おやぢの部屋2
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2018年 03月 11日 ( 1 )
7年目、でした
 私のFacebookに、こんな動画がアップされてました。
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 そう、7年前の今日、私のFacebookのアカウントが登録されたのでした。つまり、そんな作業を行っている最中に、あの大揺れがやって来て、すぐに停電になってしまってPCも落っこちてしまったのです。ですから、Facebookを本格的に稼働させるのはそれからかなり経ってからなのですが、きちんとこれは「記念日」として忘れられないでいるのですね。
 ということは、あの日から7年経ったことになります。それがどれほどこの国に衝撃を与えたかは、そんなに年月を経てもこの数日のメディアがこの日がらみの報道に完全にシフトしていたことからも分かります。なんたって、あの時に大事故を起こした原子力発電所が、いまだに廃炉のめども立たない状況なのですから、これからもこういう報道体制は続いていくことでしょう。いくら物忘れが早いと言われているこの国の人でも、これだけは忘れることはあり得ません。
 というのは、もちろん単なる願望です。現実はそんなわけはなく、この日の周辺だけは「思い出すふり」をしているのは明らかです。まあ、それでも思い出さないよりはましなのかもしれませんが。
 でも、そんな報道の中で、さる被災地でこの日のための何かの行事を準備していた会場の体育館に、紅白の幕が張られていたのを見た時には絶句しましたね。ありえません。
 なぜか、そんな日にさる合唱団のコンサートがありました。個人的にいろいろつながりがあるので行ってきました。やはり、この日にコンサートをやるにはそれなりの覚悟があったようで、プログラムにはこの日がらみで新しく作られた曲がたくさん取り上げられていました。そんな中で、「群青」が歌われた時には、私は不覚にも涙が止まらなくなってしまいました。この曲は今まで色々なところで聴いてきて聴きなれていた、ということもあるのでしょうが、何よりもそのまっすぐでさりげないメッセージが、もろに心に刺さってしまったのですね。これは、そういう意味でこれからも歌い継がれていくべき名曲です。これに比べると、その他の「プロ」が作った多くの曲は、なんとも白々しい歌詞でなんの感慨も湧いてきませんでしたね。
 この一連の曲が終わったところで、ちょうど「あの時間」になり、会場の全員が立ち上がって黙祷を捧げました。このタイミングは、私にとってはなんとも絶妙。「群青」が終わったところで、私の顔はぐじゃぐじゃになっていて、とても前を向いて立ち上がるなんてことはできませんでした。幸い、その後に歌われた曲が全く涙を誘われないものだったので、その2曲の間に顔の表面は乾いていましたからね。
 いずれにしても、今年のこの日には、またとない体験が出来たことになりますね。この合唱団、この前聴いた時にはちょっと腕が落ちたのでは、と感じてしまったのですが、今回はとても素晴らしい響きが戻ってきたようで、とても楽しめました。
 そんな立派な合唱団なのに、お客さんの入りはあまり良くありません。今日は他のところでもいろいろな催し物があるので、みんなそちらに行ってしまったのでしょうか。ただ、そのせいで会場の響きはとても豊かになっていて、残響がビンビン聴こえてきました。
 実は、再来週の21日には、この同じホールで「杜の都」の本番があります。これが最後だというので、メンバーはそれぞれにスケジュールが立てこんでいる中で練習に参加してきました。さいわい(?)今のところそれほどのお客さんは来られない見込みなので、このホールは今日のようにとても良いアコースティックスになっているはずです。ぜひ、残響たっぷりのマーラーを聴いてみませんか?ご連絡いただければチケット(もちろん無料)をご用意しますよ。
 あ、あと、これはあくまで私の個人的な感想ですが、今日のような日のことを「さんいちいち」と呼ぶのは、大嫌い。
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by jurassic_oyaji | 2018-03-11 21:21 | 禁断 | Comments(0)