おやぢの部屋2
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チラシのゲラ
 「かいほうげん」の発行も終わったので、やっと一息つけると思ったら、もうそろそろ今度の演奏会の企画書を作らなければいけない時期になっていたことに気付きました。いつもだとだいたい本番の2ヶ月前にはチラシやポスターが出来上がってきますから、そのタイミングで企画書と一緒にチラシを関係各方面に送りつける、というのがスケジュールなのですよ。今回は4月20日、2か月前だったら、2月の20日だから、まだ1ヶ月もあるではないか、とお思いでしょうが、最近はもう少し早めに広報活動を開始しようという動きになってきたようで、それよりも早くチラシが出来上がってくる可能性もあるのですよ。ですから、そんな場合を想定して、いつもより早めに準備しておいても決して無駄にはなりません。
 そこで、今度の指揮者のデータが印刷係の方にすでに届いていると聞いていたので、まずそれを送ってもらうことにしました。折り返し写真とプロフィールが届きましたが、写真などはいつもより解像度の高い画像が3種類もありましたよ。さすが、売れっ子の山下さん、このあたりはしっかりとしたものを用意しているのですね。いつだったか、それこそシロートがコンパクトデジカメで撮ったような写真が送られてきて、その時の印刷係ともどもこれで一体どうしたらいいのかと悩んだこともありましたが、今回に限ってはそんなことはありませんでした。その時に、チラシ用の写真はこれ、というのも教えてくれたので、企画書では敢えて別の写真を使おうかな、などと考えました。まだ先の話ですが。
 ところが、その日の夕方になったら、チラシのゲラが送られてきたではありませんか。もうすでに完成していたのですね。なんという早さでしょう。やはり、企画書の準備を早く始めておいて正解でした。
 まだ公開の段階ではないので、お見せできないのですが、ちょっとだけなら、ということで、ごく一部を。
チラシのゲラ_c0039487_22263810.jpg

 今回は、こんな風にニューフィルが演奏している写真が大々的にフィーチャーされていました。分かる人は分かると思いますが、これは2009年の50回定期の時のマーラーの9番ですね。本番の前に写真屋さんを呼んで「前撮り」したものでした。こんなところで役に立つとは。実は、この上の方に巨大な山下さんがいて、おっかない顔でスペシウム光線をニューフィルの頭上に浴びせる、というデザインになっているんですよ(うそですからね)。
 一応、私にもチェックして欲しいということで、団長や副団長などと一緒に送ったそうなのですが、最初っからこんなすごいのが出来てしまえば、なにも言うことはありません。ほんと、今度の印刷係の人は、かゆい所に手が届く様なデザインをやってくれます。前回はブルックナーでザンクト・フローリアンだったので、今度は何だろうと期待していたら、ウルトラマンですからね(うそですよ)。
 でも、せっかくだからなにか突っ込めるところはないかと何回も見なおしていたら、裏側に書いてある、会場の萩ホールについてのコメントに引っかかりました。「敷地内の駐車場が満車の場合は、近郊の有料駐車場をご利用ください」とあります。確かに、ここの駐車場は狭いのですが、そこには入れなかった時には、川内の「近郊」ですから作並とか秋保あたりまで行って駐車場を探さないといけないなんて、大変ですね。なんて、もちろん、これは「近隣」の間違いでしょうね。たぶん、どこかにあった文章をそのまま気付かずにコピーしたのでしょうね。ここだけはしっかり訂正するようにお願いしておきました。
 自分の文章はいろいろ間違えているくせに、他人のだとよく気がついてしまいます。最近も、CDのインフォを見ていたら有名なクリスマス・キャロル「荒野(あらの)の果てに」が、「荒れ野の果てに」となっていて、びっくりしました。こういうのは、誰に教えればいいのでしょう。
by jurassic_oyaji | 2013-01-19 22:27 | 禁断 | Comments(0)