おやぢの部屋2
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竹藪は蚊の大群でしょう
 久しぶりに青空を見たような気がしますが、気温も結構上がりましたね。職場では、1回出したものの、しばらく使っていなかった扇風機が稼働を迫られていました。外は暑くても、部屋の中だったら窓を開けて扇風機で軽く風を受けるだけで、もう快適そのものです。
 そんな中で今度の「かいほうげん」のページを作っているのに熱中していると、目の端でなんだか虫のようなものが動いた気配がありました。さらに、なんとなく右腕の肘のあたりに軽い触感が。もしや、と思ってそっと首を回すと、いましたよ。あの夏の昆虫が。
 でも、なんだか動きが鈍いですね。おそらく、まだ刺されてはいないような感じ、それをつぶそうとそっと左手を動かしていくと、いつの間にかいなくなってました。でも、あの様子ではそんなに遠くには行けなさそうなので、また近寄ってくるかもしれませんね。
 また作業に戻ってしばらくすると、やはり同じところにノコノコとやって来ましたよ。今度は用心して、慎重につぶしにかかります。軽くたたくと、まだ亡くなってはいないようで、少し足を動かしていますが、もう飛んではいけないようになっていました。
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 この後、しっかりつぶして捨てたのですが、別に赤いものは出てこなかったので、刺されてはいなかったようです。でも、また来たらいやなので、窓は閉めておきましょう。さすがに山の中ですから、もう出てきているんですね。今年初めての蚊との遭遇でした。
 その仕事部屋には、私のCDを収納する棚を置いてあるのですが、おととしの3月に新しい棚を導入して、大幅にCDの場所を入れ替えた時がありました。それは、今まで雑然と置いていた合唱関係やオペラのアイテムを、きちんとレーベルごとに並べ替えるという作業でした。その結果、なにかを取り出したいと思ったら、即座にそれが出てくる、となるはずだったのですが、実際にやってみるとそんなにうまくは行かなかったようですね。結局、前と同じように1枚1枚見ていかないと、なかなか目的のものは見つからないという状態のままだったんですね。でも、いいんです。とりあえずパンク寸前の棚が、多少の余裕が持てるようにはなりましたからね。
 ただ、中には、いくら探しても見つからないというものがあるようになりました。それは、バーンスタインがDGに録音した「カルメン」を、PENTATONEというレーベルで新たにSACDにしたものです。この前も書きましたが、これはオリジナルは「4チャンネル」で録音されていたものですが、結局DGからはそのフォーマットで出ることはなく、SACDのマルチトラックでやっとそれが聴けるようになったというものですね。これを買った時にはまだサラウンドは聴けなかったので、普通にステレオで聴いていたものを、ちゃんとしたサラウンドで聴いてみたいと、探してみたのですが、それが何回探しても出てこないんですよ。もう、オペラの棚は徹底的に探しましたし、別のところでこのレーベルが置いてあるところもしっかり探したのですが、どこにもありません。もしかしたら棚に入れないでその辺にあるかもしれないと思って、あちこちの平積みになっているCDの山もくまなく探したんですけどね。
 それが、ひょんなことから見つかりました。なんと、それはワーグナーの棚にあったのですよ。ワーグナーだけは数が多いのでオペラとは別のところに置いてあるのですが、そこに「ラインの黄金」と一緒になっていました。なんでこんなところにしまってあったのか、不思議ですね。
 さっそく聴いてみましたが、最初のシーンの子供の合唱で、しっかりリアの右側から子供たちが歌いながら歩いてくるのが分かりましたね。まあ、それこそ子供だましのようなものですが、ちょっと感動してしまいました。
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 前回、ブーレーズの「オケコン」をオリジナルのサラウンドで聴きたいと書きましたが、調べてみるとこれはちゃんとSACDのマルチトラックで発売されていたんですね。さっそく注文したのですが、レビューなどを見るとこれはどうやらオリジナルの4チャンネルではなく、普通の2チャンネルのマスターテープに残響成分を合成した「偽サラウンド」のようでした。ですから、あわてて注文を削除しましたよ。SACDの出初めの頃には、そんな詐欺まがいのことをやっていたんですね。
by jurassic_oyaji | 2018-06-22 21:36 | 禁断 | Comments(0)