おやぢの部屋2
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集配には来てもらえなくなります
 お盆の時期の私の仕事には、「会報」の発送作業もあります。こちらでもそういうものを作っていて、毎年行われるお盆のイベントで直接配られるのですが、それはほんの少しだけなので、残った分は送らなければいけません。これもやはり台風の影響で、手渡しできた分がいつもより少なかったので、当然発送分が増えてしまって、1000部を超えていました。それを封筒に詰めてあて名シールを貼りつけるという作業ですね。
 それは、もうきのうのうちにほぼ終わっていて、残りを仕上げたら今日の午前中にでも郵便局に「ゆうメール」として持って行ってもらう、という段取りでした。ところが、夕べハタと気が付いて、これは普通の郵便で送った方が安いのではないか、と思ったのですね。こういう、顧客全員に送るDMは年に2回あって、年末には暦などの重たいものが入るので、定形郵便だと25グラムを超えて1通92円になってしまいます。それが、ゆうメールだと88円で送れるんですね。実は、去年まではもっとずっと安かったのですが、今年になってこんな大幅な値上げになっていたのです。ただ、「郵便区内特別」を使っても、かろうじてゆうメールの方がお得、という状況でしたから、もう少し使おうかな、という感じではあったんですね。
 ところが、今回の封書は、A4用紙1枚だけしか入っていませんから、楽楽25グラム以下で、郵便だと82円で送れるんですよ(ゆうメールには、その区切りがなく、一律50グラムまでです)。これだったら、わざわざゆうメールを使う人はいないでしょう。なんでこんなことに今ごろになって気づいたのでしょうね。
 ただ、ここで問題が。今回詰めた封筒には全てゆうメールの表示が印刷されているんですよね。ですから、そのままでは使えません。それが見えないように新たに「別納郵便」のシールを作って貼るのがベストでしょうか。でも、そんなものを作っている時間はもうありません。だったら、少し大きめの切手を買ってきて貼ってしまえば、手間は同じことですよね。
 ただ、普通の糊の切手だと、あれを1000枚舐めるのは大変そう。いや、スポンジで水を付ければいいのでしょうが、なんだか水が邪魔です。それよりも、シールになっている記念切手を買ってくれば、ずいぶん楽でしょうね。ということで、そういうものを1000枚なんて、普通の郵便局ではまず手に入れられないでしょうから(この間は、ハガキさえありませんでした)大きな「本局」まで行って、こんなのを100シート買ってきました。
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 局員さんが「これが大きくていいですよ」と言ったので、これにしたのですが、いざ貼りはじめてみると、妙にデザイン重視でいろんな形にミシン目が入っているのがあって、いい位置に貼るのが結構大変でしたね。それよりも、中にはそのミシン目が不完全で、ヘタをするとそこだけ剥がれなくて、最悪切れてしまうことがあるのが問題です。デザインに凝る前に、きちんとミシン目で剥がれるようにする方が大切なことに、郵便局は気づいていないのでしょう。
 とにかく、今日中には出さなければいけないので、貼りましたよ。1000枚。そして、それはそのままポストに入れたのでは絶対に入りきりませんから、近くの郵便局の窓口に持っていきましたよ。そうしたら、局員さんは切手が貼ってあるか、すべての封書を点検していましたね。お互い、ご苦労様なことです。
 今のゆうメール(特約ゆうメール)からは、近いうちにまた値上げしたいような案内が来ています。最初この契約をした時には、当分値上げはしないようなことを言っていたのに、2年目には何の相談もなく大幅な値上げ、そして、その直後にまた値上げのお知らせですから、これはまっとうな商売をはるかに逸脱した、ほとんど詐欺まがいの商法ですよ。もちろん、これ以上値上げになったら何のメリットもありませんから、即刻解約するつもりです。
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# by jurassic_oyaji | 2018-08-13 21:15 | Comments(0)
サバランもおいしそう
 毎年、「お盆」というのは8月の13日から、と決まっています。これはいわゆる「旧盆」で、新しい暦に従った「新盆」というのも7月にあるのですが、誰もそんなもんがあるということすら知りません。「七夕」は見事に新暦の7月の年中行事として定着したのとは逆の状態、仙台みたいに旧暦に七夕をやるところは、異端視されてしまいます。
 ということで、その「お盆」間近のこの土日は、せっかくだからここでお墓参りをして、お盆には遊びまくろうという人たちのために、墓地がとても混みあうことになるのです。
 きのうは、私の職場もそんな大混乱に加えて、社長と副社長が別のところで仕事があるということで職場にいなくなったため、私までもがとても忙しく来客の対応などにあたることになってしまいました。つまり、この間のイベントの時に台風の影響で来れなかった人たちが、一斉に押し寄せたために、ある時間はほとんどパニックになっていたのですね。
 そんなのも何とか落ち着いたので、私は敷地内の別のところでニューフィルのアンサンブルの練習です。まさかこんなに忙しくなるなんて思っていなかったので、この日に予定を入れてしまったのですね。
 でも、そこは表の喧騒からは隔たった、静かで涼しい空間でしたから、みっちりとフルートパートの4人組の練習が出来ました。
 終わったところで、やおらAちゃんが後ろに隠していたルイ・ドゥ・レトワールの箱を取り出しましたよ。なんでも、前の日は他のメンバーの誕生日だったので、せっかくだからここでパート内のパーティーをしようというのですよ。
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 わたしは、その辺にあったお供え用のお皿を持ってきて、その上にケーキを乗せました。なんか、お茶会みたいですね。畳の上ですし。ケーキはそれぞれにおいしそうで迷いました(抹茶は除外とさせていただきます)が、私は右下のベリーがたくさん乗ったムースをいただきました。
 これは、今月の25日(土)に本番が行われる、こんな催し物のための練習です。
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 いつもはこんなチラシを作ったりはしないのですが、今回は運営スタッフ(毎年変わります)がかなり張り切っているようで、外部に向けての宣伝用に、こんなのを作ってしまったみたいです。一応、誰でも来て構わないようにはなっていますが、いままでの様子では、出演者以外はまず参加していませんでしたから、こんなのを見て来る人がいるのかな、とは思うのですが、まあ私もたくさんの人が来てくれた方がうれしいので、宣伝をしておきます。
 私の出番は、きのう練習した6番目の「ジュラシック & ガールズ」のフルート四重奏と、11番目の「KAYトリオ」と、2回あります。「KAY」というグループ名はアメリカのジュエリーショップの名前からとりました。宝石のような煌めきをもった演奏を目指して・・・いるのかな?いやいや、本当は「K」空気が「A」あんまり「Y」読めないので、ベートーヴェンの「セレナード」などという大曲をこんな場でやろうとしている・・・のかな?
 これに関する演奏以外の私の仕事は、このチラシを表紙に使ったプログラムの作成です。もうこれはすでに出来上がっています。それと、本番を録音して、それをCDにして販売する、というミッションも、スタッフから託されています。もちろん、私本来の仕事の「かいほうげん」でも、これはしっかり伝えさせていただきます。
 そこまで決まっていて、「KAY」が全員で集まったことはまだ1回もない、というのは、余裕です。
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# by jurassic_oyaji | 2018-08-12 22:12 | 禁断 | Comments(0)
Sinfonieorchester Wuppertal LIVE Vol.2
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Julia Jones/
Sinfonieorchester Wuppertal
HD-KLASSIK/3D-801801(hybrid SACD)


「幻想」の新録音(今年の3月)をまともな「バイノーラル録音」で体験できるアルバムです。それ以上の体験は「バイアグラ」で。
いや、そういう録音自体は、こちらの音源ですでに体験していたのですが、それはもうお粗末極まりないものでした。この録音には人間の頭を模したマイクが使われていますが、そこではそのマイクを客席の中に置いてしまったものですから、音の広がりはほとんど感じられない、ほとんどモノラルのような音場になってしまっていたのです。さらに、そこで使われていたマイクもかなりいい加減なものでしたから、音質は最悪でした。
ということで、もう「バイノーラル録音」に関わることはないだろうと思っていたのですが、このSACDの案内を見ていたら、かなり真剣に追及されているような気迫が伝わってきたので、怖いもの見たさで聴いてみることにしました。なんたって、ただの「バイノーラル」ではなく「3D バイノーラル」ですからね。
このSACDでは、最初に「トレーラー」というのが入っています。「予告編」ですよね。そこでは女性の声でこの録音が目指すものについて語られた後、デモンストレーションが始まります。その人の声が、頭のまわりを回り始めるのですね。そして、「私の声との距離が1メートルになるように調節してください」みたいなことをしゃべっています。そう、確かにその声は、右も左も、そのぐらいの距離を隔てて聴こえてきます。あいにく、前後ではその距離感はいまいちはっきりしないので、これをもって「3D」というのはちょっと無理があるような気はしますが、左右では普通にヘッドフォンで聴く時の音場とは明らかに異なる、幅広いスケール感が体感できます。
まずは、ワーグナーの「タンホイザー」の「序曲」と「ヴェヌスベルクの音楽」です。最初の木管とホルンによるコラールは、とても澄み切った音で、眼前にほぼ原寸大に広がっています。おそらく、マイクは指揮者の頭の上あたりにセットされているのではないでしょうか。そして、チェロによるテーマと、それに寄り添うヴィオラが現れるのですが、その距離感や位置関係もはっきり分かります。さらに、そこにヴァイオリンが入ってきた瞬間、まるで幕が開いたようにステージそのものが「原寸大」で迫ってきたのです。これは、ちょっとすごいことなのではないでしょうか。スピーカーによる再生では、サラウンドでもその音場はあくまでスピーカーで囲まれた空間の中でしか体験できないのに、ここではそれ以上の幅広さが感じられるのですからね。
そして後半の「ヴェヌスベルク」になると、多くの打楽器が横一列になって華々しく踊り出す様子が眼前に広がります。
そのような楽器の定位だけではなく、それぞれの音がとても明瞭に聴こえてくるのも素晴らしいところです。「マイクは2本しか使わず、いかなるフィルターやエフェクターも用いられてはいない」と明言しているので、もちろんサブ・マイクなども使われていないのでしょう。それでこれだけの細部までが完璧にとらえられているのですから、すごいものです。
「幻想」でも、そのクオリティは変わりません。ピッコロなどはとかく他の楽器に埋もれて聴こえないものですが、ここではオーケストラがどんな大音量になってもくっきりと聴こえてきます。最後の楽章の「コル・レーニョ」(最近の楽譜では、「frappez avec le bois de l'archet」と具体的に指示されています)で、ヴァイオリンとヴィオラが弓の木の部分で弦を叩くというところは、もう目の前のそこら中から気持ち悪い音が聴こえて背筋が凍りつくようです。
そして、ライブ録音ですから最後には拍手が入っています。それも、見事にホール全体の広さが感じられるぐらいの広がりが再現されていました。
ここで演奏しているウッパータール交響楽団は、かつて上岡敏之が首席指揮者だったオーケストラですね。こんな過酷な録音に耐えうるだけの腕を持った、素晴らしいオーケストラです。

SACD Artwork © Cybele Records GmbH

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# by jurassic_oyaji | 2018-08-11 22:09 | オーケストラ | Comments(0)
ベートーヴェンをやります
 きのうは、台風が直撃するので警戒が必要です、みたいな予報が出ていましたね。確かに、数日前から台風の予想経路は、もろに宮城県を通過するようになっていたので、もうそれは間違いのないことのように思われました。ご存知のように、毎年この日は私が1年中で一番忙しい思いをする日になっています。もちろん、それは雨が吹こうが風が降ろうが関係なく決行されることになっています。ただ、やはりそんな大変なお天気の日にわざわざ外に出ようと思う人はいないはずですから、やってくる人はかなり少なくなってしまうとは思っていました。実際、朝のうちは「中止にはならないのでしょうか?」というような電話が何本か寄せられていたようですね。
 実際は、雨も風もそんな大したものではなく、終わる頃にはすっかり雨も止んでいたのですが、やはり来た人は少なかったですね。例年の3/4ぐらいでしたからね。
 その分、受け付けの業務は、いつもみたいにお客さんが殺到してパニックになるという事態にはなりませんでしたから、かなり楽でしたね。それと、全然暑くなかったので、汗ひとつかかずに済みましたから、それも楽でした。
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 こんな風に、近隣の和尚さんがたくさん集まって、みんなでお盆のための供養をするという行事です。これが1時間。
 そして、それとセットになってさらに1時間の「法話」があります。
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 反対側から撮った写真ですが、右の方にあるカラフルな祭壇は私がデコレーションを担当してました。生の竹の枝を使うので、数日前、かなり雨が降っている中を竹藪で新しい竹を切って、その枝を持ってきました。そのセッティングをするのも、例年だと大汗をかいてしまうのですが、今年はとても涼しかったので楽勝でしたね。
 この法話を行った和尚さんは、小田原からやってきたのですが、なかなか話が面白く、とても重大なことをサラッと言ってのけるというすごいことをやっていました。特に人の死に関しての根源的なことを、面白おかしく話している間に語ってしまうのですから、ちょっと感動しましたね。仏教も捨てたものではありません。
 受け付けた人数が少なかった分、ミスも少なかったので、今日になって集計をしてみたら一発で現金とぴったり合ってしまいました。これも、いつもだとまず合わないので何度も数え直して丸1日かかってしまうのが、今年は午前中に終わってしまいましたよ。
 このお盆の間は、アンサンブル大会のための練習が入っています。明日から早速フルート四重奏、来週になるとトリオです。こちらは初めてのメンバーですから、とても楽しみです。
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# by jurassic_oyaji | 2018-08-10 21:59 | 禁断 | Comments(0)
The Beach Boys with the Royal Philharmonic Orchestra
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The Beach Boys
Sally Hrebert, Steve Sidwell/
The Royal Philharmonic Orchestra
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以前ご紹介したロイ・オービソンと同じ企画、昔のアーティストの音源にロイヤル・フィルの演奏をオーバーダビングしたという「ウィズ・ザ・ロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラ」シリーズの最新盤は、「ザ・ビーチ・ボーイズ」といういやらしい名前の(それは「ビーチク・ボーイズ」)グループです。プレスリーやオービソンの時はSONYからリリースされていたのに、今回はUMGからのリリースです。もちろん、プロデューサーは同じですから、ディストリビューションは、アーティストのオリジナルのレーベルから、という契約なのでしょう。
初期のビーチ・ボーイズはアメリカのCAPITOLのアーティストでしたから、EMIの傘下、それが、もはやEMIはなくなってしまいましたから、その買収元のUMG(ユニバーサル・ミュージック・グループ)から、ということなのでしょう。クラシックばかり買っていると、EMIはWARNERだとつい思いたくなってしまいますが、それはほんの一部分で、大部分のアイテムはUMGの方に行っていたのですね。
オービソンの場合は、基本的にヴォーカルのトラックだけを残して、あとはオーケストラの新しい録音で伴奏を入れて曲を完成させるという方式をとっていましたが、ビーチ・ボーイズの場合はそもそも「バンド」としてのサウンドが確立されている曲ですから、ここではオリジナルのトラックがほとんどそのまま使われているようです。ですから、今回のオーケストラの役目は、軽くバックにストリングスを加える、といった程度のものなのでしょう。ただ、それではせっかくのフル・オーケストラを使った意味がないと思ったのでしょうか、それぞれの曲の前にオーケストラだけで新たに作られたイントロが挿入されています。
まあ、個人的には、このバンドにはそれほどの思い入れはないので、これもありかな、という感じですね。それよりも、おそらくマルチ・トラックのテープから新たにリミックスを行っているのでしょうから、バンドやコーラスの音のクオリティ自体が格段に向上しているのがうれしいですね。これは、ビートルズのアルバムでリミックスを行った結果、音が劇的に変わったことと同じ理由によるものなのでしょう。
そんな音の違いを具体的に比べてみたくて、オリジナルと比較しながら聴いてみたのが、彼らのある意味代表作「Good Vibrations」です。これは、それまでのノーテンキなサーフィン・ホットロッドのスタイルから一変して、作品としての深さを追求し始めたものとして語られることの多い曲ですが、確かにここでのアレンジにはかなりぶっ飛んだものが感じられます。一番驚くのは、あの「テルミン」にとてもよく似た音が随所で聴かれることです。
しかし、これは厳密には「テルミン」とは異なる楽器であることが、今回のアルバムのクレジットで分かりました。そこでは「Electro-Theremin: Paul Tanner」とあったのです。ポール・タナーという人は、元々はグレン・ミラー楽団でも演奏していたトロンボーン奏者でしたが、テルミンの音に魅せられて、それよりももっと演奏が簡単な楽器「エレクトロ・テルミン」を考案したのです。これはヴォリュームつまみでダイナミックス、そしてスライド・バーでピッチを操作して、テルミンそっくりの音を出すという楽器です。
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(エレクトロ・テルミンを演奏するポール・タナー)

この楽器は彼が作らせた1台しか存在していなかったのですが、その音がこの「Good Vibrations」の中での彼自身の演奏によって聴くことが出来るのですね。
オリジナルの録音には、そんな楽器の他にフルート、クラリネット、ピッコロやチェロが加わっています。そのチェロはオリジナルでもかなり目立つのですが、ここではおそらくRPOによってさらに増幅されているのでしょう。そして、面白いのが、フルート。オリジナルでは伴奏のハーモニーに徹していてほとんど聴こえないのですが、ここでは明瞭に聴こえてくるスケールのソロが加えられています。そんなところを探していると、とても楽しめますよ。

CD Artwork © UMG Recordings, Inc.

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# by jurassic_oyaji | 2018-08-09 21:24 | ポップス | Comments(0)