おやぢの部屋2
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2018年 03月 04日 ( 1 )
「イトーヨーカ堂」は「アリオ」になってました
 久しぶりにイズミティにお客さんとして行ってきました。その前にそこに行ったのは、ニューフィルで「レニングラード」を演奏した時ですから、2年半前ですね。その頃は、このホールは「イズミティ21」という名前でしたが、今では、
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 こんな感じ。なんでもかんでも「ネーミング・ライツ」という愚かな風潮に、ついにこんなところまで浸食されていたのですね。もう、ついていけません。さらに、ここに一番近い駐車場の中に新しいマンションが建ったために、駐車スペースが減ってしまいましたから、確実にここに車を停められるという保証はおそらくなっているので、かなり早い時間にそこに入れておくことにしました。もちろん、無事に入れられたので、やはり新しくなってからまだ行ったことのなかったかつてのヨーカ堂のあたりを見に行ってきました。
 確かに、このあたりはかつては駐車場だったところにどんどん大きな建物が建っていて、全く景色が変わっていました。ヨーカ堂などは、建物は変わっていないのに、雰囲気が全然別物になっていましたね。「餃子の王将」なんてディスプレイが出てましたし。中には行ってみたらいつの間にかタワーレコードが入っていましたが、そこにはクラシックのCDは1枚もありませんでした。ジャズ、まではありましたけどね。
 イズミティには、BBC交響楽団を聴きに来ました。仙台でオーケストラを聴きたくなるようなホールは全然ないのですが、これは料金が安かったので、行く気になったものです。大ホールの一番後ろの席が6000円ですからね。これはお買い得。おそらく、このホールでは一番音のいい席ではないでしょうか(あくまで、個人的な感想です)。
 指揮はサカリ・オラモ。このオーケストラを生で聴くのは初めてですが、弦の配置が対向型なのに、コントラバスだけ上手奥という珍しい配置でした。最初の曲目は、ブリテンの「ピーター・グライムズ」からの4曲。このうちの3曲はニューフィルでもやったことがあるので、なじみがあります。でも、1曲目のヴァイオリンとフルートのユニゾンを聴いただけでニューフィルとは次元が違っていたことを思い知らされます。そのあとの金管の柔らかい響きも極上でしたね。
 2曲目はチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲(ソロはアリーナ・ポゴストキーナ)。なんせ響かないホールですから、ソリストの音はちょっとオケに埋もれてしまっていましたね。弦はその前の16型から12型までに減ってましたけど。それで、木管のソロがもろに聴こえてくるのにはちょっとびっくり、ただ、クラリネットの人の音色が、ちょっと異質でしたね。フルートの2番は、日本人の 向井知香(むかいともか)さんでした。
 休憩になると、1番フルートの人だけ退場しないで、次のシベリウスの5番をさらっていましたね。おととい広島で同じ曲目だったはずなのに。そのシベリウスは、とても素晴らしかったですね。これもニューフィルでやっていて、私もしっかり1番で乗っていたのですが、出だしの木管の表情がとても繊細にコントロールされていて、こちらも異次元の世界でした。これはもちろん16型に戻っていましたが、管楽器はビンビン聴こえてくるのに、弦のトゥッティでは音は出ているものの潤いがほとんど感じられなかったのは、間違いなくこのホールのせいでしょう。この曲だけ、オラモは座って指揮をしていたのはなぜなのでしょうね。
 アンコールが1曲あったので、それで終わりだと思って早めに席を立ったら、ホールを出る時に2曲目のアンコールが始まっていました。でも、シンフォニーで満足していたのでそのままホールを出たら、そこでバッタリ知り合いに会って、ニューフィルのチケットを渡すことが出来ましたよ。アンコールを聴かなくて正解でした。
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by jurassic_oyaji | 2018-03-04 21:50 | 禁断 | Comments(0)