おやぢの部屋2
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訂正のシール貼りをしなくて済みました
 愚妻がスマホを買ったのは去年の末でした。案の定、もうほとんどパニック状態で、電話がかかって来ても受けられないほどの悲惨なことになっていましたね。メールを送るにも、入力のやり方が全然違いますから、もう大変です。
 そんな愚妻は、さる女声合唱団に入っていて、練習の時には必ずレコーダーを持って行って、しっかり録音をしています。毎回ですから、偉いですね。それも、以前はMDレコーダーだったのですが、それはもう壊れても修理できないし、MDのメディアもなかなか手に入らなくなっているので、ICレコーダーを導入したのですが、それも最初の頃は大騒ぎでしたね。そして、それを遠隔団員に送るために、マイクロSDにコピーしたりしなければいけません。当然そんなことは自分ではできませんから、私が代わりにやらされることになります。そのマイクロSDを毎週郵便で送っていましたね。
 でも、せっかくスマホにしたのだからと、他の仲間からの「スマホで音源を送れるよ」という言葉を真に受けて、音源のmp3データをそのまま送ることはできないかと聞いてきました。もちろん、愚妻にはいったいそれがどういうことを意味するのかは全く分かりません。ただ、中には「別の合唱団では、ホームページからダウンロードしている」などという人もいるのだ、というようなことも聞いているようです。そうなれば、私にとってはその方が手っ取り早いので、さっそくその手順を考えてやることにしました。データは1時間以上録音してありますから、8メガぐらいはザラにあるので、そのままメールに添付するのは無謀ですから、サーバーにアップしてそれをダウンロードできれば、一番楽でしょうね。
 そこで、まず私のサーバー(「ジュラシック」やニューフィル公式サイトの写真や音源がたくさん入っています)に、その音源をアップします。ICレコーダーにはUSB端子が付いていてそのままPCに接続できますから、アップロードは簡単にできます。でも、愚妻はそもそもそのあたりの仕組みが全く理解できないようで、レコーダーを借りようとすると「最初まで巻き戻すから、ちょっと待ってて」なんて言ってましたね。逆にそういう感覚の方が、私には理解できません。
 そして、その音源のURLを普通のメールにコピーして、愚妻のスマホに送ります。愚妻は、それを送り先に転送するだけ、簡単ですね。ですから、送った直後に、先方から「ダウンロードできました」という返事が来ていたようですね。これで、このミッションの手順は確定しましたから、それ以後は同じことを繰り返せばいいことになります。
 ところが、そんなメールを何度か送っていたら、今度は「前に送っていただいた音源が聴けなくなってしまいました」という連絡があったのだそうです。そんなわけはない、ダウンロードしたのだったら、あちらのスマホかPCには残っているのだろう、と思ったのですが、どうやらそういうことではないようなのですね。私は、「ダウンロードが終わった」という言葉を信じて、送り終わったデータはもう必要がないので即座に削除していました。ところが、先方はどうやら「ダウンロード」したわけではなく、単に「ストリーミング」で聴いただけだったのでしょうね。ですから、もう1度聴こうと思ってアクセスしても、もはやデータがないので聞くことはできなかったのですよ。つまり、その方は「ダウンロード」の正しい意味を把握していなかったのですね。
 まあ、これは当然と言えば当然。こういうことに関しては基本的に愚妻と同じレベルなのでしょうから、そんな人が「ダウンロードしてデータを保存」することなんてできるわけがないと考えるべきでした。ですから、しばらくはアップしたデータは削除せずにそのままにしておくことにしましたよ。
 なんて、他人のことはいくらでも笑えますが、私もとんでもないミスをしていたことに夕べ気が付きました。今度のニューフィルの定期演奏会のチラシの裏面に、重大なミスがあったことに今頃気が付いたのですよ。なんで今まで気が付かなかったんでしょうね。というか、正直これは間違いなんかないだろうと、読みもしなかったのかもしれません。ニューフィルの「校閲マン」たる私の、痛恨のミスでした。
 幸い、まだ印刷には入っていなかったようで、ちょっと納品は遅れますが、きちんと直ったチラシは出来上がるみたいです。
 ニューフィルのトップページからリンクしているPDFも、直しました。↓は直す前、さあ、どこが間違っていたのでしょう。
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by jurassic_oyaji | 2018-01-29 22:06 | 禁断 | Comments(0)