おやぢの部屋2
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主部はすべて3小節単位になってます
 きのうは私の誕生日でした。最近はFacebookでほかの人の誕生日のお祝いメッセージなどはほとんど送っていないので、そろそろ罰が当たるのでは、と思っていましたが、まだまだ見放されてはいなかったようで、結構なコメントが寄せられました。どうもありがとうございました。ただ、一番目のコメントの返事を書いた時に、うっかり私の実年齢を入れてしまったので、なんだかそれに反応したようなコメントが後に続いたというのが、もしかしたら罰だったのかもしれませんね。
 そんな高齢になっても、いつもの仕事は滞りなく終わらせることができました。きのう発行予定だった「かいほうげん」は、もう月曜日には印刷が終わっていましたからね。プリンターはかなり使い込んだ、それこそ年季の入った機種なのですが、最近は別にトラブルは起こさずに、黙々と印刷作業を行ってくれています。今回も、もう色むらすらないとてもきれいな紙面が出来上がっていたので、安心して任せられます。
 と思っていたら、なんだか、あるページだけでトナーの汚れが目立つという、ちょっと不思議な現象が起こっていたのに気が付きました。
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 こんな風に、ほかのページは何の異常もないのに、4ページ目、つまり2枚目の表の印刷の時だけ、このような、おそらくドラムに付いたその前のトナーが除ききれなかったために起こる汚れが発生していたのです。なぜ、この場所だけなのかは不明ですが、最初は何の異常もなかったものが、10枚ぐらいでこのようになってきて、さらにひどくなる、という感じですね。でも、一度印刷を停止すると消えてしまい、また出てくる、という繰り返しです。仕方がないので、本当は全部まとめて印刷したかったのですが、それを10枚ごとに切って行うというやり方に変えました。こんな現象は、おそらくサービスの人を呼んでも再現できないはずですから、これはもう少し様子見です。たぶん、こんなのに当たった人はあまりいないはずでしょうし。
 あとは、一応私もなぜか担当に加わっている印刷物も、デザインの決定稿が出来たので、晴れて公開することができました。もう公式サイトやFacebookには出ていますが、こういうのです。
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 別に私がデザインしたわけではなく、私たちは出来てきたデザインに感想を述べて、よりよいものに仕上げる、という立場だったのですが、今回はその「感想」がかなり過激だったので、大幅に手直しをお願いすることになってしまいました。いわば「難産」だったんですよね。まあ、その結果、素晴らしいのが出来上がったので、まずは一安心です。こんなこともたまにはあります。
 練習の方は、「魔法使いの弟子」の3回目の合奏です。前曲は1回おきにしか合奏はやらないというスケジュールなので、なかなかやれません。それを、きのうはほぼ本番に近いテンポで押し切るという無謀なことをやっていたので、もうついていくのに精いっぱい、とても大変でした。でも、そのおかげで、今までのようにやみくもに自分のパートだけを練習していたのでは到底うまくいかないことがはっきり分かってきました。ほかのパートをきちんと聴いてそれに乗っていさえすれば、いずれは指も回ってくるのではないか、という気がします。
 つまり、今日になってスコアをきちんと見てみたら、木管が必死になって格闘しているところのまわりではいともシンプルなテーマが演奏されていて、それがきちんと3小節ずつに分けられていることが分かりました。そして、その時の木管も、きちんと3小節ごとにグルーピングが出来ていたのですよ。それに気が付いてしまうと、しっかりそのへんてこなフレーズたちに意味が見えてきました。というか、こんなことはもっと早い段階で気づくべきだったんですけどね。
 これで、次の合奏の時には、完璧に吹くことができるようになっていることでしょう。おそらく。
by jurassic_oyaji | 2019-01-23 21:56 | Comments(0)
Jurassic Award 2018
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年末恒例の「ジュラシック・アウォード」の発表です。この1年間に「おやぢの部屋」で聴いたものの中から、カテゴリー別に最も印象が深かったものを選ぶ、というものです。もちろん、審査員は私自身です。
昨年の末あたりから、今までは聴くことのできなかったサラウンドのソフトも聴くことができるようになりました。そのあたりも、今年の評価には影響を与えているはずです。
まずは、カテゴリーごとのアイテム数のランキングです。
第1位:合唱(今年47/昨年47)→
第2位:オーケストラ(35/33)→
第3位:フルート(18/18)→
第4位:オペラ(9/15)→
第4位:現代音楽(9/15)→
第6位:書籍(7/11)→
全て昨年と同じランキングですが、「オーケストラ」以外ではアイテム数が増えていないのが気になります。

■合唱部門
今年も、全く知らない作曲家や、全く聴いたことのない作品を手当たり次第に聴いてきましたが、なかなかこれというものには出会えませんでした。作品はなかなかのものなのに、演奏がいまいちで惜しいな、というものもありましたし。ですから、やはりよく知られた作品を新しいアプローチでまるで別の作品のように仕上げていた、クリスティの「ロ短調ミサ」あたりが、最も新鮮な感動を与えてくれました。
■オーケストラ部門
本当はクレンツィスのマーラーを挙げたかったのですが、あちらは某レコードアカデミー大賞受賞などという恥ずべきステイタスを獲得してしまったので、次点のバーンスタインのベートーヴェン交響曲全集で。これは、演奏も素晴らしいものですが、かつて4チャンネルとして録音されていたものを初めてBD-Aでサラウンド化したという、最新のフォーマットでのリイシューで、同じような試みの中では最も成功しているのではないでしょうか。これが大賞です。
■フルート部門
なんといっても、フルート界のレジェンド、ウィリアム・ベネットが78歳の時の録音が最高でしょう。彼のお弟子さんのローナ・マギーのソロ・アルバムも素敵でした。
■オペラ部門
これも、やはり昔の4チャンネルの録音をBD-Aで復活させたバーンスタインの「カルメン」を。このアイテムは以前にSACDでもサラウンド・バージョンが出ていたのですが、音のクオリティではやはりBD-Aの方が一歩抜きんでていました。
■現代音楽部門
シベリウスのひ孫という作曲家、というか、ロックバンドのベーシスト、ラウリ・ポラーの自作自演盤が、高い次元でジャンルの枠を超えた傑作でした。ここでは「現代音楽」の一つの進む道が、明確に開けていたはずです。
■書籍部門
やはり、「ベートーヴェン捏造」が秀逸でしたね。今まで学術レベルでは定説となっていたシンドラーの行状を、きわめて平明な(ちょっと度を越してる?)文体で綴ったというあたりが、勝因でしょう。それでも、「運命」や「テンペスト」といったタイトルや、「交響曲第8番の第2楽章はメトロノームを模倣している」といった俗説は、なくならないのでしょうね。

今年は、努めてサラウンドの音源を聴くようにしていたような気がします。「オーケストラ」でだけアイテムが増えていたのは、そのせいなのでしょう。まだ、配信データでサラウンド再生を行うには、かなりハードルが高いようですので、容易に高音質でサラウンド再生ができるBD-Aでのリリースが増えてほしいのですが、なかなかそうはいかないのがもどかしいですね。

by jurassic_oyaji | 2018-12-31 23:29 | Comments(2)
ジョナサン・ノット指揮の東京交響楽団
 一月半ほど前に、「東京にコンサートを聴きに行きたいが、その日がニューフィルの指揮者練習とぶつかる可能性がある」と書いていましたが、やっとこの時期の指揮者の予定が入ってきて、コンサートには全然かぶらないことが分かりました。だいぶ前から、7月はだめだとわかっていたようなのですが、それだったらもっと早く教えてくれたらいいのに。というのも、一般向けのチケットが発売されたのが今月の初めだったんですが、その時にはもうほとんど席はなくなっていましたからね。気が気じゃありませんでしたよ。指揮者の予定が決まるころには、もう空席はなくなってしまっているんじゃないかと思いましたね。なんたって、去年のメシアンでは、その日のうちに全席がなくなってしまいましたからね。
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 ですから、今日になって恐る恐る「ぴあ」を覗いてみて、まだ結構席が残っているのには一安心、すぐさま7月20日のサントリーホールと、翌日のミューザ川崎のチケットをゲットしましたよ。まだ先の話ですが、これで、心おきなくリゲティの「レクイエム」を楽しんでこれることになりました。「『レクイエム』を楽しむ」というのは、ちょっと変な言い方かもしれませんが。
 まあ、世の中にはほかの人から見たら「変」なことなんていっぱいありますから、そんなことは構いません。この間中私のFacebookで「友達限定」で公開していたこの写真も、そんな「変」なものでしたね。
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 これは、旧市街の北部にある、かつてはバス通りだった道沿いに、「一夜にして」現れた「変」な建物です。この周りには、古くからの民家や商店が立ち並んでいますが、それらは一様に時代からは見捨てられたようなそれこそ「昭和」のたたずまいを持ったものでした。そのど真ん中に、こんな、まるでテーマパークの中にあるような建物が出現したのですから、初めて見たときには信じられない思いでしたね。
 この写真を撮ったのは今月の22日でした。それで、その前はいったいどんな状態だったのかと思ってストリート・ビューを見てみたら、そこには今年の6月の写真がありました。
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 これでは、足場が組んであるので、別に何の変哲もない建物だと思うしかありませんね。ただ、なんだか奥行きが結構あるようなので、今日になって、改めてその写真を撮りに行ってきました。
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 ほぼ、ストリート・ビューと同じアングルで撮ったつもりですので、まあ全貌はわかるでしょうね。さっきの写真の時はまだ建物の前は工事中でしたが、もうほとんど舗装が完成していましたね。もう少しすれば、これが何のために作られたものなのかがはっきりすることでしょう。
 いや、別に何の意味もなく、単に、民家を発注した施主の趣味が反映されただけのものなのかもしれませんけどね。そうだとしても、これだけのインパクトで、付近の景観を一変させてしまったからには、それ相応のコンセプトを公表してほしいな、とは思いますね。私有地に好きなデザインで家を建てるのはその人の自由ですが、「景色」というものは世の中全ての人の所有物、「パブリック・ドメイン」なのですからね。
by jurassic_oyaji | 2018-12-28 22:27 | Comments(0)
「テヌート」だと終わった気がしません
 おとといからニューフィルでは春の定期演奏会へ向けての練習が始まったわけで、まずはメインの「幻想」を軽く流していましたね。実は、これは2回目の練習で、「第9」の練習が始まる前に、1回だけ通したことがあったのですね。その時から、練習指揮者はやたらとこの曲の表情記号にフランス語を使っていたのが気になっていました。なんか、指揮者が使っている楽譜には、イタリア語ではなくフランス語で、そんな記号が書いてあるみたいなのですね。
 でも、我々は一応「ベーレンライター版」と書いてあるパート譜を使って演奏しているので、それが最新のものだと思っていますから、そこにイタリア語で書いてあれば、それがスコアにも書いてあるはずなのにな、と、ちょっと不思議だったんですね。というより、ベーレンライター版のスコアもしっかり買ってあったのですが、音符の違いなどはチェックしていても、表情記号にはあまり構ってはいなかったのですよ。
 それで、そんなところを演奏しながらスコアを見てみると、確かにフランス語で書いてありました。もちろん、それは間違っていたのではなく、パート譜ではフランス語をイタリア語に「訳して」あったのですね。どちらの言葉でも言いたいことは一緒ですから、それで演奏する分には何の不自由もないのですよ。
 念のため、自筆稿はどうなっているのか見てみました。こんなのは、IMSLPで簡単に閲覧できますから、便利ですね。それには、もちろんフランス語で書いてありましたね。それで、印刷譜はどうなっているのか見てみると、そこにはブライトコプフの旧全集と、ベーレンライターの新全集の両方のスコアがありました。新全集ももう見られるようになっていたんですね。
 そこでは、旧全集がフランス語をイタリア語に直してありました。これが、最近まではそのまま使われていたのでしょうね。
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もちろん、新全集はきちんとフランス語に「戻して」ありました。
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 ただ、なぜか、旧全集は「練習番号」(1,2,3・・・)がつけられているのに、新全集では「練習記号」(A、B、C・・・)になっていますし、その場所も変わっています。
 つまり、この作品のスコアの場合、全く異なる場所に「番号」と「記号」がつけられている2種類の楽譜が存在しているのですよね。ですから、国内版だと、音友では「番号」が付いていますし、全音になると、ご丁寧に「番号」と「記号」が両方ともつけられているのですよ。
 これは、とても困ったことですね。何かの都合で別の版のスコアしかもっていない人同士がディスカッションするときは不便でしょうね。普通は、新しい校訂版ができたときには、以前の版と同じ番号なり記号なりをつける、というのは、ほぼ不文律のようになっていたのではないでしょうか。例えば、ベートーヴェンの交響曲であれほど騒がれたベーレンライター版ですら、その練習記号に関しては従来のものをしっかり踏襲していましたからね。あとは、ブルックナーのノヴァーク版も、ハース版と同じになっていますね。
 いや、ブルックナーの場合は、そもそも同じ版下を使っていて、違うところだけ書き換えているだけですから、そうせざるを得なかったのでしょうけどね。
 ですから、「幻想」のパート譜も、もしかしたら同じような事情があったのではないでしょうかね。今使っているパート譜には、「ベーレンライター版」と同時に「ブライトコプフ版」というクレジットもあるのです。つまり、ブライトコプフがベーレンライターのリプリント版を出しているということなのでしょう。ですから、ベーレンライターがスコアの校訂を終えてパート譜を作るときに、それまであったブライトコプフ版のパート譜をもとにして、必要なところだけ直していたのではないでしょうか。
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 だから、このパート譜を見ると、「番号」は消えていて、その代わりに「記号」が手書きで入っています。その時に、表情記号も別にフランス語に戻すこともないだろうと、イタリア語のままにしておいたのではないでしょうか。
 その流れで、曲の一番最後も自筆稿と新全集は「テヌート」という「文字」が書いてありますが、
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旧全集と、そしてそれをそのまま流用したパート譜には「フェルマータ」の記号が書かれています。
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 ですから、それを見た練習指揮者は、鬼の首を取ったように「ここは長く伸ばさないで音符通りに切ってください」という指示を出していましたね。
 しかし、間違いなく新全集を使って演奏しているはずの録音を聴いてみましたが、ガーディナーもラトルも、そしてノリントンも、この最後の音は延々と伸ばしていましたよ。つまり、旧全集で「tenu」が「フェルマータ」になっていたのは、しっかり意味があったのではないでしょうか。イタリア語の「tenuto」の意味は、「その状態で保持する」で、「fermata」の「止まる」という意味とかなり近いものがありますから、ベルリオーズの中ではこの2つのものは同じように感じられていたのではないか、と思うのですが、どうでしょうか。なんたって、「レ・シエクル」のロトの録音だって、ここはしっかり伸ばしているのですからね。
by jurassic_oyaji | 2018-12-21 22:17 | Comments(0)
「バスのうた」とか
 最近、90歳を少し超えたあたりの人の訃報が目につきませんか?ちょっと前だと80歳を超えれば、もうそろそろ、という感じだったのに、なんだかとても寿命が延びたような気がするのは、気のせいでしょうか。こういうデータに関しては割と身近な私の職場の資料でも、もはや100歳を超えてからお亡くなりになるような人も珍しくなくなっていますからね。
 94歳でお亡くなりになったのが、大中恩さんです。だいぶ前から健康を害していたようなうわさは聞いていたので、ついに、という感じですね。そんなころから思っていたのが、この方がもし亡くなった時に報道で付けられるのは、絶対に「『サッちゃん』と『いぬのおまわりさん』の作曲家」という「肩書」なのではないか、ということでした。本当にその通りになりましたね。どちらの曲も、おそらく知らない人はほとんどいないほどの超ヒット曲ですが、おそらく曲は知っていてもその作曲家の名前を知っている人はあまりいなかったのではないでしょうか。
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 これらの曲は、言ってみれば昔の「小学唱歌」のような「パブリック・ドメイン」として広く認識されているような気がします。「サッちゃん」は矢野顕子もカバーしてましたからね。
 もちろん、小学唱歌にしてもきちんと作曲家は存在していますから、それよりずっと新しいこれらの曲では、その気になればそれを作った大中恩さんの名前はすぐにわかるはずです。さらに、この方は、あの「椰子の実」の作曲をした大中寅二の息子だということもわかるでしょうね。
 大中恩さんがこれらの、いわゆる「童謡」を作った時には、その前の世代の専門の童謡作曲家とは一味違う質の高い、言い換えれば鑑賞に堪えうるだけの「童謡」を目指していたのではないでしょうか。「ぞうさん、ぞうさん、お鼻が長いのね」という「ぞうさん」を作ったのが團伊玖磨、「♪ブランコ揺れる、お空も揺れる」という「ぶらんこ」を作ったのが、芥川也寸志といった重鎮たちですし、「インディアンがとおる、アッホイアッホイアッホイオイ」という「インディアンがとおる」を作ったのは「前衛作曲家」の湯浅譲二でしたからね。
 そんな中にこそ、大中恩さんの多くの子供のための作品が位置付けられるはずです。何より、大中さんはそんな作品を、大人が歌える「合唱曲」としても世に問うたのですからね。かつて彼が主宰していた「コール・メグ」という合唱団でそれらの曲を聴いた時の衝撃は、今でも忘れられません。もちろん、それは大中さんの中ではそのほかの合唱曲と同じスタンスで作られたものだったのでしょうね。そう、合唱関係者であれば、彼の名前を知らない人は誰もいなかったはずです。
 その大中さんに、実際に会ったことがありました。大学の時の合唱団の連絡組織のようなものが、そのコンサートの指揮者として、大中さんを招待したのです。その時には、混声合唱団の合同演奏を指揮したので、私たち男声合唱団は実際に指揮をされたわけではありませんが、その前に公開リハーサルのようなものがあって、それに参加することはできました。
 そこでの大中さんの指導ぶりにも、とても驚かされましたね。その曲の「楽しさ」を、体をもって表現してくれて、歌っていた人たちの意識がまるで変ってしまったのを、つぶさに感じることができました。
 ちょっと記憶があいまいですが、その時の男声合唱の指揮が、あの多田武彦さんだったのではないでしょうか。彼の指揮、というか指導は、大中さんに比べるとあまりに杓子定規で全然面白くなかったことだけは、よく覚えています。
 まあ、90歳を超えれば、誰しも自分のやりたかったことはあらかたやり終えているのではないでしょうか。そのあとは、だれにも迷惑をかけることなく、ひっそりと世の中から消えていくような生き方(死に方)ができれば、幸せではないかと、しみじみ思います。
by jurassic_oyaji | 2018-12-05 22:44 | Comments(0)
あとは「魔法使いの弟子」と「スペイン狂詩曲」
 ニューフィルの定期演奏会が終わり、間に1回のお休みを取って、次の演奏会へ向けての練習が始まりました。会場はいつもの旭ヶ丘市民センターですが、考えてみたら私はなんと1ヶ月以上もここを使っていなかったことになりますね。本番前の週は交流ホールでソリストとの合わせ、その前は会場が取れなくて練習室4、さらにその前の週はパート練習だったのでここは使いませんでしたからね。
 そんな久しぶりの旭ヶ丘の大ホールに、なぜか私は一番最初に着いて鍵を開けることになってしまいました。演奏会当日、楽器類を全部積み込んだトラックが萩ホールを出発した時に、誰のせいなのかは分かりませんが、バス椅子が一つ積み残されていたのですよ。それに気が付いた頃には、トラックが発車してからかなり経っていたので、これから旭ヶ丘の楽器倉庫に行ってももう搬入は終わっていますから鍵がかかっています。仕方がないので、私が預かって職場に置いておいて、それをきのう運ぶことになっていたのですね。
 私としては、車にバス椅子を積むのは別に問題はないのですが、車は青年文化センターの駐車場に入れたいので、そこから私の重い荷物を持った上にこの重いバス椅子を抱えて歩いていくのではかなり辛いことになってしまいます。ですから、まず市民センターの前の道路に車を停めて、そこからバス椅子を運び込み、そのあと青文に車を入れる、というルートを取ることにしました。
 そうしたら、まだ誰も来ていませんでした。そのままホールの前に椅子だけを置いてきても、まさかこんなものを持っていく人などいるわけはないので大丈夫だとは思ったのですが、やはり何かあった時には困りますから、いちおう事務室に鍵をもらいに行ってきたということです。
 まだ真っ暗だったホールの電気をつけて、ステージの前にその椅子を置き、その上に鍵のケースを置いておきました。次に来た人は、なんだと思ったでしょうね。
 駐車場に車を置いてまたホールにやってきたら、その間にもう5人ほど来ていましたね。その中に、椅子を忘れてきた張本人もいたので、私に平謝りでしたっけ。
 次の演奏会と言えば、角田の「第9」になるのですが、今年はその本番の時期がいつもより遅くなっていたので、「第9」の練習だけをやっていたら次の定期の練習時間が足らなくなってしまうため、きのうはその定期のメインの曲「幻想」をとりあえず全曲通すことになっていました。
 そうしたら、なんと、こんな楽器を持ってきている人がいましたよ。
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 これは、「ファゴット」によく似た楽器で「バソン」と言います。つまり、フランス風のファゴットなんですよ。今度の定期は全曲フランスものなので、「楽譜に『バソン』と書いてあるので、これを使うことにした」と本人は言ってましたね。これは、アマチュア・オケとしては画期的なこと。そもそもアマチュアでバソンを持っている人なんて、普通はいませんからね。もちろん、ファゴットパートの他の3人は「ファゴット」を吹くのですが、1本だけでもこれが入っていれば、ずいぶん音色が変わるでしょうね。今回のキャッチコピーは「バソンが奏でるフランスの響き」にしましょうね。
 「幻想」は、ニューフィルにとってはこれが3回目の挑戦となります。私は、1回目はピッコロと1アシ(なぜかこの時のフルートパートは「大人の事情」で3人で吹くことになっていました)。2回目はピッコロ持ち替えの2番でしたが、今回は晴れて1番を吹けることになっていました。しかし、この曲のど頭はフルートとクラリネットのソリで始まるので、かなりの緊張感が伴います。私はそういうプレッシャーには弱いので、その最初の音はなんとも不本意なものになってしまいました。そのまま、第1楽章は立ち直れませんでしたね。2楽章以降は何とか普段のペースを取り戻せましたが、「幻想」をまた練習するのは「第9」が終わってからですから、その間にもっともっとさらっておかないと。
by jurassic_oyaji | 2018-10-31 23:36 | Comments(0)
七夕でした
 定期演奏会もいよいよ本番が近付いて、プログラムの校正などという仕事が回ってくる時期になりました。それは、ゲラがPDFで送られてくるので、出先でもスマホを見ながら仕事が出来ます。ちょうど、それを受け取ったのが病院の検査待ちで時間を持て余している時でしたから、そのまま直しを入れてメールを送って終わってしまいましたよ。どこにいてもこんなことが簡単にできるようになったのですから、とても助かりますね。
 今回は私は何も書いておらず、曲目解説は新田さんに丸投げでした。ですから、その中で私が書いたものを引用されていたのは、なにかくすぐったい気持ちになりましたね。曲の中で使われているテーマの元となった歌のタイトルだって、英語のライナーノーツを見て適当に日本語に訳していたのですが、それをそのまま使っていただけましたからね。
 それで、最後の<参考資料>というところに、斯界の立派な資料に混じって、しっかり「かいほうげんNr.260」という名前がありましたからね。ただ、これでは読んだ人が何のことだかわからないだろうと思って、「かいほうげん(仙台ニューフィル会報)Nr.260」と直させていただきました。
 それと同時進行で、あたらしい、その「かいほうげん」の編集です。今回は、たっぷりの原稿が集まったので、私が書いた部分はとても少なくて済みました。なんたって、2人の方から、それぞれにエッセイが届いたのですからね。一人は久しぶりにJAO(日本アマチュアオーケストラ連盟)のフェスティバルに行ってきた方の体験記。もう一つはほぼ隔回に寄稿してくれる、コンサートの記録です。原稿はしっかりWordで送られてきましたから、量は多いものの編集は簡単でした。ただ、そこに、写真を入れるのにちょっと手間取りましたかね。そして、レイアウトが決まったところで、その写真をすこし飾ることになるのですが、その作業がとても時間がかかります。ただ、作業自体は決まったことのっ繰り返しですから、何も考えずにひたすらサイズを変えたり影を付けたりということを何十枚分も繰り返すだけです。これはさすがにスマホではできないので、HDDに入れたファイルを持ち運んで職場と自宅とでの作業になります。
 それも全部出来上がってページを数えてみると、やはりどうやっても16ページには収まらないので、今回も20ページになってしまいました。そして、あとは最初のページだけきちんと作ればほとんど出来上がりです。
 その最初のページは、だいぶ前からこの時期だったら来年秋の定期演奏会の指揮者が決まっているはずだ、と思って用意をしておきました。ところが、候補者選びに時間がかかってしまった上に、いつもの会場が軒並み取れず、そんな時のための萩ホールもかろうじて空いてはいるものの、使用可能かどうかが確定するまでには、結構時間がかかってしまいそうなので、どう頑張っても今回の発行時には間に合いそうもないのですね。ということで、今回の掲載は見送ることにしました。
 そうなると、今度は別のものを持ってきて最初のページを埋めなければいけません。それを今、一生懸命考えているところです。まあ、いくつか使えそうなネタはあるのですが、やはりトップページはそれなりの重みが欲しいところですから、たとえばこんな写真を使うわけにはいきませんからね。
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 いや、季節外れだ、というわけではなく・・・
by jurassic_oyaji | 2018-10-12 22:55 | Comments(0)
ナクソスの「パクリ」
 おととい作っていたのは、「アンサンブル大会」の模様を録音したCDでした。出来るだけ手間を省くために最初からハイレゾではなく16/44.1のCDフォーマットで録っていたので、編集ソフトを使わずにレコーダーの中で切り貼りが出来て、それをそのままマスターに使えます。あとは、それをメディア・プレーヤーを使ってCDに焼くだけです。1枚焼くのに3分ぐらいしかかかりませんから、もうすぐにできてしまいます。それを、「CD-1」「CD-2」ともとりあえず10枚ずつ焼いてみました。それを一応「販売」しますから、少しは「商品」らしくジャケットも作ってみました。
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 この裏側には、演奏者の順番が印刷してあります。
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 去年はこんなんで、文字情報はありませんでしたから、少しは見やすくなったでしょうね。
 ただ、これを見ていると、なんだか本物のCDジャケットのように見えてきました。こんなレイアウトのジャケットで統一していたレーベルがありましたよね。たとえば、
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 ですから、さらに「商品」っぽくするために、同じようにロゴマークをでっち上げて上のジャケットに加えてみました。こんな感じ。
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 こんな風に、反対側に持ってきたのがアイデンティティってやつですね。
 拡大すると、
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 アマチュアとしては珍しい、「自主レーベル」のロゴマークです。なんてね。
 これを、昨日の練習の時に机の上に平積みにしておきました。そうしたら、まだ合奏が始まっていないうちにこのジャケットにつられたのか、かなりの人が買っていきましたね。そして、休憩時間になったら「CD-2」の方は売り切れていましたよ。
 売り切れても再プレスするつもりでしたから、希望者の名前を書く紙も用意しておきました。そうしたら、結局それぞれ5枚ほど追加が必要になってしまいました。全部で10枚売れれば元は取れるのですから、あとはもう作れば作るほど儲かるということになります。張り切って、新たにCDを作りましたよ。
 サンプル音源として、こちらにフルート四重奏にウッドブロックが入った「Syncopated Clock」をアップしておきました。私のパートは一番低いところで、目立ったソロはありませんが、例の「フラッター」が4回続くところの1回目と3回目(高い方の音)が私です。
by jurassic_oyaji | 2018-08-29 22:04 | Comments(0)
集配には来てもらえなくなります
 お盆の時期の私の仕事には、「会報」の発送作業もあります。こちらでもそういうものを作っていて、毎年行われるお盆のイベントで直接配られるのですが、それはほんの少しだけなので、残った分は送らなければいけません。これもやはり台風の影響で、手渡しできた分がいつもより少なかったので、当然発送分が増えてしまって、1000部を超えていました。それを封筒に詰めてあて名シールを貼りつけるという作業ですね。
 それは、もうきのうのうちにほぼ終わっていて、残りを仕上げたら今日の午前中にでも郵便局に「ゆうメール」として持って行ってもらう、という段取りでした。ところが、夕べハタと気が付いて、これは普通の郵便で送った方が安いのではないか、と思ったのですね。こういう、顧客全員に送るDMは年に2回あって、年末には暦などの重たいものが入るので、定形郵便だと25グラムを超えて1通92円になってしまいます。それが、ゆうメールだと88円で送れるんですね。実は、去年まではもっとずっと安かったのですが、今年になってこんな大幅な値上げになっていたのです。ただ、「郵便区内特別」を使っても、かろうじてゆうメールの方がお得、という状況でしたから、もう少し使おうかな、という感じではあったんですね。
 ところが、今回の封書は、A4用紙1枚だけしか入っていませんから、楽楽25グラム以下で、郵便だと82円で送れるんですよ(ゆうメールには、その区切りがなく、一律50グラムまでです)。これだったら、わざわざゆうメールを使う人はいないでしょう。なんでこんなことに今ごろになって気づいたのでしょうね。
 ただ、ここで問題が。今回詰めた封筒には全てゆうメールの表示が印刷されているんですよね。ですから、そのままでは使えません。それが見えないように新たに「別納郵便」のシールを作って貼るのがベストでしょうか。でも、そんなものを作っている時間はもうありません。だったら、少し大きめの切手を買ってきて貼ってしまえば、手間は同じことですよね。
 ただ、普通の糊の切手だと、あれを1000枚舐めるのは大変そう。いや、スポンジで水を付ければいいのでしょうが、なんだか水が邪魔です。それよりも、シールになっている記念切手を買ってくれば、ずいぶん楽でしょうね。ということで、そういうものを1000枚なんて、普通の郵便局ではまず手に入れられないでしょうから(この間は、ハガキさえありませんでした)大きな「本局」まで行って、こんなのを100シート買ってきました。
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 局員さんが「これが大きくていいですよ」と言ったので、これにしたのですが、いざ貼りはじめてみると、妙にデザイン重視でいろんな形にミシン目が入っているのがあって、いい位置に貼るのが結構大変でしたね。それよりも、中にはそのミシン目が不完全で、ヘタをするとそこだけ剥がれなくて、最悪切れてしまうことがあるのが問題です。デザインに凝る前に、きちんとミシン目で剥がれるようにする方が大切なことに、郵便局は気づいていないのでしょう。
 とにかく、今日中には出さなければいけないので、貼りましたよ。1000枚。そして、それはそのままポストに入れたのでは絶対に入りきりませんから、近くの郵便局の窓口に持っていきましたよ。そうしたら、局員さんは切手が貼ってあるか、すべての封書を点検していましたね。お互い、ご苦労様なことです。
 今のゆうメール(特約ゆうメール)からは、近いうちにまた値上げしたいような案内が来ています。最初この契約をした時には、当分値上げはしないようなことを言っていたのに、2年目には何の相談もなく大幅な値上げ、そして、その直後にまた値上げのお知らせですから、これはまっとうな商売をはるかに逸脱した、ほとんど詐欺まがいの商法ですよ。もちろん、これ以上値上げになったら何のメリットもありませんから、即刻解約するつもりです。
by jurassic_oyaji | 2018-08-13 21:15 | Comments(0)
やはりホールの録音にも歪みはありました
 この間開催された「タケノコ掘りたいかい?」で、竹藪の中のタケノコは根こそぎなくなってしまいました。しかし、今年のタケノコは全国的に大豊作なようで、その後もどんどん新しいタケノコがあちこちから伸び出してくるようになっていました。すごいのは、こんな風に枯れた竹の切り株から新しいタケノコが出てきたことです。
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 ただ、私のことですから、合成でこんな写真をでっちあげたんじゃないの?なんて疑惑をもたれてしまうかもしれませんね。実際、自分でも、「これなら作れるな」と思ってしまいましたからね。でも、残念ながらこれは合成ではありませんでした。その2日後の写真がこれです。すごいですね。
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 いずれにしても、このまま伸ばしておくわけにはいかないので、きのうのニューフィルの練習の前に少し掘って、持って行こうと思いました。
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 そこで用意したのが、こんな、コンテナ一杯のタケノコです。ただ、こんなのを車で持って行っても、駐車場から練習場まではとても抱えていくわけにもいかないので、自宅で使っている、車にも乗せられる小さな折り畳み式の台車に載せていくことにしましょう。
 その駐車場ですが、連休前にいつも使っているスーパーの上の駐車場に車を入れようとしたら、こんな張り紙がありました。
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 驚きましたね。もう長いことここを使っていますが、何の相談もなしにいきなり料金を倍にするというのですからね。もうここは使えません。そうなると、駐車場はお隣のホールの地下しかなくなりますね。今までは料金は同じだったのですが、スーパーの方は何か買い物をすると1時間分まけてくれるので、使っていただけですから、こんな料金になってしまったらもう未練はありません。
 ただ、そのホールの駐車場は、地下1階はそのままエレベーターに乗れますが、そこが空いてなくて地下2階になると、階段以外に通路はなくなってしまいます。つまり、地下2階に車を停めると、この重いコンテナを持って階段を登らなければいけなくなるのですよ。
 さいわい、きのうはガラガラだったので、無事エレベーターを使い、あとは楽器運搬で勝手知ったる道を使って練習場までタケノコを運びました。あ、もちろん私の楽器や楽譜も持っていきましたよ。
 そして、練習が終わってから「持って行ってください」とアナウンスしたら、みんなこのコンテナに群がって、すぐになくなってしまいましたよ。
 帰りは空のコンテナを台車に載せて駐車場に向かいます。ホールについて、エレベーターに一番近い入り口を開けようとすると・・・開きません。もう時間が遅いので、エレベーターが止まっているのでしょうか。そうなると、この大荷物を持って階段、ちょっと暗くなってしまいます。
 でも、なぜか自動ドアは開くんですね。早々とまわりの入り口は施錠してしまったと。もちろん、エレベーターはちゃんと使えました。駐車料は350円、スーパーの駐車場だと割引があっても600円ですからね。いつもこちらが空いているといいのですが。
 練習の時、録音、録画担当のWさんから、ホールで録音した音源を貸してもらいました。この間の演奏会では、同じマイクを使ってホールと私が別々に録音を行ったのですが、Wさんは両方を聴き比べて、公式のCDには私の録音の方を使ってくれました。ただ、それを聴くとちょっとした歪みが入っているところが見つかったので、ホールで録音したのはどうなっているのか聴きたくて、お願いしてあったのですよ。
 ホールのCDでは、やはり歪みはありました。ただ、私の録音ではそれが3ヵ所だったのですが、こちらは1ヵ所では歪みがなくなっているのですね。ただ、どうやらホールではリミッターをかけて録音していたような形跡がありました。歪みを起こすあたりのフォルテシモの付近になると、私の録音に比べるとなんだか全般的に少し抑えられているような音になっているのですよ。おそらく、それで1ヵ所は歪みを免れたのでしょう。でも残りの2ヶ所は、リミッターも力が及ばなかったのですね。私の録音では、リミッターは使ってはいません。ただ、別の種類の歪みを押さえるツールは使っていますが、それは殆ど音質には影響がありません。その違いがちゃんと出ていたんですね。
 それと、あの時私はリハーサルの録音を聴いて、ホールの担当者にメインのレベルを少し下げてもらうようにお願いしてありました。それがなかったら、ホールのCDももっと歪んだ箇所が増えていたでしょうね。
by jurassic_oyaji | 2018-05-09 21:55 | Comments(0)