おやぢの部屋2
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序曲と中曲はウェーバーがらみ
 私の大学時代の合唱団の仲間が中心になって作った「萩」という合唱団があります。そもそもは、ニューヨークに住んでいる団員の縁で、ニューヨークのカーネギーホールで演奏するために作られた団体なのですが、そのコンサートがちょうど大震災の直後だったため、世界的に注目を集めてしまいました。それからは、恒常的にスペインとかドイツとかスウェーデンまで訪れて演奏旅行を行うようになっていました。
 そうしたら、そのスウェーデンでのコンサートの縁で、あのスウェーデン放送合唱団という有名な合唱団が、今年の秋に来日するときに、ぜひ仙台でもコンサートを開きたいという希望を出してきたのだそうです。そこで、「萩」がその仙台でのコンサートのマネージメントを全て引き受けることになったんですって。なんせ、外国のプロの合唱団がやってくるのですから、経費も膨大なものですが、それにも果敢に対応するということです。大変ですね。
 でも、あの合唱団が仙台で聴けるのは、とても楽しみです。ですから、私には金銭的な援助などは全然できませんが、せめてネットでの宣伝ぐらいは協力しようと、こんなチラシをでっち上げて、SNSにアップしてみました。
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 現物のチラシが出来上がるにはまだ時間がかかるでしょうから、それまでのつなぎに、というつもりです。これで少しでも目につくようになれば、合唱人口密度の高い仙台だったら、この1200人のキャパのホールをいっぱいにすることも可能なはずです。
 ニューフィルは年に2回の定期演奏会を開催していますから、春の演奏会が終わるころにはもう次の次、来年の春の演奏会の事が決まっています。ですから、もう指揮者についてはかなり前にみんなの意見を聞いて何人かが挙がった中から、希望者が多かった順に交渉を始めていったら、その「1位」の方のスケジュールが空いているということで、すぐに決まってしまいました。
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 佐々木新平さんという、ニューフィルにとっては初めての指揮者です。これほどのイケメンは団史上初めてかも。
 そして、会場も、上の合唱団と同じ萩ホールに決まりました。県民会館などだと空いていれば4月初めには決まるのですが、あいにく今回はそういう公立のホールは取れませんでした。まだ曲目などは決まっていませんが、おそらく5月中には決まりそうな気がするので、そのころに公式サイトやFacebookをご覧になってみてください。
 その前に、10月には次の定期演奏会が控えています。きのうは、連休明けの練習日で、初めてその演奏会の曲目を全部通して演奏してみました。序曲の「オベロン」は、もうあっさり通ってしまいました。しかも2回も。これは私は2番ですから、何のストレスもありません。
 ただ、次のヒンデミットは、もうストレスの塊。1番を吹く私としては、なんとしても3楽章の大ソロで醜態をさらすわけにはいきませんから、もう緊張もマックスになってました。まず、そこに行く前の2楽章で、普通のテンポでは三連符のスケールが全く吹けないことが判明。でも、それを引きずったらあとがありませんから、極力平静を装って3楽章に突入です。ソロが始まると、まあまあ普段通りに吹けたと思ったのもつかの間、最初の山場で息が持たなくなり、不本意なところでブレスをしてしまいました。でも、逆にそれで根性が座ったのか、そのあとは予定通りのブレスが続くようになり、これだったら無事に着地できるかな、と思って、最後のブレスの予定を省いて、そのまま続けようとしました。そうしたら、そこで指がもつれて、あえなくダウンです。まあ、何とかごまかしてフィニッシュは決めましたが、残念でしたね。
 でも、1回吹けば、あとはもう大丈夫でしょう、と思いながら、次のブラームスは降り番(の予定)なので、そのまま練習場を後にしたのでした。
by jurassic_oyaji | 2019-05-10 21:53 | 禁断 | Comments(0)