おやぢの部屋2
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ドイツ・グラモフォン
 多分あしたの「おやぢ」になると思うのですが、手持ちの新譜CDが底をついてしまったので、たまにはNMLあたりからなにか聴いてみようと思いました。そうしたら、トップページで「バレンボイムの四半世紀ぶりのブラームス」みたいな案内を大々的にやっているのが見つかりました。これには驚きましたね。いや、別に「四半世紀ぶり」にではなく、こんなところで宣伝されていたことにです。
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 このサイトは、定額でクラシックの音源をストリーミングで好きなだけ聴くことが出来るというサービスを行っていますが、それは確かに充実したラインナップではあるのですが、決してすべてのものが聴けるわけではありません。なにしろ、スタート時には、このサイトの母体であるNAXOSと、それに関係したレーベルの音源しかなくて、それほどの魅力はなかったのですよね。このレーベルですからレアなものはありますが、普通に多くの人が愛聴しているメジャーなものはありませんでした。
 それが、いつの間にかユニバーサルやワーナーのよく知られた音源までもが、ここで聴けるようになっていたのですね。ですから、それにソニーが加われば、世界中のレーベルが集まってしまうことになるのですが、さすがにそれは無理でしょう。
 とは言っても、それらのメジャー・レーベルから提供されている音源は、もうすっかりカビが生えたようなものばかりでした。CDでもまとめてボックスで一山いくらで売るようなものがほとんどだったのではないでしょうか。ですから、こんな録音したてのアイテムがここで聴けるなんて、ちょっと信じられない気がしたのですよ。
 いや、実はこのブラームスは、NMLで配信を始めた時にはまだCDは発売されてはいませんでした。言ってみれば、まだ映画館で上映されてない映画のブルーレイを発売するようなものですよ。そんなものを出してしまえば、誰もお金を出して映画館に行かなくなってしまうのと同じことで、ここで聴けるのならCDの売り上げが悪くなってしまうはずですからね。現に私などは、ここで聴いてしまえば、もう数千円を出してCDを買うことはありませんからね。ここでは音だけではなく、ブックレットのPDFまで手に入りますから、もう「物」としてCDを買う必要は全くなくなってしまいますよ。
 まあ、それで全曲を一通り聴いて、なんたって音源はAACだし、それをPC経由で聴いているのですから音質的にはちょっと不満はありますが、演奏自体は堪能できました。そこで、参考までにこのCDを扱っている通販サイトの案内を見に行ってみました。なにか別の情報があるかもしれませんからね。そうしたら、そこではこれが「販売停止」扱いになっているではありませんか。確か、ちょっと前に見た時にはしっかり発売日が書いてあったはずなのに、いったい何が起こったのでしょう。
 そう言えば、ちょっと気になることはありました。さっきのNMLの案内に、「最近URLが変わりました」という告知があったのですよ。そして、同じページにはランキングとしてこのアルバムが1位と3位にランクインしているのですよ。全く同じものですが、そのリンクを見ると微妙に違っています。それで「1位」の方のリンクはもう使えなくなっているのですよ。「3位」の方はちゃんとつながります。そのURLは製品の品番ですから、同じものに2種類の品番があるということですね。
 さらに、今度はtwitterで検索してみると、なんだかこのCDにはとんでもない編集ミスがあるようなtweetが見つかりました。具体的に演奏のタイミングや、小節を挙げているところもあります。でも、私が聴いたものには、そんな変なところはありませんでしたね。
 ということは、最初の品番のものにそういう欠陥があったので、別の、修正したものに差し替えたということなのでしょうか。ですから、それを聴きつけた通販サイトでは、さっそくその欠陥商品を回収して、新しいものが出来上がるまでは販売を中止することになったのだ、ということなのでしょう。
 だいぶ前ですが、やはりこのレーベルのブラームス(たしか、同じ3番だったような)に全く同じ編集ミスがあって、即座に新しい製品(SACD)が作られた、ということがありましたね。そういうことがすぐできるようになっているのですね。
 そう言えば、私が買った、やはりブラームスの別の曲のSACDでも、これは販売元から「編集ミスがあったので交換いたします」という通知が来たことがありましたが、もう何年も経つのにいまだに正規品は手元には届いていません。
 でも、そのミスの部分、聴いてみたかったですね。実は、別の個所、2番の第2楽章の冒頭で、これは編集ミスではなく、ホルン奏者がとんでもない音を出しているところがあったのですが、これは修正の対象にはならなかったのでしょうか。こんなのこそ、「編集」で簡単に消せるはずなのに。
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by jurassic_oyaji | 2018-09-14 21:31 | 禁断 | Comments(0)