おやぢの部屋2
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「モノリス」のテーマですね
 不思議な「事件」がありました。私がいつもニューフィルで作っている「かいほうげん」は、もちろん無料で団員に配られているものですが、私はそれによって「手間賃」としてなにがしかの金銭を団から頂いています。まあ、この仕事自体は全くのボランティアですから「報酬」として頂くわけではなく、「諸費用」として、コピー代などを請求しているだけなんですけどね。それは、毎回発行日に領収書を会計さんに提出して、頂いています。
 そうしたら、そろそろ年末だということで団の会計を締め始めていた会計さんが、「前々回の領収書がありません」と言ってきました。私は、印刷が終われば自動的に領収書を書いて届けているので、そんなことはあり得ないのですが、なぜか会計さんの手元にはないのだそうです。だいたい、その請求をするときには、「かいほうげん」だけではなく、その前後にかかった、たとえば練習会場の使用料なども請求しているので、何枚かの領収書をまとめて出しているのですが、私のところにはそれも全然残っていませんからね。
 でも、きっちりとした会計報告を身上としている会計さんとしては、やはり領収書は必要なので、新たにそれを発行してくれと言ってます。もちろん、その時にお金もいただけるので、なんだか得をした気分ですが、まあそれでみんなが納得するのであれば、別にかまわないでしょうが、謎です。「奇跡」です。
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 ですから、その領収書は、来週新しいのを発行する時の領収書と一緒に出すことになりますね。そう、少し早いペースになっていますが、実は今日、あたらしい「かいほうげん」がめでたく完成して、あとは印刷と製本だけ、ということになったのです。今回は思いのほかネタが集まって、特に発行を遅らす理由もなかったので、ほぼ1ヶ月の間隔で発行となりました。本当は今週出すことも出来たのですが、1枚だけ必要な写真が撮れてなかったので、それをきのう撮って晴れて素材が全部そろったのですね。
 そして、来週には来年秋の演奏会の曲目を決める会議が開かれるので、そのための資料も作らなければいけません。これも、各パートからの希望曲の締め切りが昨日だったのに、まだ届いていないパートがかなりありますね。もう明日中には完成させるつもりなので、それまでに届かなければ資料に載せませんからね。
 などと、忙しい毎日を続けていて、なかなか、たとえば東京までコンサートを聴きに行くなどということはできないようになっていますが、もう、これは無理にでも予定を入れないことには一生こんな状態が続きそうだなあ、と思っていたら、絶対に聴きに行きたいコンサートがあることを知って、ウキウキしているところです。
 それは、来年ジョナサン・ノット指揮の東京交響楽団の定期演奏会でリゲティの「レクイエム」が演奏される、という情報です。この曲はあの「2001年」のサントラとして有名になった曲で、私はほぼすべての音源を持っていますが、まだ生で聴いたことはありません。調べてみたら今までに2回ほど日本でも演奏されたことがあったのだそうですね。しかし、今回のノットは、すでに録音も出していますし、リゲティに関してはまさにオーソリティですから、リゲティ・ファンとしてはこの機会を逃すわけにはいきませんよね。
 ただ、実現にはまだいくつかのネックがあります。コンサートの日は7月の20日(サントリーホール)と21日(ミューザ川崎)の、土日の2日間なんですが、このあたりはニューフィルの指揮者練習が入る可能性が非常に高いのですね。まだ先方と交渉中だそうで、具体的な日にちは全く分からないのですが、ここでバッティングしていたら練習を休んで行くわけにはいきませんからね。まあ、堂々と代吹きを立てて休む人もいますが、やはり指揮者練習だけはどんなことがあっても休まないというのは、管楽器奏者としての矜持だと思っていますからね。私は。
 もう一つはチケット。去年行ったメシアンの「アッシジの聖フランチェスコ」のようなマニアックな曲でさえ、発売当日に完売してしまいましたから、これもどうなることか。ただ、もし取れなくても、当日券を当てにして行ってくるかもしれませんね。
 いちおう、会場も違うので両方とも聴いてきたいと思っていますから、当然東京でのお泊りとなるでしょうね。そんな非日常、考えるだけでそわそわしてしまいます。
by jurassic_oyaji | 2018-11-16 21:57 | 禁断 | Comments(0)