きのうの「おやぢ」に「ピーター・グライムズ」のことを書いたので、さっそくその映像を探してみました。一応私の部屋には、撮りためたDVDやBDを収納しておくケースがあって、きちんとジャンル別に分類して保存してあるはずだったのですが、最近はもう撮りっぱなしで新しく録画したものはただ山積みにしてある、という状態でした。
でも、一応オペラに関しては、「見終わったもの」と「まだ見てないもの」に分けて置いてあったので、確かに見たことだけはあったという記憶を頼りに、「見終わった」ケースを探してみました。でも、そこにはありませんでした。そうなると、「見てないもの」の中にあるのですが、そのようにタイトルに書いてあるケースを調べてもありません。そんなはずはないと、他のケースを見てみたら、全然関係のないタイトルの中に、ごっそりオペラが混ざっていたので、そこでめでたく「ピーター・グライムズ」を発見できました。
それは、2012年のスカラ座の映像で、指揮はティチアーティ、こんなのは見たことがありません。これだったら期待できそうだったのですが、聴き始めてみると、確かに指揮者はとてもキレの良い指揮ぶりなのに、オケが全然それに反応できてない、とても生ぬるい演奏でした。まあ、でも、実際のストーリーをきちんと知るには、それでも十分でした。嵐では家が丸ごと傾いたりと、結構斬新な演出でしたね。
そんなことがあったので、この際だから、せめてオペラだけでもきちんと整理しておこうと思いました。実は、少し前にそういうことをやるために同じケースを買い足してありました。ただ、なかなか手つかずで、それは空っぽのままだったんですよね。
最近は、BDは全部不織布の袋に入れて保存しているので、まず、「見終わったもの」の中には、まだプラケースのものもあったので袋に入れ替え、そのタイトルに赤丸の印をつけて、空のケースに作曲家の名前でA to Z(Zで始まる作曲家はいませんが)に並び替えてみました。
こんな感じ、全部で80曲ぐらいありましたね。
そこに、これまで山積みになっていたものと、きのう探し当てた見てないオペラの一群を加えていきます。それには何の印も付けませんから、これから見る時には見てしまったものをもう一度見てがっかりする、ということはないはずです。
そうなると、当然ケース1個には入りきらないので、プッチーニとラヴェルの間で分けたら、ほぼ同じぐらいが2つのケースに収まりました。全部で200曲ぐらいでしょうか。その過程で、もう1種類「ピーター・グライムズ」が見つかってしまいましたよ。たぶん、こちらを前に見ていたのでしょうね。作曲家ではモーツァルトとワーグナーが圧倒的に多かったですね。あとはリヒャルト・シュトラウスとプッチーニでしょうか。
これをラックに戻したときに、まだ、さっきの「見終わったもの」のケースからはこちらに移していなかったことに気づきました。それは、また別の機会に整理です。なにも、急ぐことはありませんからね。こんだけのものを見る時間なんて、いつになったらできるのか分かりませんから。もしかしたら、一生見ることがないものも出てくるかもしれませんよ。