おやぢの部屋2
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畳と腕時計は新しい方が・・・
 三連休は、最初の二日間はお天気が良くて暖かかったですね。そうなると、外に出たくなります。そこで、中山の観音様のすぐ後ろに出来たというホームセンターに行ってみました。さすがにオープンしたばかりですから、前の道路はすごい渋滞、駐車場もほぼ満車でした。実は、ここと観音様の間にはもう一つ、「しまむら」という、カスミちゃんの実家(ウソですからね)があるのですが、そっちはガラガラでしたね。ここも、いずれはそうなるのでしょう。
 しかし、広いですね、この建物の手前に、もう一棟あるんですから。もう、こっちを回っただけで疲れて、そちらにはいきませんでしたけど。
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 その中に、畳を作る機械のコーナーがあって、それを実際に動かしているところを周りから見学できるようになっています。これが面白くて、しばらく見入ってましたよ。
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 これは、畳の短い辺をきれいに縫い上げる機械です。糸巻きがあるのが巨大なミシンで、分厚い畳を縫い上げていきます。
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 こっちは、長くて、縁(へり)が付いている方を仕上げる機械。上のロールに縁が巻き付いているんですね。
 私は、小さいころには生身の畳職人が実際に畳を作っている様子を見たことがあります。太くて長い針を使って、糸を引っ張るときに肘を畳に付けて思いっきり力を入れている姿が印象的でしたね。そのために、彼の肘には特別のサポーターのようなものが巻き付いていました。そんな人が、一針一針丁寧に渾身の力で針を操っている姿は、とても人間業とは思えないほどでしたね。それはおそらく、長年の修行の賜物だったのでしょう。それが、こんな機械でいとも簡単に出来てしまうんですから、嫌になります。そばについているのは若い店員さん一人、彼はたまに余計な畳表をカッターで切ったりするだけで、力仕事なんかは一切していませんでした。こんな機械で同じことが出来てしまうのでは、苦労して修行しようとする人なんかいなくなってしまいますね。
 そのあとは、私が使っている腕時計がもうかなりヤバくなってきたので、気に入ったのが見つかれば、と思って、あちこち時計屋さん巡りをしてみました。
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 これはちょうど3年前に買ったアディダスですが、プラスティックのカバーがすぐ傷がついていしまい、とうとうこんなに傷だらけになってしまいました。
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 さらに、やはりプラスティックのバンドは、いつも使う穴のまわりがほとんど切れそうです。ですから、今度新しいのを買う時には、ぜひとも金属のバンドの時計にしようと思っていました。ただ、あちこち回って分かったのは、デジタルで金属バンドのものはまず見当たらない、ということです。カシオのでいくらかあるにはあったのですが、それはデザインが最悪、とても自分で着けたいとは思えないものでした。
 そんな時、目に入ったのがこれです。
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 この美しいフォルムには、その場で見とれてしまいましたよ。こうなるとアナログでもデジタルでも関係なくなります。「インディペンダント」なんて、ブランドもかっこいいじゃないですか。でも、これは、シチズンのブランドなんですってね。
 お店でコマを詰めてもらったりして、久しぶりにまともな時計を買ったな、という気持ちになりました。これだったら、3年ぽっちで飽きられることもないでしょう。
 しかし、実際に使ってみると、この時計は時間がとても見づらいことが分かってきました。特に、竜頭のない3辺あたりになると、目盛りと針がかなり遠くなるので、正確に何分かということがすぐには分かりません。でもいいんです。正しい時間が知りたいときにはiPhoneを見ればいいんですからね。
 この時計は、Amazonでも売ってました。同じようなシリーズを買った人のコメントで「時計としての機能も満足できるものだ」というのがあったのには、笑ってしまいましたね。そもそも、こういうものは「時計としての機能」は二の次なんですよ。もちろん、私も時計は単なる装身具だと思っています。
by jurassic_oyaji | 2015-11-24 21:11 | 禁断 | Comments(0)