もはや、スーパーの店頭でタケノコを見ることはなくなってしまいました。もうシーズンは終わりですね。しかし、今年は本当にタケノコの当たり年でした。結局、みんなに集まってもらって全てのタケノコを根こそぎ掘ってしまったと思っていたのに、そのあとも出てくるわ、出てくるは。ですから、我が家でもいつになくたくさんのタケノコを食べることになってしまいました。いつもだとせいぜい1本か2本ぐらいしか食べないものを、今年はさっき数えたら5本でしたからね。
タケノコの季節も終わり、掘り取る時期を逸したタケノコたちはすくすく育って本物の竹になってしまいました。全く、あんなおいしいタケノコだったものが、あっという間に洗濯竿みたいな固い棒になってしまうのですから、不思議なものですね。
そんなドラマが繰り広げられた竹やぶのそばの池の中でも、やはり同じように自然の不思議が繰り広げられています。それは、お馴染み、カエルの卵です。あんなグロテスクだったたくさんの卵から孵ったオタマジャクシは、池の中をのびのびと泳ぎまくっています。
今までの「禁断」で振り返ってみると、これは、4月7日の写真。
太いうどんのような形になっていた卵の中から、生き物らしい黒い塊が外に出てきたあたりですね。
そして、4月23日になると、
このように、小さなオタマジャクシが池の中を埋め尽くしています。
ここからが、その先の写真。5月1日には。
同じオタマジャクシでも、頭の部分が大きくなっていますね。個体数もかなり少なくなってしまったみたい。他の子たちは、いったいどこへ行ってしまったのでしょう。「淘汰」というやつでしょうか。
それから事あるごとに池をのぞいて観察しているのですが、なかなかこの先の段階へは進みません。今日見たのは。
さらに頭が大きくなったような気がしますね。なんか、昔の記憶では、もうこのあたりでは後ろ足が生えてきていたはずですが、調べたらそうなるまでには2,3カ月はかかるのだとか。もうちょっと先なのですね。
でも、あんな小さなものが、ここまで大きくなってしまうなんて、間違いなく「奇跡」です。
そんな風に、季節は繰り返されます。去年はニューフィルの金管合奏で盛り上がった職場のコンサートですが、今年は、新しい鐘楼も出来たということで、その前で落慶法要の後にコンサートが行われます。本番はあした。そのためのセッティングが、終わったところです。毎年日影が必要なぐらい暑い日となるのは分かっているので、こんなテントを用意したのですが、張り終わって、これでは肝心の鐘楼がほとんど見えなくなってしまうことに気が付きました。きちんと寸法まで測って発注したのですが、屋根の位置まではシミュレーションができませんでした。
ちなみに、明日の演奏は、別の筋からの紹介による、プロのジャズ・シンガーです。こんなCDも出されてます。