おやぢの部屋2
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県民会館のリフォーム
 予定通り、リフォーム工事は終了しました。
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 これが浴室。さっそくお湯を入れてみましたが、そのお湯は「入れる」というのではなく、「湧いてくる」といった感じですね。この写真ではフタは開けてありますが、実際はフタは閉めたままで、中の穴からお湯が出てくるんですからね。長い間生きてきて、このように外からお湯を入れなくてもお湯がたまるというお風呂には初めて出会いました。まあ、自宅以外のお風呂に入るなんてことはありませんし、ホテルではやはり昔のままの外からお湯を入れるタイプですからね。APAホテルとか。
 このタイプのお風呂だと、お湯の温度は上も下も均一になっているようですね。以前は「湯かき棒」が必要ですが、もういらなくなりそうですね。
 ただ、熱いときに「水でうめる」ということができないのがちょっと、です。実際にはリモコンを操作すると下から水が出てきますが、それだと「うめる」という感覚がありません。
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 そして、こっちが洗面所です。以前は作り付けでしたが、ここではユニットを運び込みました。それに合わせて、壁紙なども貼り替えてあります。
 これで、30年前のものが全く新しく生まれ変わりました。それが「リフォーム」なんでしょうね。
 そういえば、出来てから50年以上経っている県民会館のリフォームも、最近新しく建て替える場所が決まったようですね。その前には、仙台市もコンサートホールを作るような具体的な話が進んでいるようですね。ですから、いずれは仙台に新しいコンサートホールが2つできるということになるんですよ。つまり、いまだにまともなコンサートホールが一つも建っていない仙台市に、一挙に2つのコンサートホールが出来るという話なんですよ。なんと素晴らしい。
 そういえば、すでに同じ街に立派なコンサートホールがいくつかあるというところはありますね。たとえば、札幌市では、すでに「KITARA」という素晴らしいワインヤード型のホールがありました。
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 ただ、このタイプのホールでは、オーケストラの演奏は聴けますが、オペラのような舞台作品は無理ですね。ステージがどこからでも見渡せるのですから、セットを組んだりすることはできませんからね。ところが、最近になって、今度はオペラハウス対応の大ホール、「HITARU」が出来たそうですね。
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 これは、プロセニアムがあって、バックステージ広くとってありますから、場面転換なども簡単に行えます。実際、私も1度だけ、仙台フィルや仙台オペラ協会の人たちが集まった懇談会のようなものに(代理で)出たことがありましたが、同じように「コンサートホールが欲しい」と言っていても、そのホールのタイプは全然違っていましたからね。
 つまり、オーケストラの人もオペラの人も満足させられるホールなどは存在しないので、双方の希望を実現させるためには、2種類のホールを作らなければいけないのですよ。それを、札幌市は実現させてしまったのです。
 これって、かなり悔しいことですよね。なんたって、わが仙台市は、「楽都仙台」を売り物にしているんですよ。本当は、札幌なんかより先に、2つのホールを作っていなければいけなかったはずです。でも、実際はコンサート用のホールも、オペラ用のホールも全然持っていないという、いったいどこが「楽都」なのか、という寂しい状態なんですよ。
 でも、そんな悔しさ、いや、恥ずかしさも、ついになくなる日が来ようとしてい・・・るのかなあ?
by jurassic_oyaji | 2019-08-23 21:25 | 禁断 | Comments(0)