おやぢの部屋2
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スーパーに稲荷ずしがなかったのは本当です
 今日は節分なんだそうですね。まあ、いろいろな意味合いのある「記念日」には違いありませんから、それなりの立場で過ごせばそれでいいのではないか、といつも思っているのですが、どうも世の中はそのような人を許さないようになっているみたいですね。そもそも、「豆まき」でまく豆は大豆でないと意味ないのだ、とか言う人がいるかと思えば、それでは拾って食べることが出来ないから、殻が付いたラッカセイをまく人がいたり、とか、いろいろおせっかいが幅を利かせています。
 さらに、最近は「恵方巻き」などという、摩訶不思議なものが現れてきました。私が子供のころには絶対こんなものはありませんでしたよ。大人になってなんとなく関西の方ではそういうものがあるような話が出てきたと思っていたら、瞬く間に全国に蔓延してしまいましたね。もう今年あたりは「巻きずし」だけではなく、「巻もの」でさえあればなんだって構わないということになっていますからね。ロールケーキまで登場してるなんて、いったい何を考えているのか、と思いませんか?当然、これは関係した商品(あるいは、全く関係のない商品)を作っている人たちが束になって騒ぎ立てた成果なのでしょう。まんまと成功した、ということなのか、乗せられる人たちが悪いのか。
 まあ、別に知らん顔をして通り過ぎればそれでいいことなのですが、そうも言っていられないような事態も起こっているというのですから、問題は深刻です。知り合いが稲荷ずしを食べたくなってスーパーに行ったのですが、そこのお寿司売り場はすべてこの不格好な巻きずしに占領されていたために、その人は欲しかった稲荷ずしを買うことが出来なかったのだそうです。コンビニにも行ったのですが、そちらは寿司売り場だけではなく、店中の棚が恵方巻きで埋まっていたそうです。なんと書籍売り場もその関連書籍だけになっていたのだとか(もちろんウソです)。
 節分が終われば、明日からは「春」になるはずですが、まだまだ寒い日は続きそうです。雪だってもう1回ぐらいはすごいのが降ってくるかもしれません。ちょっと前でしたらもう今シーズンは雪かきなんかすることはないんじゃないか、と思っていましたが、そんな予想は見事に外れて、それこそ「始まって以来」みたいなものすごい雪が降ってしまったのが今年なんですからね。そこで、やはり例年通りの雪かきが日課になってしまいました。そこで、私にとっては一番使い慣れたスノーダンプが、とうとう先の方が壊れてきましたね。もう買ってから4、5年は経つはずですから、この手のものだったらもった方でしょう。ちゃちなプラスティック製のスコップなんて、すぐダメになってしまいますからね。
 確かに、これは長持ちする構造になっていました。先の部分が、普通は金属の板をボルトで留めているものが多いのですが、これは固いポリカーボネートというもので作られています。それが本体にきっちりとくっついているので、まず壊れることはないのですね。でも、やはりここまで使い込めばそろそろ引退させてやってもいいころです。と思って、後継のスノーダンプを探してみたのですが、まずホームセンターには品物自体が今はもうありませんでした。あったとしても、それは今のようなものではない、壊れやすいタイプでしたし。
 そこで、もしかしたら、と思ってAMAZONで探してみたら、見事に全く同じものが見つかりました。形だけでなく、メーカーも同じですから間違いありません。さっそく注文してしまいました。ただ、気になるのは、こんな大きなものをどのようにして送ってくるか、です。ふつう、この会社で本なんかを買うと、大き目の箱に入れて送ってきますよね。ですから、これだったらそんな大きな段ボール箱にでも入れてくれるのでしょうかね。
スーパーに稲荷ずしがなかったのは本当です_c0039487_08220515.jpg
 今日、めでたくそれが届きました。こういう手があったんですね。先だけボール紙で保護して、本体にはラップフィルムがぐるぐる巻かれていました。確かに、フォークリフト(←免許もってます)で何かを運ぶ時に、崩れやすいものをパレットに乗せた後に、こんな風にラップで巻いてあるのを見かけたことがありましたから、それの応用なんでしょうね。こうして見ると、パイプも力が加わって角度が広くなっているのも分かりますね。でも、これで、また大雪が降っても大丈夫ですよ。安心してください!
by jurassic_oyaji | 2016-02-03 21:39 | 禁断 | Comments(4)
Commented by やさぐれ主婦 at 2016-02-03 23:47 x
恵方ロールケーキのような便乗商品は以前から有りましたよ。これはまだ許せる範囲です。
恵方サイダーってもはや液体ですからね。

とは言え、主婦的には「節分の日は献立を考えなくていい、作らなくていい」という有難い面も有ったりします。
Commented by jurassic_oyaji at 2016-02-04 07:54
> やさぐれ主婦さんコメントありがとうございました。
「サイダー」は反則ですね。
Commented by Hippo at 2016-02-05 08:10 x
こんにちは。

「恵方巻き」
子供の頃からやってました、昭和40年代の大阪の農家ですが(歳がばれますね)。
はっきり言って、親も恵方巻きなんて全く信用してなくて、節分の日のただのお遊び ー 太巻き(当時は巻きずしはごちそうでした、我が家では)を無言でムリにほおばる ーにすぎませんでしたね。
かんぴょうをかみきれずにに苦労するのを面白がってました。
当時は恵方巻きなんて大層な名前も使ってなかったかも。

お遊びが御大層に宣伝されていて全国で広まってるって、なんか居心地が悪いというのが大阪農民の正直な感想です。
Commented by jurassic_oyaji at 2016-02-05 08:24
Hippoさん、
貴重なお話、ありがとうございました。