おやぢの部屋2
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メーカーはONKYO
 私が今職場で使っているサラウンドのためのAVアンプは、これまでずっと使ってきた普通のオーディオ・アンプとはずいぶん「性格」が違っているのには、驚かされます。まあ、普通のアンプだったら仕組みはとてもシンプルで、入力切替とボリュームだけを操作すれば済んでいました。そもそも、アンプの仕事としては、入ってきた音声信号を、スピーカーで再生できるだけの大きさにするという、文字通り「amplify(アンプリファイ)=拡大」だけのことだったはずです。もちろん、その際には元の信号をいかに忠実に「拡大」するか、ということが問われるわけで、それはもう買った時の価格によって決まってしまいます。そして、それは右と左の2つのチャンネルについてのみ行われるだけでした。
 ところが、AVアンプとなると、そういう仕事はもちろん押さえたうえで、様々な入力と出力に的確に対応してそれなりの処理を行うという仕事が加わります。それはもう、よくこんだけのものがこなせるな、と驚くほど多岐にわたっています。入力では、サラウンドだとDTSとDOLBYがそれぞれ何種類かの世代が用意されていますし、SACDのDSDのサラウンドにも対応しています。
 そして、それを出力する時も、私のアンプの場合はまだ最高が5.1でしたが、最近では7.1とか9.1にも対応しているのでしょうね。これも、ユーザーの環境に応じてセンタースピーカーやサブウーハーをなくした設定も出来ます。私の場合は4.0にして使っています。
 そんなもろもろのことを、間違えずに行うのですから、時には嫌気がさして休みたいな、と思うこともあるのでしょうね。買ってすぐに、1つの系統からの音が全く出なくなってしまったことがありました。でも、それはちゃんと「リセット」が行えるような操作方法がマニュアルに書いてあるので、その通りにしたら見事に直ってしまいましたよ。やはり、あまり根を詰めないように、一休みしてもらうというのが、こういう機械の場合も必要なのでしょうね。ただ、これを行うと、それまで設定していたものが元に戻ってしまうのでまたやり直さなければいけないのが、ちょっと面倒ですけどね。
 先週の連休前に、やはりそんな「過労」によるトラブルが起こりました。なんと、全部の系統の音が出なくなってしまったのですよ。「来たな!」と思ったので、もうためらわずに「リセット」を敢行します。しかし、やはり音は出ません。もうやけになって何度も「リセット」を繰り返すのですが、結果は変わりませんでした。
 ということは、もはやこれは本格的に修理をしなければいけないような状態になってしまったのでしょうか。でも、そんな手間をかけるぐらいなら、いっそ別のものを新しく買った方がすぐ使えますから、そちらを検討した方がいいかもしれませんね。そんなことをいろいろ考えながら、暗澹とした気持ちで連休を過ごしたのでした。
 そして、きのう出勤して、そのアンプにスイッチを入れると、まるで何事もなかったように音が出てきましたよ。しっかり休養を取ったので、元通りに働けるようになったのでしょうか。どんな機械でも、おかしくなるにはちゃんとした理由があって、そこを直せば元に戻るものなのですが、こうなると、もう「機械」だと思ってあちこち点検するのが全く無意味に思えてしまいますね。
 新しくなった自宅のウォシュレットも、なんだか不思議な動向を示していました。トイレのドアを開けて中に入ると、その瞬間便器の中が明るくなって「清掃」が始まるんですよ。これが、もっとグレードの高いのだと、そこで蓋が開くのでしょうね。なんか、たかが便器がそこまで人間に対して卑屈になっているのが、なんとも馴染めません。
メーカーはONKYO_c0039487_23545461.jpg
 それと、この間書いたように、ちゃんと座らないとお湯が止まってしまうのも、しっかり「注意書き」があったのですね。ただ、いくら注意しても止まることがあるのでちょっとそのあたりを見てみたら、なんとなく遊びが多すぎるようでしたので、間に厚めの紙を入れてその遊びを少なくしたら、前の機種と同じ感覚で使えるようになりましたよ。こういう、目に見える形で原因が分かってこその「機械」ですよ。
by jurassic_oyaji | 2018-09-19 23:56 | 禁断 | Comments(0)