。ただ、細かいところではそんな考証が行き届かないところも出てきますから、そんなところもたかがドラマ、と言いながら許してあげるようにしましょうね。もしかしたら、作っている人はわざと間違った情報を織り込んで、見ている人を試しているのかもしれませんからね。
 ですから、こちらもきちんとそれに応えてあげなければいけません。今日のオンエアでは、かなり「気になる」部分がありましたからね。
 まずは、「事務員ではありません。オフィスレディです」というセリフ。これはちょっとギリギリ、という気はするのですが、この頃はまだ「ビジネスガール(BG)」と言っていたのではないでしょうか。もう少ししてから「BGというのはもっといやしい職業を指し示す言葉だから、オフィスレディ(OL)と言いなさい」というお触れが出ることになるのだ、というのが私の記憶です。
 もう一つ、「アプレ」という言葉も出てきましたね。確か、フランス語で戦後(アプレ・ゲール)をあらわす言葉を略したもののように記憶していますが、これなんかは私の親の世代の流行語だったような気がしてならないんですけどね。
 まあ、このあたりは、文献によっても様々ですから、確実に間違いだ、と決めつけるわけにはいきません。地域格差、というのもありますしね。
 でも、退職金代わりにもらったトランジスタラジオがアップになったとあっては、そんなことも言ってはいられません。
 なかなか精巧に作られた小道具ですが、「とと姉ちゃん」のように当時の現物を探し出してくればいいものを、なまじ丸ごとそれらしいモデルを作ろうとして、完全に墓穴を掘ってしまったようです。ちょっと見ただけでも分かる間違いが、3か所は見つかりました。
 まずは、この機械の名前。
 右下の部分をアップすると、こんな文字がありました。「FM/AM 2BAND RECEIVER」ですね。確かに、この頃はFM放送は実験段階でしたが始まっていましたから、FMとAMの2つのバンドがあるのは構いません。ただ、「レシーバー」というのは、当時はFM/AMチューナーが組み込まれていたアンプという、オーディオ機器の呼び名として定着していて、このような携帯用の機器には使われることはありませんでした。これは単なる「トランジスタラジオ」以外に呼びようのないものなのですよ。
 そして、この部分です。
 ダイヤルを合わせる目盛りが上下2段になっていますから、それぞれFMとAMとに対応しているのでしょうが、下段が「MW」となってますよ。その横には「Medium Wave」とありますから、それは「中波」の略であることが分かります。上段がFM、つまり「Frequency Modulation」なのですから、それに合わせればここはAM(Amplitude Modulation)でなければいけません。これは、それぞれ「周波数変調」と「振幅変調」のことですから、同じカテゴリーになるのですが、「Medium Wave」というのは波長のカテゴリーですから「Short Wave(SW)」つまり「短波」とセットで使わなければいけません。現物の「トランジスタラジオ」ではこんな感じですね。FMがまだ放送されていないころのラジオでは、このようにAMの「中波」と「短波」しか聴けなかったのです。
 そして、確実に間違いだと自信を持って言えるのが、「MHz、kHz」という周波数の単位です。下の「現物」では「KC」とか「MC」になっていますね。これは、当時は周波数には「C(サイクル)」という単位が使われていたためです。「C」(正確には「c/sec」)から「Hz」に変わるのは1972年のことなのですね。ですから、このドラマの時代にこんなラジオは絶対に存在していないのです。
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by jurassic_oyaji | 2017-06-13 00:08 | 禁断 | Comments(0)
今度のニューフィルの定期もここです
 私はもうすっかり足が遠のいていますが、大学の合唱団のOBたちがこのところ活発に演奏会を開いているようです。その出演者からチケットをいただいていたので、行ってきました。今日は、北海道、仙台、東京、九州のそれぞれ国立大学の長い伝統を誇る男声合唱団のOBが集まったジョイント・コンサートです。会場の萩ホールのまわりには、出演者のお友達でしょうか、お年を召した人がひしめいています。いいお天気なので、みんな日陰に座って休んでいますね。そのうちに列が出来始めましたが、それは屋根のない炎天下に延びていったので、それに耐えられる人しか並びません。私も、そんなに長い時間ではないと思ったので並んでいましたが、結構きましたね。やっと開場になって中に入ったら、冷房がきいていたのでホッとしました。
 本当はバルコニーで聴きたかったのですが、あそこはあまりに目立ちすぎるので2階席を目指します。入ってみると、後ろ半分には出演者のような人たちが座っていました。その中に知り合いがたくさんいたので、まずはご挨拶、前半分はまだガラガラだったので、一番前に座ります。
 4つの団体は、それぞれ20分程度のステージをこなしていました。最初に出てきた団体の中に、杖を突きながら入場している人が2人ほどいたのにちょっと驚きました。そのうちの1人は椅子を用意してもらっていたようですね。でも、その方は初めのうちは椅子に座らずに、必死で立って歌おうとしていました。もう立っているのもままならないほどで、楽譜もめくれないほどですから、心配になってきますね。でも、考えてみればOBというのはこういう世代の方が中心になっているのですから、こういう方がいてもおかしくないはずです。あの「オケ老人」の世界ですね。大半はしっかりしている人のはずなのに、演奏も老人感が満載で、ちょっと聴いていてつらくなってしまいました。
 でも、次に歌った団体は、同じ年代のOBのはずなのに、全然違う前向きさがありました。テナーの声もよく出ていて、老人感は皆無です。それでも、歌っている曲では「時間をください」みたいな歌詞があって、なにか切実な思いまで伝わってきます。これには、圧倒されましたね。
 休憩後の団体は、コダーイの女声合唱のための曲を歌っていましたが、日本語の訳詞が付いていましたね。やはり、気持ちは分かりますがこれを男声、しかもかなりの高齢者が歌うのは、相当の違和感があります。ハーモニーはとてもきれいでしたけど。
 そして、最後が私の大学のOB合唱団。曲はタダタケの「富士山」です。それを、今回最大の人数(100人近く)で歌ったのですから、迫力はものすごいものがありました。このホールは低音がかなりブーストされますから、ベースの質感はとてつもないものです。トップテナーも、よく知っている安定感のある人の声がしっかり聴こえてきますから、安心して聴いていられます。まさに、大人数男声合唱ならではの魅力がフルで迫ってきます。もちろん、それだけで聴きごたえは十分なのですが、これだけの声が出ているのなら、もっと細かいところまできちんと仕上げれば、もっともっと素晴らしいものができるのでは、という残念感も、ちょっとは感じてしまいます。
 実は、2週間後に同じ会場で、やはりこのぐらいの人数の「富士山」を聴くことになっています。それはどんなものに仕上がっているのか、楽しみです。私の場合、この曲が合唱を再開してみようと思ったきっかけですからね。
 そして、最後出演者全員(250人だとか)による演奏です。最後の「箱根八里」だけピアノ伴奏が入りますが、その人が楽譜を落としてしまったのに、すぐに拾って何事もなかったように弾き始めたのが、すごかったですね。
 「富士山」の途中で、客席の赤ん坊が泣きだしました。その泣き声は曲が終わるまで聴こえ続けていました。これは絶対にあってはいけないこと、こういう時の母親がとるべき道は、速やかに赤ん坊を抱えてホールの外に出ること以外にはありえません。
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by jurassic_oyaji | 2017-06-11 22:01 | 禁断 | Comments(0)
まだ、新宿駅の西口からは外に出られません
 この間東京に行った時には、新しい道が見つかったり、前もって調べておいた隠れルートに実際に行ってみたりと、オペラ以外にも楽しいことがありました。
 まずは、朝に東口の駐車場に車を置いて、駅に行こうとしたら、いつものエスカレーター(写真に左端)の前に新しくオープンしたばかりのホテルの入り口があって、その中にエスカレーターが見えました。「仙台駅」と書いてあるぐらいですから、ここから駅まで行けるはずです。
 予想通り、仙台に初めてできたという「成城石井」の横を通って、中央通路に出ました。
 そこからは、この、前からある新幹線改札への直行入口からまたエスカレーターに乗れば、最短で行けます。
 一方、終点の東京駅の方では、前から気になっていることがありました。八重洲口の改札口は北、中央、南と3つあるのですが、それ以外にも「日本橋口」というものがあるのです。ただ、確かにこれは看板は目にしたことはあるのですが、実際にそこから出たことはありません。というか、新幹線を降りて普通にホームから下に降りると、そんなところに行く案内は全然ないのです。
 構内図で見るとこんな感じ。ピンク色の構内からは左上の「日本橋口」は完全に隔離されているんですよね。いったい、ここから出るには、どこを通ればいいのでしょう。
 それは、そこにもう1枚の構内図、ホームの配置図を重ねれば分かります。日本橋口は、新幹線のホームの北の端から直結しているのですね。
 ですから、私も、降りたらまっすぐホームを北に向かって歩きました。他のお客さんはみんな階段やエスカレーターで下に行ってしまいましたから、この案内があるあたりには誰もいませんでした。
 その先、本当にホームの端っこが、改札口への入り口でした。こんなところがあるなんて、知ってました?
 そこから出てくると、右手にはすぐキッチン・ストリートの看板があります。
 これで、今まで謎だったことが一つ解明されました。おそらく、これで東京駅の通路は、ほとんど手中に収めたことになります。もう、どこからでも出たり入ったりできるようになっているはずです。
 でも、それで喜んでいてはいけません。来月は渋谷駅のあたりに行くことになっています。道玄坂ではないですよ。あそこは東京駅以上に複雑ですから、いったいどうなることでしょう。というか、埼京線のホームって、あれはいったいなんですか。ほとんど隣の駅じゃないですか。まあ、東京駅の京葉線よりはましでしょうが。
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by jurassic_oyaji | 2017-06-09 21:39 | 禁断 | Comments(0)
カンブルランは新国に来てました
 最近、仙台のFM局が音楽づいていますね。タワーレコードとのコラボで「No Music No Date FM!」などという、恥ずかしすぎるコピーまで作って、盛り上がっているようです。そこで、色んな番組でゲストがやってきた時にも、パーソナリティが音楽がらみの質問などを交えてトークが進む、というような場面をよく耳にするようになってきます。そんな時にゲストに「あなたのルーツミュージックは何ですか」聞くと、「荒井由美でしたね」とか答える、なんてことが起こります。彼の根っこ(ルーツ)となっている音楽(ミュージック)、という意味で使ったのでしょうが、普通はこういう時に「ルーツミュージック」という言葉を使うのは明らかな誤用です。この言葉は、音楽用語としてきっちり定義されているもので、歴史的にポピュラー音楽の元になった音楽、という意味が与えられています。具体的にはゴスペルとかディキシーランド・ジャズ、ブルーグラスといったジャンルの音楽ですね。そのようなものが進化、あるいは変化して、今の音楽になったと考えられるものです。そう考えれば、「あなたのルーツミュージック」というような言い方は出来ないことは容易に分かります。もちろん、「荒井由美がルーツミュージック」などということは、絶対にありえません。
 クラシックの場合は、「ルーツミュージック」に相当するものは何になるのでしょうか。まあ、中世やルネサンスあたりの音楽なのでしょうか。それらは、脈々とその後の音楽の底辺を支え、現代の音楽にまでしっかりその影響を残しています。
 20世紀を代表する作曲家、オリヴィエ・メシアンも、そんな「ルーツ」を大切にしていた人なのではないでしょうか。決して頭でっかちにならずに、どんな時代でも通用するような感覚にあふれた彼の音楽は、多くの人を魅了してきました。シェーンベルクの後期の音楽はもうしばらくしたら完全に忘れ去られることでしょうが、メシアンの作品はこれからも愛され続けるはずです。
 そんなメシアンの唯一のオペラ、「アッシジの聖フランチェスコ」は、今まで国内では全曲が演奏されることはありませんでしたが、今年11月に、コンサート形式で全曲の日本初演が行われることになりました。東京では19日と26日にサントリーホール、そして、23日には滋賀県のびわこホールと、全部で3回のコンサート、シルヴィア・カンブルラン指揮の読売日本交響楽団です。このニュースを聴いたときには、絶対に聴きに行きたい、と思いました。これも、この間の「ジークフリート」と同じぐらいの時間がかかるオペラですけどね。
 何を隠そう、私はメシアンと、この作品の大ファン、今まで出ていた録音と映像は全て(と言ってもCDが2種類とDVDが1種類だけですが)持っています。DVDはオーケストラがステージの上で演奏する限りなくコンサート形式に近いものでしたが、それでも十分に楽しめましたから、この読響のステージも期待が出来ます。これはもう、発売初日には「ぴあ」で買ってやろうと、虎視眈々とその日を待ちました。
 発売日が発表されたのは、それからしばらくしてのこと、その日はお昼から「杜の都合」の練習がありましたが、発売は10時からなので間に合うでしょう。ところが、時間になってぴあに行ったら、まずはネットがつながりません。アクセス過多でパンクしていたんですね。それでも5分ぐらいでつながりましたが、なんと座席指定が出来るのは11時からなんですって。そんなこと、きいてませんよ。というか、ぴあの場合劇団四季のように最初から座席指定はできないようですね。そして、もちろんその時点で、数日前から始まっていた先行予約のため、BC席はすべて売り切れていました。
 ここは、焦る気持ちを抑えて11時まで待つしかありません。私にとって、座席指定はマスト、できれば2階席のBブロックで聴きたかったので、そこがなければ買わなくてもいいかな、ぐらいに思ってました。ところが、やっと座席指定のところまで行ってみると、なんと2階席はどのブロックもすべてなくなっていたではありませんか。もちろん、東京の両方の日をチェックしましたが、どちらも同じでした。日本のオーケストラでこんなことがあるなんて、信じられませんでした。それでも、やっぱり聴きに行きたいので、まだ残っていた1階席を買いましたけどね。
 それをニューフィルの友人に話したら、彼(彼女?)も行きたがってチケットを買おうと思ったのだそうですが、サイトでその日のうちに完売したことを知って、がっかりしていましたね。

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by jurassic_oyaji | 2017-06-07 22:13 | 禁断 | Comments(0)
つばめKITCHENのメニューは、つばめグリルとちょっと違います
 きのうは、一人で旅に出てきました(探さないでください、とか)。
 いえ、そんな青いものではなく、単なるかっこつけなんですけどね。とにかく、まるまる6時間同じ場所に座り続けるという苦行のために東京に行ってくるだけのことです。まあ、途中で休憩はありますけど。
 ワーグナーのオペラの全曲は、だいぶ昔のバイエルン国立歌劇場の引っ越し公演で「ワルキューレ」を見たことがあるだけ、こればっかりは仙台で見ることなど全くあり得ませんから、この前新国で「カルメン」を見た時に、これをやることを知って、チケットを買ってみました。時間も、マチネだったら2時に始まって8時に終わりますから、最終のはやぶさで帰ってくることが出来ますし。
 ただ、問題はありました。ご覧のように幕間に休憩が2回ありますが、それがそれぞれ45分も取ってあるのですよ。まあ、なんたってワーグナーですから、歌手もオーケストラもそのぐらいの休憩は必要なのかもしれませんが、普通のコンサートでは20分ぐらいの休憩が1回あるだけですから、お客さんにとってはあまりに長すぎます。
 もっとも、おそらくこの時間に食事をしようという人も見込んでいるのでしょう。しかし、それだったらグラインドボーンやバイロイトのように1時間半ぐらい取ってもらいたいものですね。どこか近くでちゃんとした食事を摂ろうと思ったら、これでは短かすぎます。私は、仕方がないのでお隣のオペラシティの地下のロッテリアに行きましたけどね。
 でも、帰ってきたら、ホワイエにはいつの間にかたくさんの「屋台」が出ていたではありませんか。飲み物やサンドイッチ、さらには「ミーメのキッチン」とか言って、ちゃんとしたハヤシライスなんかも出していましたよ。1皿600円ですって。オペラハウスのホワイエでこんな値段は、安すぎます。こんなことをやっていたんですね。ただ、ここで買ったはいいけど、それを食べる場所を見つけるのにちょっと苦労しそうですね。最悪、立ったままお皿を左手に持って食べなければいけないかもしれません。
 さらに、入るときには無かったものがもう一つありました。
 ここは、モギリの前のエントランスで、開演前はこのようにシャッターが下りてます。「カルメン」の時には、このあまりにオペラハウスらしからぬ閉鎖的な態度の物証を撮り忘れていました。これが、休憩時間には、モギリの場所をもっと前に持ってきて、この空間にスタッキング・チェアをずらりと並べて、そこに座って時間をつぶせるようにするのですよ。たしかに、ロッテリアから帰ってきたらここにみんな黙々と座っていましたから、ものすごい違和感がありましたね。ここはオペラハウスのロビーではなく、病院の待合室か、と思ってしまいましたね。いや、いまどきの病院だったら、もっとふかふかのゆったりしたソファーを用意しているところだってありますよ。この前のクロークの不手際といい、ここは絶対何か勘違いを犯しています。
 オペラの方は、やはり勘違いをしている客がすぐ前の席に座っていたために、視界を遮られて腹が立ちましたが、演奏は素晴らしい歌手たちの歌に、まさに酔いしれてしまいました。最初のミーメ役のアンドレアス・コンラッドからして、ジークフリート役のステファン・グールドよりもすごい声を聴かせてくれていましたからね。もっとも、おそらくグールドはこのあたりは少し声をセーブしていたのかもしれませんね。もう、しり上がりに声の伸びが増していって、完全に圧倒されました。ヴォータン役のグリア・グリムスレイはちょっと軽めの声ですが、それが狡猾さを出していたのかもしれません。後半になって登場するエルダ役のクリスタ・マイヤーと、ブリュンヒルデ役のリカルダ・メルベートもすごかったですね。メルベートはずっと寝ていたせいでしょうか、立ち上がりはちょっと不安でしたが、最後はグールドともども、ホール一杯に声を響かせていました。
 最悪だったのは小鳥役の日本人のキャストたち。そもそも、なんで4人も必要なのか、全く理解できません。そして声がお粗末なだけではなく、体型もお粗末な人もいましたね。場末のストリッパーのような安っぽい肌襦袢を着ていますが、もろに三段腹が見えてしまうのは醜悪すぎます。
 それと、このプロダクションは故ゲッツ・フリードリヒが最後にフィンランドの歌劇場で手掛けたものなのだそうですが、装置もそこで使われたものをそのまま使っているためでしょうか、新国のプロセニアムの上半分がふさがれていました。「カルメン」の時の広々としたステージを期待していたのに。第3幕の第1場などでは、ヴォータンの乗ったステージがせり上がるのですが、そうなるとさらに圧迫感が強まってしまいます。それと、些細なことですが、第1幕のセットでは、2階席からは歌手が後ろに降りていく階段の手すりが丸見え、興ざめです。「共同制作」というのは、このような不具合を強制されるものなのでしょうかね。
 そんなアラ探しばっかりやっていたのは、オーケストラが何か違うな、という感じがあったからなのでしょうか。とにかく淡泊すぎて、ワーグナーらしいドロドロとしたものが全く感じられないのですよね。編成はハープは4台(楽譜の指定は6台)しかありませんでしたが、あとはしっかり16型の弦楽器がピットに入っていたのに。
 でも、バンダでコール・アングレ(ジークフリートの葦笛)を吹いていた人が、ニューフィルにトラで来たこともあるMさんでした。とっても「ヘタ」で、すごくよかったですね。
 幕が下りたのが19:44、予定より早く終われば、ギリギリ最終の一つ前のはやぶさに乗車変更しようかなと思っていましたが、これでは絶対無理です。予定通り、ゆったりと夜の東京を一人で楽しんできましたよ。
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by jurassic_oyaji | 2017-06-05 21:34 | 禁断 | Comments(2)
朝ドラでも解雇されましたね
 この間のお寺のコンサートの録音をCDにしている時には、当然プレイバックもしていますから、演奏前の住職さんの法話なども何度も聴き返していました。一部の方はご存知でしょうが、この法話はコンサートの名物のようになっていて、以前仙台フルートの会が続けて出演していた時には、いつも「今度はどんなお話が聴けるのかしら」と、みんな楽しみにしていたものでした。もちろん、「法話」と言っても堅苦しい内容ではなく、とても親しみのあるお話ですから、かしこまって聴く必要なんかは全然ありませんからね。
 まずは、本題に入る前に、コンサートのためにわざわざレンタルしたグランドピアノについてのお話から始まります。「グランドピアノは、本当はこんな室内ではなく、屋外で使われるものなんですよ」ですって。「グランド」って、野球とかをするところですからね。え?と思われました?「法話」とは言ってますが、ここの住職の場合は「抱話」、つまり、腹を抱えて笑うようなお話なんですよね。私たちは慣れていますが、初めて聴く人はびっくりするでしょうね。なんせ、自分の娘の結婚式でも、そんなことを言う人ですから。鎌倉でその式があった時には、「鶴岡八幡宮には鳥居が3つあって、1つ目には水、2つ目にはお酒が祀られています。では、3つ目は何でしょう」なんて真顔で挨拶してましたからね(答えはウィスキーです←3鳥居=サントリー)。
 そして、本題に入ると、今回の出演者が合唱団だということで、朝ドラで主人公の職場の合唱団(やはり女声合唱団)が登場するという最新の話題に絡めての「法話」となります。朝ドラではロシア民謡が歌われていました。「トロイカ」ですね。もちろん、そこではベタに「トロ」と「イカ」で迫ります。でも、その先がすごくて、それは寿司ネタの高いものと安いものの代表で、そのあとに「鈴の音高し」を持ってきて、かつては寿司の値段はセリで決めていて、ストップ値が出ると鈴を鳴らして、そこで金額が決まる、というのです。強引ですね。
 そのあとに、本当はトロイカは3頭立てのソリのことで、それから「トロイカ体制」という言葉が生まれたのだ、と、割ときちんとした話になるのですが、「その3人は、大統領と首相と、町内会長」と言ったところで、みんなが腹を抱える、というわけです。そのあと、「ソ連時代にペレストロイカという言葉があったが、それもトロイカから来ている」と言ったので、確かにそうだな、と、その時は思いました。でも、後で調べたら、この言葉は「ペレス・トロイカ」ではなく、「ペレ・ストロイカ」という2つの単語の集まりだったんですね。ほんとうですよ。これは。なんでも、「再構築」という意味なのだとか。「3人」とも「トロイカ」とも全く無関係だったんですね。私も初めて知りました。まあ、たまにはそういうこともあります。
 話は、そこから富岡製糸場に飛びます。去年、お寺の旅行会で行ってきたんですね。そこにもかつては女工さんが集まって女声合唱団があったのだそうですが、すぐに退職してしまうので、解散してしまったそうなのです。なぜ退職するのかというと、まわりは蚕(解雇)だらけ、というオチでした。
 そんな楽しいコンサートで、進行もスムーズに行ってまずは大成功だったのですが、一つだけ失敗したことがありました。合唱団の控室は本堂の横の書院を準備してあって、そこで着替えて本堂の裏手に並んで出を待つという段取りでした。それで、結構暑い日だったので、暑い時はその部屋のエアコンを付けるように言ってありました。でも、演奏の間にそこに行ってみると、障子が開けてあって、暑いので風を入れたような感じでした。エアコンはもったいなくてつけなかったのだと思い、スイッチを入れて、障子をしっかり閉めてきました。歌い終わって戻ってきたら、きっと涼しくなっていることでしょう。
 ところが、後で話を聞いてみると、蒸し風呂のようだったというのです。確かめてみたら、エアコンのリモコンはまだ「暖房」になったままでした。しばらく使っていなかったので「冷房」に切り替えていなかったのですよ。蒸し風呂になるのは当たり前でした。
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by jurassic_oyaji | 2017-06-02 23:05 | 禁断 | Comments(0)
インクを2セット買うと、新しいプリンターが買えてしまいます
 楽天は好調さを持続させているようですね。今日も大量リードを受けてピッチャーを確実に交代させていくという「勝利の方程式」とやらが使われているのだそうです。でも、いつも思うのですが、なんで「方程式」なんでしょうね。こういう使い方のように、確実に勝利につながる選手起用、という意味だったら、「公式」を使った方がいいのではないか、と、最近とみに思うようになりました。「最近」というのは、以前は私も深く考えずにこの「〇〇の方程式」を使ったことがありましたから。もちろん、その正しい使い方に気づいた今では、決して使うことはありません。というか、あれだけテレビでアナウンサーが「勝利の方程式」と連呼していれば、もうそれは正しい言葉として認知されてしまいますからね。正しくない言葉でも、頻繁に使われるうちに正しくなってしまうというのは、よくあることです。もっとよくあるのが、正しくない事実でも、時の政権が「正しい」と言い張れば正しくなってしまう、というやつです。本当に最近はそんなのばっかりです。
 おとといのコンサートの録音は、かなり近いところにレコーダーを置いたので、アラが目立ってしまうのではないかと思っていました。実際、何年か前に同じ状態で録音したものが、本番はそんなに悪くはないと思ったのに録音を聴いたらあまりのひどさにがっかりしてしまった、ということがあったので、今回もそうなってしまうのかな、と。でも、なんか会場の音響自体が、その時とは変わっているような気がしました。リハーサルを聴いていると、思っていた以上に響いていたんですね。前のコンサートは震災の前の年だったのですが、そのあと本堂では耐震工事が施されたので、そのせいなのかもしれません。具体的には、新しく壁を作って、建物の強度を上げてあります。それが、ちょうど合唱団が立っている後なので、うまい具合に反響してくれたのでしょう。
 お客さんが入って、いくらか響きがなくなったような気はしましたが、合唱はとても声がまとまっていて、ハーモニーも美しく決まっていましたから、本堂全体がとてもよく響いていたようでした。しかも、レコーダーもグレードアップしていますから、録音を聴いてみても、そんな美しさがきっちりと収められていましたね。ですから、これだったらおそらく聴かされてもがっかりするようなことはないだろうと、出演者の人数分のCDを作ってあげようと思いました。
 フォーマットは最初から16/44.1で録っていましたから、それをそのままレコーダーで編集してファイルを曲ごとに分割すれば、それをそのままCDに焼くことが出来ます。もちろん、前説や曲間のMCもすべてノーカットで入れました。さらに、ジャケットも、たくさん撮った写真を入れて作りました。それをインクジェット・プリンターで印刷すれば、結構きれいに出来上がるはずです。
 ところが、何枚か印刷が終わったところで、そのプリンターのインクが切れました。ですから、インクを交換したのですが、そのあとにエラーランプが消えなくなってしまったのです。とてもシンプルなプリンターで気に入っていたのですが、最近ハガキ印刷で酷使したので、もうおかしくなったのかもしれませんね。でも、この間予備のインクを買ったばかりだというのに。だから安物は困ります。結局、そのまま電源を切って、その日の作業は終わりです。
 でも、そのあとネットでマニュアルを調べたら、一つ解決策がありそうなので、次の日にそれを試してみたら大成功、また元通り動くようになりました。これで、全部のジャケットを印刷することが出来ます。
 こんな感じで仕上がりました。
 コンサートは一応30分ということでお願いしてあったのですが、CDにしてみると50分以上になっていました。そんなに延びてしまったのは、和尚の前説が長かったせいなのでしょう。
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by jurassic_oyaji | 2017-05-31 22:05 | 禁断 | Comments(0)
マーラーのチケットが10枚売れました
 毎年、この時期に職場で開かれている「かやの木コンサート」は、そもそもはこの若葉の季節を体いっぱいに触れる中で音楽を味わっていただこうと、国の天然記念物の「マルミガヤ」の前が会場でした。最初に始めた時には、その頃私が入っていた「仙台フルートの会」というところに出演してもらい、しばらくはそこが毎年演奏、という形でしたね。
 最近では、名前はそのままに、私以外のスタッフの知人など、音楽に限らずいろいろな分野のグループにお願いしています。去年は「すずめ踊り」でしたね。そして、今年は愚妻が所属している女声合唱団が出演してくれることになっていました。合唱団は以前、私が入っていた男声合唱団が出演したことがありましたが、その時は野外ではなく室内でやらせてほしいということで、本堂で行いました。その時には、ピアノはそこにあったアップライトを使いました。でも、やっぱり仮にもコンサートですから、なんかしょぼい感じでしたね。ですから、もし次に合唱団がやるときには、できればグランドを使いたいな、とは漠然と考えていました。
 今回は、全くの偶然でグランドをレンタルしているところが見つかり、一応はニューフィルとも仕事をしているところなので大丈夫だとは思いながらも、本当はちょっと不安もありながら、そこの楽器を借りることにしました。調律もちゃんとやってくれる、と言ってましたからね。でも、やはり実際に楽器が届くまでは、なんだか果たしてちゃんとしたのが借りられるのかどうかは全く分かりませんでした。
 コンサートの前日のきのう、その搬入の予定時間の少し前に、その調律の人がやってきました。その人は、私もニューフィルのコンサートの前に調律しているところを見ていたり、他のところでも頻繁に目にしていたSさんでした。こんな方と取引しているのだったら、そこの楽器も大丈夫だろうな、と、その時思いましたね。実際、そのグランドピアノは、とても素敵な音を本堂内に響かせてくれました。
 それにしても、この楽器の搬入と据え付けは、とても大変な作業なんですね。
 楽器が到着、前もって打ち合わせてあったように、ガードをくぐれるように、大きなトラックではなく、こんな小さな車です。
 3人がかりで中に運び入れます。
 まずは、足を2本付けただけで、起こしていきます。
 残りの1本の足は、2人が支えている中をもう一人が取り付けます。
 これで場所は決定、Sさんも仕事を始めます。
 ここまでを見届けてから、その日は「杜の都合」のマーラーの初練習に向かいます(結局、調律はそれから2時間半かかりました。)。いつもの旭ヶ丘のホールでしたが、椅子の数はもっとたくさんでした。その管楽器の席はほとんど埋まっていましたが、弦楽器はまだ空席が目立ちます。でも、これがいっぱいになることは間違いないので、そんな空席でも迫力があります。今回は新しいメンバーもたくさん参加していて、私の隣の1番オーボエの人も全くの初対面でした。でも、この人がとても上手なんですね。というか、今まで一緒に演奏して来たオーボエとは全然タイプが違っていて、とてもカッチリした吹き方をするので、ちょっと煽られてしまいそうになってしまいます。この人とぴったり合わせるのはかなり大変なような気がしますが、なんか燃えてきますね。
 そして、今日は朝からコンサートの準備、さらには指揮者やソリストの楽譜を譜面台まで置きに行ったり、合唱団の出のきっかけを指示したりと、私はステマネの真似事のようなことまで、いつの間にかやっていました。
 これが本番、ピアノはすっかり隠れていますが、よく聴こえてきました。
 せっかくですからD-100で録音もやってみました。ただ、リハーサルの時に回しっぱなしにしておいて、それを聴いてレベルを合わせようとしたら、音が全然聞こえてきません。焦ってしまいましたが、そういえば最近はもっぱらラインだけで録音していたので、入力がマイクになっていなかったんですよ。それに気が付いて再度リハを録音、ちょっとゲインが低めだったので微調整したら、本番はかなりきれいに録れていました。例によって、主催者の前説が面白かったので、それも全部含めてCDにしてみんなに配ってもらうつもりです。でも「『トロ』と『イカ』」って、私が教えたネタなんですけどね。
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by jurassic_oyaji | 2017-05-29 22:15 | 禁断 | Comments(0)