おやぢの部屋2
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ニューイヤー・コンサート
 正月休み明けの1週間が終わりました。結局、何百枚もの振替用紙との格闘で終わってしまいましたね。集計したものをエクセルに取り込んで、ソートをかけ台帳に書き込むというまでの一連の作業です。でも、そのエクセルへの書き込みの時に、顧客のフルネームを変換するのがとても楽になっていましたね。同じ名前をもう何年も変換していると、それをすっかり覚えてくれているのですね。いつの間にか、MS-IMEがこんな進化を遂げていたなんて。つまり、「西岡康之」さん(仮名)みたいな名前で「やすゆき」という読みの名前は「保之」、「康行」、「保幸」など、いくらでも組み合わせがあるのに、職場のPCでは「西岡」のあとに「やすゆき」とタイプすると、一発で目指す「康之」が出てくるのですね。これはとても楽、1000人以上いる顧客の名前の9割近くが、スペースキーを1回押すだけで正しい漢字に変換されるのですからね。ま、それでもこんだけ時間がかかったということは、そこに行くまでの仕上げが大変だったわけでして。普通の人だったらまず判読できないような手書きの文字を、記憶を頼りに名簿の中の漢字に当てはめるという作業とか、ATMで送られたために、住所はあるけれど、名前がないものを探す(これは簡単ですが)作業とかですね。そして、今年も住所も名前も全く書いてないものが2通ありましたね。しかし、お金を送ろうというのに自分の名前を書かないという人は、いったいどういう神経をしているのでしょうね。全く理解できません。もっと理解できないのは、そんな不完全な用紙を何の疑いもなく受け入れてしまうゆうちょ銀行のシステムです。差出人の欄が空白だったら突っ返すぐらいのことは、いとも簡単に出来そうなものなのですが。
 そんな忙しい日々も終わったので、やっと今年の「ニューイヤー・コンサート」の録画を見ることが出来ましたよ。去年は、結局見なかったような気がしますし、もうすっかりマンネリ化しているので、全部見る気はさらさらないのですが、一応フルートでは誰が乗っているかぐらいは見ておきたいですからね。
 どうやら去年あたりから映像監督がまた変わったようで、天井にレールを張りめぐらしてカメラを走らすという、最悪のプランはもうなくなったようでまずは一安心。でも、今度の人はなんだか落ち着きのないカメラワークで、やたら立見席の前の柱ばっかり見せているのには笑えましたが。しかし、フルートの席を見ると、トップはアウアーでしたがピッコロに女性奏者が座っていましたよ。
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 今まで弦楽器やハープではかつての女人禁制は解かれるようになってきていますが、管楽器についてはまだまだ男社会であることに変わりはなかったこのオーケストラでの、おそらくニューイヤー・コンサート史上初めての女性管楽器奏者の登場なのでしょうか。
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 カメラも、かなりこの人をアップでとらえていましたね。まさに女神です。
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 ちょっと引くと、ボトムはスカートではなくパンツでしたね。編上げのヘアスタイルとともに、なんか勇ましい感じ。調べてみたら、この人は1988年生まれのオーストリア人、カリン・ボネッリでした。おととしあたりからウィーン・フィルに参加しているようですね。トゥッティでの抜き出るような音色は素晴らしく、まさに最高音としてのピッコロの存在感を示していますが、「常動曲」でのソロやファゴットとの絡みで見せていた繊細なセンスも、男性の奏者ではなかなか出せないような味がありましたね。そしてなによりもルックスですよ。去年の録画を見てみたら、ピッコロはブラインシュミット(↓)でした。
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 やっぱり、「ピッコロは顔」です。
by jurassic_oyaji | 2015-01-09 21:41 | 禁断 | Comments(0)