おやぢの部屋2
jurassic.exblog.jp
ブログトップ | ログイン
エアコンだけでは暖まらないので、石油ストーブも出しました
 公式サイトやFacebookではもう公開してありますが、今度の定期演奏会のチラシのデザインが出来上がりました。作ったのは、いつものOさん。もう、常に期待をはるかに上回るものを作ってくれるので、毎回出来上がるまでとても楽しみです。
エアコンだけでは暖まらないので、石油ストーブも出しました_c0039487_08390584.jpg
 まわりを囲んでいるそれこそクリムトみたいな装飾が良いですよね。デザイン自体はこのOさんのもので最初から大好評でした。ただ、この画像では、上半分の中央にあるべきキャッチコピーが見えなくなっています。というのも、私はキャッチも含めて最初にできたデザインでOKだったのですが、そのキャッチにいちゃもんをつけた人がいたのです。その前に、それも含めて、全部の候補がこちらです。
エアコンだけでは暖まらないので、石油ストーブも出しました_c0039487_08393154.jpg
 初稿は「珠玉のロシア」でした。私は、「そうきたか」と思いましたね。ホカ弁の「天丼よ、そうきたか」みたいな意外性があって、とても素敵なキャッチだと思えました。本来、理屈で考えるとちょっと意味不明でも、このような意外性があった方が人を引き付ける力はありますからね。ところが、悲しいことにこれを理論的に受け取って、「何か違和感がある」と言い出した人がいたのですよ。まあ、まじめに考えればこの曲目に対して「珠玉の」と形容するのはちょっとおかしいかもしれません。でも、世の優れたキャッチは、そんな理知的な思考を超えたところで何か引きつけられるところがあるものです。
 とは言っても、そういう意見を受けてまっとうに話し合いを始めたら、これには勝ち目がありません。そこで、別の案を考えようとそれぞれが出し合ったところ、「ロシアの息吹き」と「ロシアの魂」という2点に絞られたのですが、どちらにも決定的なものが欠けています。仕方がないので、これは末廣さんに決めていただこうということになって、しばらく様子を見ることになりました。
 ところが、数日経っても末廣さんからは何の返事もありません。やはり、これではちょっと決めかねるとことがあったのでしょうね。私が提案したのは「息吹き」の方だったのですが、これも自分でもイマイチだな、という気がしていましたからね。と、突然私の中で「ロシアの至宝」というキャッチがひらめきました。これはいけるんじゃないかな、と思いましたね。「珠玉」のフィーリングに通じるものもありますからね。そこで、それも候補の一つとしてキープしてもらいましたよ。
 結局、印刷へ進むデッドラインになっても返事はなかったので、めでたく「『至宝』で行きましょう」ということになりました。これが、紆余曲折の顛末です。
 それで最終稿が出来上がったので、それをネットに公開したのが、きのうの午後のことです。きのうの朝はかなりの積雪だったので、半日かけて雪かきを終えたら、夕方になったらまた降りだした、という最悪のコンディションでした。木管のパート練習の会場が職場だったので、坂道に融雪剤をまいたりしていましたよ。
 きのうは、「火の鳥」をやることになっていたのですが、そのピッコロ担当がインフルエンザで欠席することが分かっていたので、私はその代吹きとして出席しなければいけませんでした。昔やった時は1番フルートだったので、ピッコロ持ち替えの2番は吹いたことがありませんでした。というか、その時のピッコロがとても上手な人だったので、こんなの絶対吹けないな、と思っていましたね。でも、今回は代吹きの可能性はあるので、一応さらってはいましたよ。たしかに、楽器も変わって昔よりも吹けるような気にはなっていましたが、果たして合奏でみんなと合わせられるかは全く未知の世界でした。それが、恐る恐るやってみると、一応吹けてしまったんですね。高音のHなんか、絶対に無理だと思っていたのに、きちんと出てくれましたし、難しい譜読みもちゃんと出来ていたようでした。もしかしたら、少しだけスキルが上がっていたのかもしれません。ちょっとうれしいですね。
by jurassic_oyaji | 2018-01-24 21:53 | 禁断 | Comments(0)