おやぢの部屋2
jurassic.exblog.jp
ブログトップ
2018年 08月 18日 ( 1 )
ドルビー・アトモスが9.1
 高校野球もクライマックスを迎えているようですね。正直、ああいう「根性物」は苦手です。そもそも、なぜ同じ県の代表校を応援しなければいけないのか、いまいち理解に苦しみますし。いや、県が1回戦でぽしゃったとなると、今度は「地方」の学校の応援に回る、という神経も、私の思考回路には存在してはいません。
 ですから、テレビにかじりついて「感動する」と言った体験とはまったく無縁ですから、自分の部屋で高校野球のテレビ中継を見るなどということは、まずありませんでした。それが、番組を予約するためにテレビをつけたら、たまたま高校野球をやっていて、その音がサラウンドだったのにはびっくりしてしまいました。しっかり「5.1」でしたからね。確かに、以前オリンピックの中継などでサラウンドになるようなことを聞いたことはありますが、実際にこんな風にスポーツ番組でサラウンドを体験したのは初めてのことです。
 昔の番組表を見て調べてみたのですが、最近のプロ野球とか、相撲などには「5.1」とか「SS」という表示はなかったので、これは高校野球だけのことなのでしょうか。あるいは「100回目」ということでの特別サービスだとか。
 もう、私の中では、映画などはサラウンドで見る(聴く)のが当たり前になっているのですが、それはあくまでWOWOWだけのことで、他の局ではやってはいないようですね。最近は、ドラマも映画も同時に作っているようなところがあるので、ドラマでもサラウンドにしてもいいのに、と思うのに、私の知る限りまだそれはないようですね。とりあえず、N響の放送が5.1になっているぐらいでしょうか。
 でも、なぜだか、NHKは今の画面でも十分なのにその上の「4K」とか、さらにその上の「8K」などという規格を実用化させようとしています。それに並行して、音声の方も「22.2」という、スピーカーが24個も必要なシステムも開発されているんですって。映画館の最高のスペックが「9.1」のはずなのに、いったい何を考えているのでしょう。その録音のためのワンポイントのマイクはこんなんですよ。もう笑うしかないですね。マジで狂ってます。
c0039487_21325548.jpg
 こんな無意味なものを開発するぐらいだったら、受信料を下げてほしいですよね。というか、受信料を払っている人は、誰もこんなものを望んではいませんって。まあ、甲子園球場ぐらいの広さの家を持っている人だったら、原寸大で「22.2」のサラウンドを体験できるでしょうけどね。
 そのNHKの甲子園番組のためにミュージシャンのFさんがテーマ曲を作ったのだそうです。今日ラジオで初めてフルバージョンを聴きましたが、そのアレンジでオケがバンドではなく吹奏楽になっているところがあるんですね。まあ、高校野球と吹奏楽と言えば切っても切れない縁なのでしょうから、こんなことを思いついたのでしょうが、私はこれを聴いて、いかに吹奏楽のサウンドがダサいか改めて知ることが出来ましたよ。そういうダサさを含めての「根性」を、編曲の中に生かしたかったんでしょうね。
 そんなダサさを一手に引き受けているのがサックスだ、なんて言ったら、怒り狂う人がたくさんいるでしょうね。いや、あくまで私見ですが、あの楽器は本来はクラシックで使われるために開発されたものなのに、ジャズのミュージシャンが使うようになってそこで始めて楽器としての存在価値が認識されたのではないでしょうか。ジャズの楽器としては、これ以上のものはないと人々が認めた時、彼らが最初に目指したクラシックのための楽器としての命は終わったのですよ。
 まあ、本当に上手な人だったら、そんな偏屈な人も頷かずにはいられない音楽を奏でることができるのでしょうが、そこまでのスキルがない人にかかると、これは楽器以前のものに変わります。音だけは馬鹿でかいのに、ピッチはデタラメ、そんなものを聴きたい時は、日立システムズホールのパフォーマンス広場に行けば、いつでもお目にかかれますよ。
c0039487_21325522.jpg
 そんな騒音地獄を抜けて表に出たら、こんなところにニューフィルのポスターがありました。これはいつものような合成ではないことを証明するために、あえて前を横切った人も入れて撮ってます。
[PR]
by jurassic_oyaji | 2018-08-18 21:34 | 禁断 | Comments(0)